11・3全日本プロレス両国国技館、速報観戦記まとめ/G・ムタ×鈴木みのる、丸藤正道×近藤修司
11・3全日本プロレス両国国技館大会「2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.6」を会場で観戦しました。速報観戦記を試合順にまとめましたので、改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ 『2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.6』 東京・両国国技館(全日本公式)
・ 【24時更新】全日本プロレス「2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.6」(スポーツナビ速報)
* * *
なお、速報での試合タイムはだいたいの時間または耳で聞いた時間です(聞き間違いなどもそのままにしています)。正式ジャッジは緑字で追記しましたので、そちらをご参照ください。
★16:47 | 全日本両国速報1
<会場・両国国技館より速報中>
試合に先立ち、F4の三人が挨拶&前説。
カード紹介ではセミとメインに歓声。
入りはよくない、いずれのフロアも半分。
ノリは悪くない。
▼3WAYマッチ
[1]荒谷望誉 vs 渕正信 vs 菊タロー
荒谷を他の二人が無視してシングルマッチのように闘うというネタ。
6分、渕が荒谷を首固め。
○渕正信(6分01秒、首固め)荒谷望誉×
※3WAYマッチ。もう一人は菊タロー
[2]真田聖也 vs 征矢学
オーソドックスな攻防、真田は逆エビ固めで征矢のスタミナを奪いにかかる。
体格に勝る征矢は、体当たり系&投げ技で対抗。
この闘い方自体が両者の主張か。
されど終盤はエルボー合戦→征矢スロージャーマン→バックドロップホールド。
13分38秒、征矢が勝利。
ゴツゴツとした試合。
○征矢学(13分38秒、パワプロブースター→エビ固め)真田聖也×
[3]西村修&エルビス・シャープ&シェーン・チャング vs 太陽ケア&NOSAWA論外&MAZADA
西村組はスピニング・トーホールドで入場!
ドリー門下生からはダブルアームスープレックスも飛び出す。
8分5秒、太陽ケアがドリー門下生をTKOで下す。
○太陽ケア&NOSAWA論外&MAZADA(8分05秒、TKO→片エビ固め)西村修&エルビス・シャープ&シェーン・チャング×
★17:35 | 全日本両国速報2
<会場・両国国技館より速報中>
▼浜亮太デビュー戦
[4]曙 vs 浜亮太
210キロvs189キロ。
何度も浜を転がすように投げる曙。
やられまくった末に浜が逆襲の投げに成功。
試合の軸はとってもシンプル。
意外なスリリングさに場内沸きっぱなし!
けっこう面白かった。
5分4秒、ボノちゃんプレス、いやジャンピングボディプレスで曙が勝利。
○曙(5分05秒、ランニングボディプレス→体固め)浜亮太×
[5]諏訪魔&カズ・ハヤシ&土方隆司 vs TARU&平井伸和&“brother”YASSHI
カズによる平井批判を煽りVに盛り込むのはいいけど、バックステージコメント風で「携帯サイトの日記の読み上げ」というのがいただけない。
迷彩色の顔面ペイントを平井は施している。
相手チームから代わる代わる制裁を食らいピンチの平井。
ヒール流の急所蹴りで脱出する。
しかしいかんせん正規軍が優勢。
ただブードゥーにはレフェリーの目を盗んでの反則殺法があります。
平井がカズに消火器を噴射
→消火器の底で頭部を攻撃。
16分20秒、平井がカズを押さえてフォール勝ち。
TARU&○平井伸和&“brother”YASSHI(14分20秒、消火器攻撃→片エビ固め)諏訪魔&カズ・ハヤシ×&土方隆司
タル「平井の名前を変える。『ヘイト』(嫌われ者)や!」
文字にするとヒール・平井が本格始動ってことなんでしょうけど、ちょいユルめ。
それがまたリアルに「ブードゥーはどこにいくんでしょう?」と思わせたりもする。
休憩です。
★18:14 | 全日本両国速報3
<会場・両国国技館より速報中>
[6]小島聡&KAI&大和ヒロシ vs 天山広吉&内藤哲也&裕次郎
テンコジが先発、気持ちを確かめ合うようにぶつかり合う。
つづく次世代対決では、切れ味のいい攻防。
10分経過で天山が小島にTTD→アナコンダバイス。
小島はラリアット。
連係から天山がダイビングヘッドを繰り出す
→足をすべらせ?失敗。
ドクターがかけよる。天山大丈夫か?
F4勢が今度は連係で沸かせる。
14分20秒、内藤が捻りを入れたムーンサルトプレスで大和にフォール勝ち。
天山広吉&○内藤哲也&裕次郎(18分20秒、スターダストプレス→体固め)小島聡&KAI&大和ヒロシ×
両方の次世代組のいいところが出た上で、ノーリミットが貫禄勝ち。
こういう未来につながっていく試合はいい!
★19:06 | 全日本両国速報4
<会場・両国国技館より速報中>
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[7=セミ][王者]丸藤正道 vs [挑戦者]近藤修司
※第27代王者、2度目の防衛戦
煽りVの中に先日のノアフルタイム戦。
観客席も1階は7割くらいは埋まってきた!
グラウンド→ロープに押し込んでのやり取り。
その緊張感に序盤から両国はどよめきの連続。
近藤のザ☆オリジナルは、丸藤が空中ライダーキックで阻止。
しかし丸藤、エプロンで近藤にリフトアップされ、場外に投げすてられる。
丸藤劣勢となり10分経過。
丸藤がずるさを織り交ぜた闘いぶりで主導権を握り返す。
アウェーでのヒール丸藤にブーイング。
ロープ、エプロン、鉄柵。あらゆるアイテムを使いこなす丸藤。
15分経過。
丸藤は近藤の足を集中攻撃→足4の字。
コンドーコールに背中を押されてなんとか近藤エスケープ。
近藤ラグビータックル!
近藤が有利になったところで20分経過。
近藤がみたことのない投げをみせるも、丸藤のインサイドワークは相変わらず。
丸藤不知火カウント2。
フラフラバックドロップ合戦&空中戦。
25分経過。
近藤ザ☆オリジナルは不完全でカウント2。
不知火狙いの丸藤をコーナー上に乗っけて近藤バックブリーカー。
丸藤はコブラクラッチ風三角絞め
→スープレックス
→フロムコーナートゥーコーナー
→コーナー金具にのっての不知火。
カウント2。うおー。
近藤はクビナゲで丸藤をコーナーに投げ付け。
キングコングラリアットはカウント2。
コーナー上から不知火改、カウント2。
また近藤ラリアット。
丸藤は串刺しトラースキックで近藤にダメージを与えておいて、、、
37分、ポールシフト。丸藤が近藤を下す。
○丸藤正道(37分55秒、ポールシフト→エビ固め)近藤修司×
※丸藤正道:2度目の防衛に成功
近藤の強さを引き出した上で、きっちり丸藤流にねじふせた!
リングサイドにジュニア勢が大挙押し寄せる。
丸藤が指を指したのは、、、
えっ論外!
★20:10 | 全日本両国速報5
<会場・両国国技館より速報中>
▼三冠ヘビー級選手権試合
[8=メイン][王者]グレート・ムタ vs [挑戦者]鈴木みのる
※第38代王者、初防衛戦
みのる、タオル・タイツともに右が黒。左が白。
いや、タオルをとると、髪まで半々!
19時12分ゴング。
序盤は武藤vsみのるで繰り広げられた「ガチンコグラウンド」の再現。
魔界のムタも痛がり、みのるがアキレス腱固め→ヒールホールドに移行しようとしたところでエスケープ。
みのるは舌出し腰振りプロレスラブポーズで武藤をおちょくる。
場外戦で流血させられ、さらに覚醒!
血を舐めて、椅子を振り下ろす。
みのる椅子へのゴッチ式パイル。
ムタ緑の毒霧
→噴射間もなくみのるがムタの口を押さえる
→みのるスリーパー。
耐えきったムタはシャイニングショー。
しかし、ここでのみのるは死んだふり。
ムーンサルトを叩き落としてスリーパー
→みのる逆落とし。
攻防の中で、この日として3度目の毒霧が仰向けのムタから噴射。
2度目は効かなかったのに、今度は何かが壊れたようにフラフラになるみのる。
25分経過でムタ、ムーンサルトプレス!
カウント2。
続けて両ヒザをついたみのるに“踏み台なし”のシャイニング・ウィザードをムタが一発。
カウントが、、、三つ入る。
観客「えーっ!」
○グレート・ムタ(25分46秒、閃光魔術→体固め)鈴木みのる×
※グレート・ムタ:初防衛戦に成功
あっけにとられたところに、花道から一人の男。
みのるの元に心配そうに駆け付けたのは、、、
Tシャツ姿の高山善廣!
仁王立ちの帝王が、ムタをにらみつける!
これには歓声が起こる。
高山、ムタに襲い掛かるまでは至らず。
ベストバウトはもちろん丸藤vs近藤。
ムタとみのるの問いかけはわからず。
いろいろ考えろってことか。
見ごたえのある化かし合いがあったことは確か。
二人の実験に観客は付き合った。
それはそれで贅沢な空間だった。
そして、高山を通じて、ノアとのヘビー級交流にもつながっていくのか。
速報終了です。
※22:20デジカメ写真追加
■□T.SAKAi
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