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2008.10.27

川田利明の父は「父親役」だった~虚実入り混じったハッスル・エンターテインメント、栃木で開花

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 バスでしか到達できない栃木県宇都宮市清原体育館でハッスル・グランプリ決勝戦。斬新な設定に対してどういう結末をもってくるのが注目された。出来事はリンク先でご確認を。
・ ハッスル・ツアー2008~10.26 in TOCHIGI~
(スポーツナビ)

・ ハッスル・ツアー2008~10.26 in TOCHIGI~
(ハッスル公式)

 ハッスル劇場のカギを握ったのは、川田利明の“父親”。「初めて公の場でお披露目する両親」「試合中に興奮した67歳の父親」というくだりもあってすっかり本物だと思い込んでいたのだが・・・一夜明けた報道に“父親役”だったことが記された。うーん、やられた!

・ 川田ハッスルGP制覇!パパの命も救った(スポニチ)
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リング下で応援していた川田の“父親”が興奮のあまり昏倒(こんとう)。
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・ 川田 GP家族愛VでCDデビュー放棄(デイリー)
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試合中、川田の父親役として登場した人物が胸を押さえてこん倒。
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・ ハッスル劇場に思う(トッチギ!トッチギ!) - みるくてぃーをひとくち
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すっかり川田さんの本当のお父さんかと思っちゃて、川田さんの家族ってここまでするのお?と思っちゃってましたが、こうして冷静になってみると確か川田さんのお父上はお亡くなりだったように思うので、ああここは総統劇場なんだぁ、そうか彼は「モンスターK」のお父さん役の人なんだぁ、と得心しやっとこ心が軽くなりました。
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 それにしても、見事であります(ケロロ軍曹調で)。

 これまでハッスルは、レーザー・ビターン、レーザー・ビターン返しに象徴されるショー的な切り口をビッグマッチに投入。スポーツ・エンターテインメントとしての仕掛けを組み込んできた。だけれども、さすがに地方での試合。ライトな一般層もがっつり巻き込まないと集客は厳しい。「ライト層に受け入れ可能な普通のプロレス」と「ライト層が拒否感を感じるかもしれない仕掛け」の折り合いをどうつけるのかか焦点となる。

 そこをどうクリアしていくのかが、ボクの最大の興味だった。

 ハッスルの仕掛け、栃木でやれんのか!?

 大会では、まず川田利明がこんな言葉で観客に魔法をかけにかかる。
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ノリノリで『TOCHIGI』を歌い終えた川田は、佐藤市長に感謝のお礼を述べると、「今日は最後まで盛り上がって行くぞ! その前に、俺の両親をみんなに紹介してもいいかな?」と、“栃木の星”を生み出した両親を観客に紹介し…。
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 この入り方が“ウソ”であるとは普通は思えない。大会の主役に躍り出たモンスターKの父親。ショー的要素に「説得力」を持たせるための人間ドラマが動き出す。

 「インリン・オブ・ジョイトイの主張」「HGのゲイキャラ」「和泉元彌の生き様」「高田延彦の復活」「坂田亘と小池栄子さんの愛」…多くの人間ドラマがハッスルのショーに説得力を持たせてきた。

 今回は「川田利明の郷土愛・家族愛」。

 いや、もうひとつ「川田利明のオペラ愛」。

 ハッスルハウスなどで「オペラなのに唄がないのはおかしい」と歌い続けてきた川田は、栃木大会へとつながる仕込みだった!? 「CDデビュー」を“揺るがない願い”にまで高めておいて、土壇場で否定→家族愛を選択。これがまた、人間ドラマとしての説得力を生んだ。

 もちろん、一般人(と思わせた登場人物)の生死を連想させる場面をエンターテインメントとして取り上げた点については批判もあることだろう。ただ、それもまた「治った!」という父親のセリフでバカ負けした気持ちになったんじゃないか。

 全盛期だったドリフターズによる「8時だヨ!全員集合」も、学校の先生とかが「見てはダメ」というくらいの反則を盛り込んだりしたものだ。同番組が持っていた求心力をひとつのモデルとしているハッスルも、やはり反則スレスレなんである。

 栃木でハッスル・ビッグマッチ。この設定をクリアするには、これまで以上の虚実入り混じり度を提供する必要があった。拒否感をひっくり返す、老若男女に伝わる人間ドラマが必要だった。

 父親は本物じゃなかった。ダマされた!と思っている観客もいるかもしれない。そこにハッスルは、「感動だけは本物」という凄まじい結論を栃木に落として来た。

 これはある意味では「プロレス」の真髄を突いている。ハッスル・エンターテインメント、栃木で開花!

 ちょっと間が空きますが、この模様は地上波でも確認しましょう。やはり映像も見ないとね。
・ 特番『ハッスルGP2008究極の決勝SP』(ハッスル公式)
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★放送日時:2008年11月9日(日) 16時~17時15分
★放送局:テレビ東京系全国6局ネット
(テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送)
★放送内容:10・16後楽園ホール&10・26栃木県宇都宮市清原体育館
(『ハッスルGP2008』決勝戦  川田利明VS坂田亘 他)

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 山口社長は堂々と勝利宣言。
・ ハッスル山口社長「年末は山本モナ以上の大物を出す」と宣言!(kamipro)
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また、超満員の大成功に終わった初の栃木大会について「従来のプロレスとは違う、スポーツエンターテインメントが地方でも受け入れてもらえることがわかった。これまでやってきたことは間違いないと確信しました」と、大きな手応えを感じたようだ。
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 ハッスルの年末は「12月30日に両国国技館」という噂があります。これは専門誌『kamipro』での「ブラックアイさん・MMA IRONMANさん・カクトウログによるハッスル・ブロガー座談会」にてMMA IRONMANさんが明かし、『Kamipro』が肯定も否定もせず見出しにしたもの。

 スポーツ界&芸能界から大物が続々参戦? 概要は正式発表を待ちましょう。さあ、ハッスルがこのまま元気を取り戻すか。

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