船木誠勝vsミノワマン決定~船木は引退をかけての出陣。ミノワマンは「怖い船木」を予告
秋山成勲のカードは未発表ながら・・・大会まであと12日となった11日、DREAMが記者会見で追加カードを発表した。
・ 引退をかけて船木、弟子・ミノワマンと真っ向勝負=9.23DREAM/桜井マッハvs.弘中、K太郎vs.KIDからの刺客(スポーツナビ)
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・ 船木「自分の首を獲るつもりなら、真っ向から受けて立ちます。介錯するのなら、首の皮1枚も残らないようにやってほしい。全力で抵抗します。(復帰初戦の桜庭和志戦、2戦目の田村潔司戦と連敗)3度目の正直という言葉もありますし、いつまでもダラダラと甘えて試合するのは好きじゃない。(ミノワマンは)思い切りぶつかれる相手。試合が終わった後の気持ちで、介錯されたかを決めます。勝てばまだまだやれると思うでしょうし、それを決めるには打ってつけの相手ですね」
・ ミノワマン「(船木はパンクラス時代の先輩)自分がパンクラスを選らんだ時点で、憧れであり、尊敬する選手。当時見ていて、理想のリアルプロレスラーに近い存在だと思っていました。ミノワマン第9話『運命の巻』。デビューしてから今までやってきたこと、信じた道、戦ってきたこと、喜び、悲しみ、すべての感情と肉体を使って(首を)獲りにいきたい。(精彩を欠く復帰後の船木は)本当の船木さんじゃない。弟子相手には絶対に負けられないだろうし、自分の試合の時には本当の“怖い船木さん”が出てくると思う。(勝てば)自分自身の殻を破るきっかけになる」
■DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦
9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ16:00
=残りカード=
・ 秋山成勲のカードについて、笹原プロデューサー「日本人、外国人を含む候補の選手を3名挙げて、秋山選手サイドに打診したんですが、まだ本人から返事が来ていません。待っている状況です」。できれば今週中に発表したい。
・ 今大会はあと2試合程度を追加予定とのこと。
=追加カード=
▼ミドル級ワンマッチ
ミノワマン vs 船木誠勝
▼ウェルター級ワンマッチ
桜井“マッハ”速人 vs 弘中邦佳
▼ライト級ワンマッチ
中村K太郎 vs アドリアーノ・マルチンス
=既報カード=
▼ミドル級グランプリ2008 準決勝
ホナウド・ジャカレイ vs ゼルグ“弁慶”ガレシック
メルヴィン・マヌーフ vs ゲガール・ムサシ
▼ミドル級グランプリ2008 決勝
「ジャカレイ・ガレシック戦」勝者 vs 「マヌーフ・ムサシ戦」勝者
▼ヘビー級ワンマッチ
ミルコ・クロコップ vs アリスター・オーフレイム
セルゲイ・ハリトーノフ vs マイティ・モー
▼ミドル級グランプリ2008 リザーブマッチ
ユン・ドンシク vs アンドリュース・ナカハラ
▼フェザー級 ワンマッチ
所英男 vs 山本篤
超大物バンド「メタリカ」がDREAM参戦(スポニチ)
米ロックバンド「メタリカ」が、23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「DREAM6」の公式スポンサーになった。5年ぶりの新作アルバム「デス・マグネティック」のPRのため。「METALICA」のロゴがリングサイド全4面や場内ビジョン、販売されるパンフレットなどで登場。参戦する桜井“マッハ”速人(33)のリングパンツにも使われる。
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船木、復帰3戦目には早すぎる、“引退覚悟”のニュアンス。そこに“怖い船木さん”という意味合いを持ってきたミノワマンはリアルプロレスラー。相手の力量を引き出すという発言は大歓迎!
さて、船木については、復帰会見の際に「二度と引退はしない」というニュアンスを語っていた記憶があった。1年2か月前の会見をプレイバック。
・ 【HERO'S】船木誠勝「桜庭や田村を見て現役復帰を決意した」(2007/07/17GBR)
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・ 船木「85kgなのでライトヘビー級でやっていこうと思います。自分は一度引退した人間なので、二度と引退は出来ないんですよ。だからリミットはないですし、使ってもらえるのであれば、使ってもらえる限りやります。ただし見ている方が目を覆いたくなるようになれば、その時は辞めます」
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発言に「ただし見ている方が目を覆いたくなるようになれば~」という補足はしていたんですね。今回「ダラダラと甘えて試合するのは好きじゃない」と発言したことで、復帰時に自身で想定したパフォーマンスを発揮できていないことが強調された。
同記事でこう発言していた前田日明の心境も複雑だろう。
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・ 前田日明「僕と船木はリングスとパンクラスで別れたけれど、船木はモーリス・スミスに勝ったり、一ヶ月に一回は試合を続けていて、今思うとやっていたなと。でもそれを経験した人間のポテンシャルは今の選手と全然違う。
今は柔術から総合格闘技に入りますけど、自分らはキャッチレスリングから入りました。だから船木と今の総合格闘技の試合を見ていると『ああいう技が使えるのにね』って話をすることが多い。例えばそれを選手たちに言っても、イメージできないんです。だから船木はリング上で誰も気付かない事ができると思います」
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そう簡単にいかないことはわかっているが、「リング上で誰も気付かない事」の片鱗は見せてほしい!
桜庭、田村、ミノワマンとUWF系対決ばかりでカードを固められるのは、応援する側としては複雑。だけれども、ここで何がしかの突破口を船木に見つけてほしいところではある。船木の“引退をかけた”出陣の中身に期待したい。
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