バックドロップは1発のみ、選手たちは喪章をつけてファイト~新日本6・14後楽園速報観戦記まとめ
6・14新日本プロレス「Circuit2009 BEST OF THE SUPER Jr.XVI ~The Hard Luck Soldiers~」最終戦、後楽園ホール大会を会場で観戦しました。速報観戦記を試合順に並べ替えましたので、改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ 6/14(日) 18:30 東京・後楽園ホール(新日本公式)
・ 【24時更新】新日本プロレス「Circuit2009 BEST OF THE SUPER Jr.XVI ~The Hard Luck Soldiers~」最終戦(スポーツナビ)
* * *
タイムやフィニッシュ等に書き間違いがあるかもしれませんが、速報文面はそのままにしています。正式ジャッジは追記した緑字もしくは公式サイトをご確認ください。
★19:00 | 急逝・三沢光晴さんに黙祷〜新日本スーパージュニア速報
<会場・後楽園ホールから速報中>
試合前に急逝した三沢光晴さんへの黙祷が捧げられた。
菊地が遺影を持ち、青木が付き添う。
ファンからは「なんでだよ!」などの声。
スカイハイの旋律による煽りVで新日本ムードに徐々に変わっていく。
[1]吉橋伸雄 vs 菊地毅
5分、火の玉ボムで菊地勝利。菊地への大きな拍手がそそがれる。
×吉橋伸雄(5分28秒、火の玉ボム→エビ固め)菊地毅○
[2]田口隆祐 vs タイチ
ミラノがリングサイドから田口に握手の誘い。シェイクすると離さないミラノ。
そこをタイチが襲撃。
電撃の28秒、タイチが首固めで勝利。
×田口隆祐(1分28秒、トラースキック→エビ固め)タイチ○
★19:07 | 新日スーパージュニア速報2
<会場・後楽園ホールから速報中>
▼BEST OF THE SUPER Jr. 準決勝戦
[3]金本浩二 vs 青木篤志
腕十字で青木が追い込み、カネモトコール。
しかし金本はアンクル地獄で逆襲。
6分、青木がギブアップ。
(※訂正:正確にはレフェリーストップ)
○金本浩二(6分27秒、レフェリーストップ)青木篤志×
万雷のアオキコール。頑張りが称えられる。
選手の左腕には全員喪章の黒ヒモ。
★19:28 | 新日スーパージュニア速報3
<会場・後楽園ホールから速報中>
▼BEST OF THE SUPER Jr. 準決勝戦
[4]プリンス・デヴィット vs 飯伏幸太
イブシが対角線疾走三角場外ダイブ、ムーンサルトムーンサルト、フェニックススプラッシュを繰り出し追い込む。
されどフェニックスをかわしたデビットはダイビングフットスタンプ。
さらに、デビットは必殺のプリンスズ・スロウン。
イブシ、カウント2で返す!
しかしデビット、いつもと違う抱え上げ方から変形プリンスズ・スロウンを続いて放つ。
8分、デビット勝利。
○プリンス・デヴィット(8分14秒、新型プリンスズスロウン→エビ固め)飯伏幸太×
デビットはわかってる、さっさと退場。
そこに大イブシコール!
優勝決定戦は金本vsデビット。
★19:56 | 新日スーパージュニア速報4
<会場・後楽園ホールから速報中>
[5]AKIRA&獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク vs YAMATO&邪道&ブラック・タイガー
乱戦のなかアキラが邪道を横入り式エビ固めで押さえる。タイガー組勝利。
○AKIRA&獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク(3分48秒、横入り式エビ固め)YAMATO&邪道×&ブラック・タイガー
終始、タイガーとブラックがやりあい、試合後も延々と場外戦がつづく。
それが気に入らなかったのか、今度はライガーが味方のタイガーとケンカ腰にやり合う。
何か展開あり?
[6]本間朋晃&真壁刀義&ミラノコレクションA.T.&井上亘&天山広吉 vs “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&石井智宏&飯塚高史&矢野通&中邑真輔
声援を聞いていると、中邑がリアルに嫌われているのがわかる。
ピンチの天山がようやく脱出寸前。
観客が真壁とのタッチを後押し。
大人気の真壁が登場!
この流れが見事にハマった。新しい軍団抗争もすっかり定着。
13分、中邑が本間をランドスライドで仕留める。
×本間朋晃&真壁刀義&ミラノコレクションA.T.&井上亘&天山広吉(13分14秒、ランドスライド→体固め)“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&石井智宏&飯塚高史&矢野通&中邑真輔○
とにかく、あらゆる因縁が凝縮された濃いタッグマッチにかなり沸いた。
矢野が真壁に大阪大会でのシングル要求。
ビジョンで「G1クライマックスの出場選手は7月5日後楽園ホール大会で発表」と予告される。
ちょっと先延ばしにブーイング気味だが、みんなそんな空気を楽しんでます。
休憩へ。
★20:28 | 新日スーパージュニア速報5
<会場・後楽園ホールから速報中>
[7=セミ]平澤光秀&永田裕志&中西学 vs 岡田かずちか&後藤洋央紀&棚橋弘至
中西は波に乗っている。棚橋相手にドラゴンスクリュー。
永田のハードヒットを後藤が受け切る。
中西がかずちかに起き上がりこぼしチョップを連発。
かずちかが標的になるかとおもいきや、中西と棚橋の長い攻防へと突入。
中西の野人ダンスで後楽園ホールがひとつに!
12分、後藤が平澤を昇天で仕留める。
×平澤光秀&永田裕志&中西学(12分47秒、昇天・改→片エビ固め)岡田かずちか&後藤洋央紀○&棚橋弘至
しかし観客の視線は場外戦の中西と棚橋。
リング上で対峙。
中西「みんな、中西と棚橋、どっちが勝つのがオモロイ?」
大ナカニシコールに棚橋は耳をふさぐ。
★20:32 | 新日スーパージュニア速報6
<会場・後楽園ホールから速報中>
▼BEST OF THE SUPER Jr. 優勝決定戦
[8=メイン]金本浩二 vs プリンス・デヴィット
20時29分、ゴング!
序盤は緊張感のある主導権の奪い合い。
つづく。
★21:02 | 新日スーパージュニア速報7
<会場・後楽園ホールから速報中>
▼BEST OF THE SUPER Jr. 優勝決定戦
[8=メイン]金本浩二 vs プリンス・デヴィット
20時29分、ゴング!
序盤は緊張感のある主導権の奪い合い。
デビットがトップロープ超えトペを自爆。
カウント19ギリギリで生還。
5分経過。
金本の顔面ウォッシュをアンクルホールドで返すデビット。
再び宇宙人トペ→また自爆。
しかしエプロンから鉄柵超えダイビングフットスタンプに成功したデビット。
金本はデビットの足狙い。
10分経過。
金本が蹴り倒したデビットにムーンサルト。
カウント2。
デビットのコーナー利用プリンスズ・スロウンが出る。
金本のムーンサルトを下から突き上げ、デビットがダイビングフットスタンプ。
デビット、雪崩式ブレーンバスター。
カウント2。
しかしデビットのプリンスズ・スロウンは体勢が崩れて、金本のアンクル地獄。
すさまじいデビットコール!
エスケープ。
金本、ファルコンアロー。
デビット、プリンスズ・スロウン。
金本、投げっぱなしタイガー。
そして金本はクロス式アンクルホールドへ。
大デビットコール。耐えに耐えたが、、、
19分、デビットがギブアップ。
○金本浩二(19分55秒、変型アンクルホールド)プリンス・デヴィット×
※金本がSUPER Jr.制覇
優勝は金本浩二!
マスコミ各賞ではデビット、イブシが複数受賞。
デビットの成功と、イブシの盛り上げと、金本の高い壁(三度目の優勝)を見届けて。
速報終了です。
★23:25 | 追記&デジカメ写真追加
速報文面には含めませんでしたが、三沢光晴さんが食らった“最後の技”バックドロップは、他に見逃しがなければ、メインエベントで金本浩二が一発放ったのみだった。
このあたり、観客に思い起こさせるものを最小限にしようという配慮だったのかもしれません。
また、選手たちはほぼ全員左腕に喪章を意味する黒い紐をつけていた。ブーイングを浴びていた中邑真輔だったが、東京ドームで闘ったことからのリスペクトがあるのか、やや太めのものを巻いていたことが印象に残った。
■□T.SAKAi
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