全日本プロレス「2009世界最強タッグ決定リーグ戦」11・23後楽園ホール、速報観戦記まとめ
11・23全日本プロレス「2009世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール大会を会場で観戦しました。速報観戦記を試合順に並べ替えましたので、改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ 『2009世界最強タッグ決定リーグ戦』 東京 後楽園ホール - 全日本プロレス
・ 【24時更新】全日本プロレス『2009世界最強タッグ決定リーグ戦』(スポーツナビ)
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タイムやフィニッシュ等に書き間違いがあるかもしれませんが、速報文面はそのままにしています。正式ジャッジは追記した緑字もしくは公式サイトをご確認ください。
★12:26 | 全日本世界最強タッグ速報1
<会場・後楽園ホールより速報中>
台湾の開幕戦を経て、いよいよ日本での世界最強タッグがスタート。
台湾語での挨拶でやや場内を大和が凍りつかせながら、いつものF4タイム。小島も登場。
オリンピアのテーマに乗ったシリーズ煽りV。
[1]渕正信 vs ヘイト
グッとカラダを絞ったヘイト。85キロとアナウンス。
渕はヘイトの急所蹴りに悶絶。なんとか観客に「もう一丁!」と声をかけられ、乗せられてのボディスラムを4発。
消火器攻撃→スクールボーイをカウント2で返した渕は7分、首固めで勝利。途中で渕とぶつけられたレフェリーがヘイトへの怒りの高速カウント炸裂。
バルコニーは開放していないものの満員!
さあ、スタート。
○渕正信(7分26秒、首固め)ヘイト×
★13:06 | 全日本世界最強タッグ速報2
<会場・後楽園ホールより速報中>
[2]カズ・ハヤシ&近藤修司 vs KAI&大和ヒロシ
ジュニア世代闘争は公式戦以外での今シリーズでのテーマ。
本気の大和の張り手がカズの闘志に火をつける。大和にはこういった気持ちを押し出したガムシャラさで路線確立してほしい。KAIとは持ち味が違うのだから。
大和はもちろんカズに倍返しにあう。ボコッと蹴りあげるカズの卑劣さに場内悲鳴。
絶対絶命に思えたが、大和が15分、殊勲の横入り回転エビ固めでカズに勝利!
これは盛り上がった、早くも後楽園ホールはデキあがった状態。
大和、勝って感情爆発のマイク。こういうのがほしかった!
×カズ・ハヤシ&近藤修司(17分31秒、横入り式エビ固め)KAI&大和ヒロシ○
[3]高山義廣&NOSAWA論外 vs 稔&歳三
ぐれん隊ばりの連携や連続丸め込みを巨体の高山がゆっさゆっさとこなし、勝利を決められないことを悔しがるかわいらしさをみせる。
7分、高山がランニングローキック→こだわりの丸め込み。高山が歳三を仕留める。
○高山義廣&NOSAWA論外(6分06秒、ジャックナイフ式エビ固め)稔&歳三×
ビジョンで12・13後楽園ファン感謝デーの決定カード発表。
▼菊タローvs船木
▼カズハヤシvs浜
▼武藤&神無月vs越中&ケンドー・コバヤシ
収録コメントに場内盛り上がってます。
休憩です。
★14:00 | 全日本世界最強タッグ速報3
<会場・後楽園ホールより速報中>
▼世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦
[4]曙&浜亮太 vs TARU&ジョー・ドーリング
知らない人には意外かもしれないが、浜のやられっぷりはなかなかのものがある。この日もキツメの技を食らいまくる。
つづく曙も劣勢。
ブードゥ軍の乱入→タル&ドーリングのラリアート連発。
そしてドーリングがなんと曙をかつぎあげ、ブロックバスターの体勢から横に落とす!
13分、ブードゥ軍が一方的な勝利。
×曙&浜亮太(12分32秒、デスバレーボム→片エビ固め)TARU&ジョー・ドーリング○
▼世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦
[5]小島聡&ゾディアック vs 西村修&真田聖也
真田がつかまるシーン多し。
ゾディアックは「ゾディアック」ポーズを7〜8回試合中にみせる、くどいよ!
15分、アックスギロチンの体勢で持ち上げて前にたたき付ける技で、ゾディアックが真田を下す。
小島聡&○ゾディアック(15分21秒、F4ボム)西村修&真田聖也×
★14:26 | 全日本世界最強タッグ速報4
<会場・後楽園ホールより速報中>
▼世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦
[6=セミ]武藤敬司&船木誠勝 vs 長州力&征矢学
まずは長州がやる気満々でコーナーにかまえ、迎え撃つ格好で船木も出る。
先発の二人が緊張感のあるグラウンドの攻防。
特に感情爆発なく、二人とも交替。
征矢とのやり取りでは細かなグラウンドテクニックを船木が披露。
顔面踏み付けなどの技も船木は淡々とやるので、それが逆に怖い。
試合のほうは、終始ふがいない征矢にヤジが飛ぶ展開に。攻勢に転じても技の入れようが浅く、征矢はいいところなし。
長州、武藤にラリアート。
武藤シャイニング・ウィザードを払い落として、長州再びラリアート。
ここでようやく征矢が気合い充電。滞空式ブレーンバスターを放つ。
征矢は粘ったものの、船木は征矢にフライングヒザ→バックドロップ→三角絞め。
同時に武藤は4の字を長州にかける。
18分、征矢はギブアップ。
武藤組、勝ち星を重ねる。船木と長州の交わりはさほどなし。
武藤敬司&○船木誠勝(18分21秒、レフェリーストップ)長州力&征矢学×
★15:06 | 全日本世界最強タッグ速報5
<会場・後楽園ホールより速報中>
▼世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦
[7=メイン]諏訪魔&河野真幸 vs 太陽ケア&鈴木みのる
因縁の諏訪魔と鈴木が先発。ここは静かなグラウンド合戦。
一方のケアは欠場のうっぷんを晴らすかのように河野相手に暴れる。
しかしケアが左腕への集中攻撃を受けて動きが止まる。
諏訪魔組が主導権を握って10分経過。
ケアが捕まったままで鈴木がイライラ。
15分経過でやっと鈴木にタッチ。
河野に張り手連打からランニング胸板キック→卍固め。
諏訪魔が逆襲にいくが、鈴木はブラインドタッチでペースを狂わせる作戦。
20分経過。
やはりケアが左腕攻めに泣く。
河野は再三に渡って腕十字。
グレンタイは絶妙な連携によって、やっと脱出。ケアは諏訪魔にフロントヘッドロック。
ファイヤーマンキャリーから落とすフィニッシュ技を2発放ったケア、26分、なんとか河野の猛攻を返り討ち。
諏訪魔&×河野真幸(26分17秒、TKO34th)太陽ケア○&鈴木みのる
うーん、これは悪いときのグレンタイの試合。力は入っていたが、やたら重いから爽快感に欠ける。
全体的にいい試合続きだったので残念。
速報終了です。
★22:45 帰宅後デジカメ写真追加
観戦仲間で感想が一致したが、意外にもベストバウトは「カズ・ハヤシ&近藤修司 vs KAI&大和ヒロシ」がかっさらった。それも、けっしてアクロバティックな技が連発されたわけではない。突き上げる世代としてもがく大和と、それ以上の勢いで蹴落とすカズ・ハヤシの真っ向勝負が胸を打った。
武藤&船木は、今日の試合をみた限りでは見せ場があるわけではないし、まだボクらはナチュラルな船木が何をしでかすか観察するという見方にとどまった。どこまでいけるか。
■□T.SAKAi
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