DREAM.6ミドル級グランプリ2008 決勝戦/9・23さいたまスーパーアリーナ、速報観戦記まとめ
DREAM.6ミドル級グランプリ2008 決勝戦、9・23さいたまスーパーアリーナ大会を会場で観戦しました。速報観戦記を試合順にまとめましたので、改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ DREAM | OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦
・ 【27時更新】DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦(スポーツナビ速報)
* * *
なお、速報での試合タイムはだいたいの時間です(そのままにしています)。正式ジャッジは緑字で追記しましたので、そちらをご参照ください。
★16:45 | 速報その1 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
チラシがペンで束ねられ、入口で渡される。
いつもは紙封筒に入れて渡されるんだけどなあー。
発注モレ?
経費削減?
いつものように会場外が賑わい、
さいたまスーパーアリーナは狭いバージョンで7割の観衆(入場式終了時点)。
開始2分前に、先日亡くなったウラジミール・パコージンさんへの黙祷。
大会煽りVでは「皇帝、来日」のアナウンスに大歓声。
チラリと「Dynamite!!」のロゴマークがかぶる。
入場式で選手たちが歓声を集めた。
いいねぇ、さいたま。
▼ミドル級グランプリ2008 リザーブマッチ
[1]ユン・ドンシク vs アンドリュース・ナカハラ
1R
ドンシクは胴着を着ている。
ナカハラの打撃を警戒しながらなんどかテイクダウンを狙っていくドンシク。
ラウンド中盤に成功し、そこそこ長い時間、ナカハラが肩固めに苦しむ。
残り2分でナカハラが脱出、立ち技攻防で時間切れ。
2R
ナカハラのパンチが入り、ドンシクが腰を落とす。
ナカハラがパウンドで追い撃ち。レフェリーが止める。
30秒、ナカハラのKO勝ち。
○アンドリュース・ナカハラ(2R 30秒、TKO)ユン・ドンシク×
さあ、スタート!
★17:18 | 速報その2 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
▼ミドル級グランプリ2008 準決勝
[2]メルヴィン・マヌーフ vs ゲガール・ムサシ
1R
ムサシが冷静にマヌーフにまとわりつき、テイクダウン成功。バックマウントにとらえる。
マヌーフはなんとか身体を反転させ、ムサシと向かいあう。
しかしムサシはすでに三角絞め。
マヌーフは持ち上げてパワーボム。
あぁ、ムサシには効いてない!
解けないままの三角絞めにマヌーフが2分、小さくタップ。
○ゲガール・ムサシ(1R 1分28秒、三角絞め)メルヴィン・マヌーフ×
ムサシ圧勝。これは面白かった。
[3]ホナウド・ジャカレイ vs ゼルグ“弁慶”ガレシック
1R
ジャカレイが相手を軽く持ち上げて華麗に相手をテイクダウンで組み伏せる。
サイドポジション→マウントポジションと体勢をかえながら、ガレシックにパウンドを振り下ろす。
しかしガレシックが体勢を入れ替えて上に。
オオッと沸いた瞬間にはジャカレイが下から腕十字!
1分27秒、ガレシックは即座にタップ。
○ホナウド・ジャカレイ(1R 1分27秒、腕ひしぎ逆十字固め)ゼルグ“弁慶”ガレシック×
ジャカレイも圧勝。
ムサシvsジャカレイで決勝戦!
★18:02 | 速報その3 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
第3試合終了後、スピード2の曲で桜庭和志が入場!
桜庭和志です。リハビリしています。
大晦日に間に合うように頑張ります。
そろそろ田村(田村潔司)さん、どうですか。
みなさんもお願いしてください。
というカンジのメッセージ。
仮面をずらしてしゃべってました。
(参考リンク追加:グレート・ムタ調のお面を被った桜庭和志が登場)
▼ライト級ワンマッチ
[4]中村K太郎 vs アドリアーノ・マルチンス
1R
5分経過、中村がテイクダウンに成功。しかし攻めあぐねる(攻め疲れ?)
中村が流血でいったんストップ。
と同時に、両者にイエローカード。膠着を誘発しているとみなされる。
そこからはボクシングスタイルのまま時間切れ。
2R
うーん、トイレタイムと化してる。
ボクシングスタイルのまま。中村のパンチが時折入っているように見えるが、決定打はなし。
時間切れでブーイング!
判定2対1で中村勝利。
○中村K太郎(2R終了、判定2-1)アドリアーノ・マルチンス×
中村、トロフィーを持ってKのポーズするも、シーン。
▼ヘビー級ワンマッチ
[5]セルゲイ・ハリトーノフ vs ジミー・アンブリッツ
ハリトーノフにとっては、一つひとつ勝ってヒョードル戦にたどり着きたいところ。
Vで煽られる。
体重差のためグラウンドでの頭部への蹴りはなし。
1R
ハリトーノフ、ロープをつかむ反則でイエローカードを食らう。
しかし、終始スタンドで圧倒。崩れてヒザをついたアンブリッツ、パンチを続けられ右手でタップ。
45秒、ハリトーノフ復活勝利!
(※追記:時間モレ。正しくは1R 2分15秒)
○セルゲイ・ハリトーノフ(1R 2分15秒、KO)ジミー・アンブリッツ×
とうかアンブリッツはコンディション不足なのかダメージなのか、フラフラ。
いきなりの参戦、おつかれさまでした。
★18:34 | 速報その4 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
▼フェザー級ワンマッチ
[6]所英男 vs 山本篤
1R
いきなり山本のパンチでロープ際まで所が吹っ飛ぶ。
いきなり上からの体勢を山本が奪う。
所が下からの十字をしかけるも、抜けてスタンド再開。
あとは所がガードポジションに誘ったりするが、スタンド勝負主体。
2R
両者出血でチェックが入る。
所がガードポジションのグラウンド場面が多くなる。
いったん所が上になってから、所は腕十字狙いへ。
トコロコールの中で所が引っ張り続けるが、手のロックが切れず。
時間切れ。
判定3対0で山本勝利。
○山本篤(2R終了、判定3-0)所英男×
山本「もう一度所選手と。ちょっとチカラ抜いてました。次は全力で」
最後はブーイング。
★19:07 | 速報その5 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
▼ミドル級ワンマッチ
[7]ミノワマン vs 船木誠勝
ヒクソンに敗れて引退。収入が得られなくなり、JRの夜勤工事を船木がしていたことが煽りVで明かされる。
ミノワマンは赤パンツ。
1R
ミノワマンがスタンド、船木が出して来た足をつかんであっさりテイクダウン。
足関節に入るが、この攻防は船木にとっても望むところでしょう!
船木がヒールホールドに極めて捻る、捻る、捻る!
パンクラスで禁止技となったヒールホールドが復活したそのとき、船木もまた本当の復活へと踏み出した。
52秒、ミノワマンがマットを叩く。
○船木誠勝(1R 52秒、踵固め)ミノワマン×
ヒールホールドを解いた後に、グラウンドのまま抱き合う船木とミノワマン。
拍手せずにはいられない!
マイクを船木が持つ。拍手を送るセコンド勢の中には、柴田勝頼もいる。
しばらく何も話せない船木。
込み上げてくるものがある。
表情で間をつくる船木劇場。
船木「身体が使えなくなるまで、格闘技のためにできることをやっていきます!
ありがとうございました」
船木誠勝、「秒殺」勝利!
★20:10 | 速報その6 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
休憩明けにエメリヤーエンコ・ヒョードル登場。
大晦日に日本で闘いたい意向を改めて示す。
(参考リンク追加:エメリヤーエンコ・ヒョードルが挨拶)
▼ウェルター級ワンマッチ
[8]桜井“マッハ”速人 vs 弘中邦佳
レベルも低くはないんだろうし、スタミナが切れてるわけでもない。
でも地味です。仲良しなので打ち抜けない?
ラスト1分になってマッハのパンチが顎に入る。
お尻から落ちた弘中にパウンドが降り注ぐが、時間切れ。
判定3対0でマッハ勝利。
○桜井“マッハ”速人(2R終了、判定3-0)弘中邦佳×
両者が引き揚げたあとヨアキム・ハンセンが挨拶
「私の次の試合は大晦日となりますので、またそのときにお会いしましょう」
(参考リンク追加:DREAMライト級王者ヨアキム・ハンセンが大晦日出陣を宣言)
▼ミドル級ワンマッチ
[9]秋山成勲 vs 外岡真徳
大阪でもなりやまぬブーイングを受けて、
煽りVテーマは「異論!反論!秋山成勲」。
オチは「必要悪」。
秋山には入場曲前からブーイング。
ステージでセコンド勢と正座→礼でもブーイング。
柔道流に投げる(倒す)こと二度。
秋山が外岡を倒していたぶり、最後は1R6分、腕十字。
○秋山成勲(1R 6分26秒、腕ひしぎ逆十字固め)外岡真徳×
秋山「年末、自分、吉田秀彦とやりたいです。
吉田さん、受けてくれますよね。
そのときはみなさん、応援よろしくお願いします。
ちょっとだけでいいです」
会場を見渡すと、最後の発言を受けては拍手をしている観客が多かったです。
★20:57 | 速報その7 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
▼ライト級ワンマッチ
[10]青木真也 vs トッド・ムーア
1R1分、相手におんぶの要領でのっかってそのままコーナーを背にスリーパー。
ムーアはギブアップ。
○青木真也(1R 1分10秒、裸絞め)トッド・ムーア×
青木「今日はえらそうなこと言わせてください。
秋山『マイケルジャクソン』成勲先輩、
ネバーランドでめちゃくちゃワオワオしませんか。
後はDREAMにまかせます」
たぶん対戦表明!
▼ヘビー級ワンマッチ
[11]ミルコ・クロコップ vs アリスター・オーフレイム
ヒョードルが両選手に花束を渡す。
両者睨み合い!
開始から1分、ミルコが身体のさばきを誤り、グラウンドでの上の体勢を許す。
ミルコが下でパンチを食らい顔面出血。
ドクターチェックが入るがセーフ。
ドントムーブで再開。ミルコ、一度は脱出も、蹴り足をつかまれ、またグラウンドでパンチを浴びる。
スタンドへ。アリスターが攻める際に、何かをレフェリーにアピールするミルコ。
そこからアリスターのムエタイ式の組んでのヒザによる金的が二度に渡り、インターバルの休憩がとられる。
リング上でずっと横になっているミルコ。
ドクターが続行不可能と判断。ノーコンテストに。
△ミルコ・クロコップ(1R 6分9秒、ノーコンテスト(ローブロー))アリスター・オーフレイム△
スロー再生でもモロに入ってましたからね、、、。
ただ、ミルコは劣勢だった。
また鍛えて帰ってくる必要がある。
K−1のバダ・ハリが挨拶。
「今日は抱き合ったり、キスしたりしか見てません。
本当のノックアウトを見たいなら、みなさんは違う場所に来ています」
DREAMに対戦表明という結論だったが、観客はムカついたのでブーイング。
Dynamite!!につながるようだ。
(参考リンク追加:K-1ヘビー級王者バダ・ハリがコメント!!)
★21:26 | 速報その8 /DREAM.6さいたまスーパーアリーナ
<会場・さいたまスーパーアリーナより速報中>
▼ミドル級グランプリ2008 決勝
[12]ホナウド・ジャカレイ vs ゲガール・ムサシ
そろそろTBS放映が始まる時間です。
しかし、これからメイン。
21時2分にゴング。
ジャカレイがムサシの足首あたりにダイブするような見事な両足タックル。
続いて腰のあたりに絡み付きテイクダウン。
これが準決勝と同じように、相手のムサシを持ち上げてから決まる。
ジャカレイが上から勢いよくパンチを振り下ろした。
ジャカレイ、圧勝!?
と思った次の瞬間、マットに崩れ落ちるジャカレイ。
スロー再生。下から蹴り上げたムサシのカカトがジャカレイのアゴに正面衝突。
どよめくアリーナ。
2分15秒、ノックアウト勝ちでムサシがトーナメントを制す!
○ゲガール・ムサシ(1R 2分15秒、KO)ホナウド・ジャカレイ×
時間は長い興行でしたが、いろんなドラマや対戦表明があった濃い大会でした。
長いとは感じなかったなあ。
ミドル級トーナメントをみていて、あらためて人材の宝庫ぶりを感じる。
結果的に負けたが、リスクを恐れぬジャカレイのような積極性は嬉しくなるではないか。
そして、今日は船木の勝利に乾杯したい。
速報終了です。
※24:30デジカメ写真追加
■□T.SAKAi
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