前田日明、不良人生を回顧する~「ケンカは口8割、実技1割、あと運1割(笑)」【週刊 前田日明】
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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第82回のラインナップ▼前田日明、不良人生を回顧する~「ケンカは口8割、実技1割、あと運1割(笑)」▼ビートたけしと対談 リアル・バトルトークVOL.05発売日は5月28日に変更・・・[記事全文]
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情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明の話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
理想はそこですが、どうなるか。
*1日遅れ更新。
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紹介が遅くなったが、「THE OUTSIDER」3月大会を前にしてのぴあによるインタビュー。コンパクトに前田の“不良人生”が語られている。
記録も兼ねて、全文を貼っておきます。興味深かった部分は赤字にしてみた。
・ 格闘王・前田日明 インタビュー/@ぴあ
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──前田さんの引退試合のカレリン戦からちょうど10年となりました。
「そんな経つんだなぁと思う。試合をして、ああいう人間が世界最高峰なんだと思った。カレリンはスクワットで300kg背負ったとか、背筋力は400kgオーバーとか逸話なんていくらでもある。実際試合をして、クラッチがメチャクチャ強い。アバラの骨が折れるんじゃないかと思った。それにバチーンッと俺がベストなタイミングでタックルで倒しに行って『もらった!』と思ったんだけど、カレリンはビクともしない。タックルした瞬間、『ダンプカーと衝突したんじゃないか」と思ったぐらいの衝撃だったよ(笑)。アンドレでもタックルで倒せたんだけどな」
──アンドレ戦と言えば、伝説のシュートマッチを思い出します。
「アンドレはあの当時の俺の全力のローキックを40~50発受けても、倒れなかった。あれはあれで怪物ですよ」
──愚問ですが、今現在、現役バリバリで迎えるような年に生まれたかったですか?
「そうやな。そういうことを思わんこともない。今、ハタチぐらいだったら、まずブラジルに行きますね。ブラジルで総合格闘技のトレーニングを積んで、アメリカUFC。日本で試合をするのは一番最後だな」
──でも、もし前田さんが今ハタチぐらいだったら、総合格闘技が今よりも遅れていましたよね。
「逆にプロレスの人気が結構あるんじゃないかな。ある意味でプロレスをブッ潰したのは俺だからな」
──それにしてもアウトサイダーの両国国技館進出は驚きました。
「クローズZEROIIからコラボイベントを提案されて、俺の中でクローズのイベントの中にアウトサイダーの試合を何試合か組み込むつもりだったけど、プロデューサーが『何試合と言わず、アウトサイダーの大会にしませんか?』と言ってきたんだ。そのプロデューサーが相撲協会と太いパイプがあり国技館を使用できるようになった。まだ早いかと思いつつ、『今の勢いがあれば』と思った。でも、そうしたらこの大不況(笑)」
──『クローズZERO』は観ましたか?
「このあいだ漫画の全26巻を徹夜で読破した(笑)。ただのヤンキー漫画ではなく、やってよいこととやってはいけないことを、ちゃんと線引きをしている。すごく良い漫画だね。健康的な不良漫画。そういう面で言うと今の不良というよりも俺らの時代の不良に近い」
──前田さんには武勇伝がたくさんありますが、自分の認識では不良だったんですか?
「俺は不良ではない、ただ腕試しをしていただけ(笑)。空手の先輩に街中で『あれをシバいてこい』『これをシバいてこい』と言われただけ(笑)。漫画の『空手バカ一代』全盛だった。みんなが(登場人物の)芦原英幸にあこがれていた」
──リアル『クローズ』ならぬ、リアル『空手バカ一代』ですか(笑)?
「そう。空手の修行だから武器を持とうなんて夢にも思わなかった。俺らの時代にもチェーンを持っている奴とかがいた。でも、チェーンなんて腕に巻きつけたら終わりじゃん。だから後はボコボコ(笑)。暴走族でバットや木刀を振り回す奴もいたけど、腕を取っちゃえばそれでおしまい。それこそ剣道の有段者とかなら別だけど、だいたい『おりゃー』って叫んでバットを振り回しているだけ。だから振り回している間はバットが当たらない場所で様子を見て、相手が疲れ出したら向かって行く(笑)。ナイフを持っていたら、自分の着ている服を脱いで腕に巻きつけるとか、そういう対処はうまかった」
──前田さんのケンカはワンパンでしょうね。
「ワンパンですよ、ワンパン。ボクシングの試合みたいにずっと殴り合うなんて、ケンカではあり得ない。まあケンカには前口上もあるから。ケンカは口8割、実技1割、あと運1割(笑)」
──全部空手の修行ですよね(笑)?
「そう、全ては空手が強くなるため。1回、高校の時、相撲取りを襲撃しようとしたんだ。大阪場所の時、部屋の外の公園で待ち伏せして。そしたら100kgくらいのザンバラ頭の序二段くらいの奴が出てきた。後ろから髪の毛を引っ張ってシバいて、パンチが効かないようだったら逃げようと思っていた。それで髪の毛を掴もうとしたら、後ろから大きな影が近づいてきたんだ。気配を感じて振り向いたら、当時の大横綱・輪島(笑)。もう、それで作戦中止。『輪島さんお疲れ様です。僕ファンです』って(笑)。そしたら輪島さんが『君、体が大きいね、相撲をやらないか?』って言われ、『いえいえとんでもない。失礼しました』って立ち去った(笑)」
──どんな高校生ですか(笑)。
「そういった意味でいうと、プロになってから怖いなぁと思ったことは一度もない。空手の修行で度胸がついたんだな」
──度胸と言えば、アウトサイダーに出場する選手たちは地元で有名な不良たちだから肝が据わってますよね。
「スタミナ配分も作戦もない。ゴングが鳴ったら、オニヤンマの空中戦みたいなもの(笑)。気持ちが前面に出ているから、つまらない試合なんて1試合もない。本当にダイヤモンドの原石だらけ、素質の宝庫ですよ。アウトサイダーに出場した奴で、素質があって本人がプロを志望するなら、俺は道を作っていくことを目的にしている」
──前田さん自身が選手を育てることはしないのですか?
「もちろん考えている。来年、ジムを開こうと準備はしています」
──アウトサイダーの過去4大会を踏まえ、課題はありますか?
「やっぱり安全管理と場内でのトラブル。前回、試合後に選手がタンカで運ばれる事故があったから、救急救命セットを買った。結構な出費だったけど、どんなアクシデントがあっても大丈夫なように救急救命セットは大事。そもそも試合は街のケンカよりも安全でないといけない。ルールもフラッシュダウンでもすぐカウントを取るし、前回の大会を経てブラインド(死角)からのパンチも禁止した」
──早めにストップすることで選手から不満が出ることはないですか?
「そんなもん、『ここのボスは俺だ』のひと言で終わり(笑)」
──選手たちの本気度は凄まじいものがありますからね。
「やれ暴走族だ、チーマーだと頭張った奴らだし、応援団も多い奴だとそれこそ100人くらい会場に来る。子分たちの手前、負けるわけにはいかないのだろう(笑)。それこそ人生をかけている」
──それでは最後に改めてアウトサイダーの魅力を教えてください。
「若さのぶつかり合い。腕自慢が集まって、しのぎを削り合うのがアウトサイダー。全試合が“激闘”ですよ。格闘技に飽きた人が観ても面白いと思うよ。アウトサイダーに出場した奴から将来のチャンピオンたちが生まれる。俺の夢はアウトサイダー出身の奴が、オリンピックの金メダリストで総合格闘技に転向してきた選手から一本取るかKOして、『ざまあ見ろ』と言ってくれること(笑)。近からず遠からずそういうことはあると思う」
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輪島氏とのエピソードは過去の著書でも触れられているが、顔をみて退散したくだりだった気がする。実は会話していたんですね。
ぴあということでデザイン的にはサワヤカなんだが、前田の“不良人生”(本人は否定?)が生々しく語られている。「『ここのボスは俺だ』のひと言で終わり(笑)」という言葉には、いまもなお不良であり続ける前田の姿勢があらわれている気がして面白い。
そして、妙に納得してしまったのが、「ケンカは口8割、実技1割、あと運1割(笑)」というセリフ。ケンカできないボクはそんな意識はなかったんですが、確かにケンカはまず口でする。
“格闘家として強い前田は、喋りもうまい”ではなく、喋った上で実技もあるのがケンカってことかぁ! なるほど、どんな場面でも雄弁な前田という人間が、より一層理解できた気がするんである。
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5・5ディファ有明での「THE OUTSIDER」決戦と並行して、ビートたけしさんと対談(雑誌企画)していたと伝えられた前田日明。
・ angle JAPAN: “世界の北野”も来場したOUTSIDERが、65〜70kgのNo.1決定トーナメント開催を発表
対談の様子や、前後情報もチラホラ追加されてきた。
・ 内外タイムス - 高須基仁のメディア国士無双 北野武は「マイノリティーの志」がある
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・ 白いロールスから降りてきたビートたけしはラフなジャケット姿で「どうも…」と入口で待っていた私と固い握手!! 2階の東側すべてを“ビートたけし席”としてしつらえ、完全に隔離し、ファンとマスコミの目をシャットアウトした。第2試合目から試合をじっと見ていたたけしは「みんなイレズミを入れてるんだな!!」と、アウトローの不良素人選手の戦うありさまを楽しんでいた。そして11試合目が終わり、休憩が入った瞬間、リングサイドから前田日明が2階の特別席に駆け上がってきた。「今日は見に来ていただきありがとうございます」とていねいに前田は頭を下げた。そして私の用意したカメラマン2名と編集者の前で、休憩時間のたった20分の間に第1回目の対談が始まった。互いに“アウトロー”の気持ちが理解できることを確信してはいたが、想像以上に話は盛り上がった。
・ 5時半過ぎ、最後の1試合を残した時点で「今夜は楽しかった」と言い残し、ロールスロイスは帰路についた。この対談模様は5月末発売「リアル・トークバトル」(モッツ出版刊)で全10数ページにわたり掲載される。
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世界のキタノを前に、もちろん前田も礼儀正しく対応。もちろん、いつものように雄弁に渡り合ったことでしょう。
観戦中のたけしさんは何を話題にしていた?
・ 世界の北野武氏とアウトサイダー観戦!ほぼ付きっ切りでマンツー|格闘技オタク高須基一朗の独り言
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5月5日、アウトサイダーへ取材に行った。
実はこの日…、北野武氏に会場へ来ていただく段取りをしていた。
次号「リアルバトルトーク」の媒体で北野武のアウトサイダー観戦ルポ特集が掲載になるのです。
そんでもって、前田日明氏との対談も記事になります!!
格闘技専門誌に“世界のTAKESHI”に出演いただくのは…業界初ですよね!!
アウサイ大会中、2階席でたけしさんと僕はずっと一緒にいました。
しかも、、、ずっと真横の隣で。
映画好きの僕にとって、至福の時間でした!!
タランティーノの話。
邦画の作品性について。
格闘技の話。
ボクシングの話。
百瀬さんの話。
いろんな話が聞けてよかったです。
5月28日発売のリアルバトルトークVOL.05、楽しみにしていてください!!
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“業界初”については、スミチョイMMAさんによると、「桜庭和志 vs ビートたけし」という企画が収録された本があったとのこと。
なお、「5月25日発売(予定)」とされていた発売日は「5月28日発売」へと“変更”となりました。
高須基仁氏が、前田・たけし氏共通の“アウトロー”という側面を取り上げている。
前田は三池崇史監督とも対談したが、、、
・ カクトウログ: アウトサイダーとは前田日明と三池監督である~4・28恵比寿トークレポート【週刊 前田日明】
アウトサイダーを着実なものにしながら、並行して“ミスター・アウトサイダー”の輪を広げてもいるかのようだ。
・ アウトサイダーがテレビ朝日で取り上げられるも、一番怖かったのは前田日明/トーナメント開催へ 2009 5/5
今週の【週刊 前田日明】はここまで。
次週も前田日明を追いかけます!
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・ 週刊 前田日明 ~unofficial~
■□T.SAKAi
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