テレビ朝日も柴田勝頼にラブコール? 後藤洋央紀G1初制覇直後のコメントをそのまま放送していた
8月17日に最強決定戦シリーズ「G1クライマックス」を制覇しながら、8月31日には武藤敬司に敗退。新日本プロレスの至宝奪還を成し遂げられなかった後藤洋央紀。
ちょっと前の話になるが、なにぶん録画を今更ながらに確認していてわかったのでお許しを。G1優勝決定戦は8月23日(土)深夜の『ワールド・プロレスリング』で流れていた。画面は、後藤洋央紀のバックステージ、コメントルームへと切り替わる。
ボクが“カットでしょ”と思っていたあのコメント、しっかり流れる。
* * *
---さあ、G1優勝しました。この喜びを誰に伝えましょうか。
後藤 いまプロレス界から遠ざかってますけど、格闘技界、柴田勝頼、彼にいちばん伝えたいですね。
彼は昔からのライバルであり、恩人であり・・・。
オレ、彼いなかったら、プロレスラーになってなかったかもしれないんで。
いま、この場にいることも、彼のおかげ。
もちろん、今まで応援してくれたファンのみんな、そういう人たちのおかげですけど・・・彼に伝えたいと思います。
* * *
柴田との“青春時代”写真つきのおまけまで。いやはや、これはビックリした。
参考。
・ 2008.08.18 カクトウログ: 「柴田勝頼に一番伝えたい」G1クライマックス覇者の後藤洋央紀、異例の越境メッセージ
・ 2008.08.28 カクトウログ: 後藤洋央紀は無断で柴田勝頼の名前を出していた~両者の“初対決”がノーピープルマッチで実現
後藤の青春プレイバックをシッカリやりたかったのか。テレビ朝日からの間接的なラブコールだったのか(アナウンサーが聞くところからお約束?)。なんとも興味を抱かせる構成でありました。柴田は新日本プロレス時代、視聴率男でもあったし。
柴田と後藤。いつかリングで“再会”することはあるのか。そのためには、後藤には“もっと柴田が戻りたくなるようなリング”をつくっていく必要があるし、柴田も“これを成し遂げたから、戻ってもいいか”と思える節目を勝ち取らなければいけない。もう少し時間はかかりそう。
さて、新日本話題つながり。
後藤がIWGP奪還に失敗したことで、菅林直樹社長が辞任を電撃表明。
・ 多重ロマンチック:菅林社長 IWGP奪還失敗の責任取ります
といっても、ユークスに「進退伺いを出す」ってだけの話ですが。東スポ(9/1発売分)しか報じてないので、東スポ劇場であると現時点では思われる。武藤敬司の防衛を一面に持ってきてくれる東スポは素晴らしい新聞なんだが、“もうひとネタ”も欲しかったんでしょう。
辞意表明という話題のもって行き方は微妙だけれども、ボクは菅林社長の振る舞いに不満を感じてました。タイトル奪取失敗に終わっても、なんだかさっぱりしてる。オフィシャルブログからも、執念が感じられなかった。これだけ団体間の緊張感が希薄になっている時代なんである。社長が一肌脱いでいくのも当然の流れ。
単年度黒字へと順調に進んでいる新日本に、菅林社長は絶対必要。さらに、これからは社長の“プロレス頭”も少しずつ披露されていくのかもしれない。
・・・今ごろ、「ちょっと東スポさん、カンベンしてくださいよぉ!」って言ってるかもしれないけど(笑)。
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