中邑×永田、棚橋×TAJIRI~12・5新日本プロレス・愛知県体育館大会、速報観戦記まとめ
12・5新日本プロレス・愛知県体育館大会『Circuit2009 NEW JAPAN ALIVE』を会場で観戦しました。速報観戦記を試合順に並べ替えましたので、改めてどうぞ。[観戦記全文を読む]
タイムやフィニッシュ等に書き間違いがあるかもしれませんが、速報文面はそのままにしています。正式ジャッジは追記した緑字もしくは公式サイトをご確認ください。
・ 12/ 5(土) 18:00 愛知・愛知県体育館(新日本公式)
・ 1.4東京ドーム第1弾カード発表! IWGPタッグ3WAYマッチに、“あのチーム”が凱旋決定!!(新日本公式)
・ ノアとの対抗戦も実現! 1月4日東京ドーム大会一部対戦カード発表!/(菅林社長のコメント)(新日本公式)
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★12:55 | 新日1・4ドームでノアと5対5対抗戦実現か〜本日は名古屋で年内最後のビッグマッチ
東スポモバイルからの紙面予告メールに「新日1・4ドームでノアと5対5対抗戦」とあり。
昨日、新日本プロレス・菅林直樹社長がつぶやいた「マスコミのみなさんにお知らせがある」の内容はコレでしょうか?
対抗戦や交流戦はここ半年、度重なってきた印象もあり。トップどころの潰しあいにどれだけ踏み込めるかが問われてくる。
1年前のドーム、三沢光晴は中邑真輔&後藤洋央紀と対峙した。その覚悟のつづきが両団体に見たい!
なお、18時から当サイトで名古屋大会を速報します。
★18:37 | 新日本プロレス名古屋速報1
<会場・愛知県体育館から速報中>
東スポならぬ中京スポによると、以下が菅林社長から明かされた。
「ドームでノアとの対抗戦決定。すべてシングル、最多5試合。メンバーは愛知大会結果を受けて決定」
「ドーム決定第1弾カードはIWGPタッグ戦3WAYマッチ。チーム3Dvsバーナード&アンダーソンvsノーリミット」
さて、愛知県体育館。
冒頭、リングアナからドーム一部カード発表。上記IWGPタッグ戦に加えて
「タイガーマスクvsJカップ優勝者」
なお、IWGPタッグ戦はハードコアルールとのこと。
会場は東側2階を入場口として潰したものの、9割がた埋まっている。
素晴らしい!
[1]吉橋伸雄&岡田かずちか vs 石井智宏&邪道
7分22秒、勢いをうまさで封じ込めて、邪道が吉橋をクロスフェースオブジャドーで仕留める。
×吉橋伸雄&岡田かずちか(7分22秒、クロスフェースオブJADO)石井智宏&邪道○
[2]プリンス・デヴィット&田口隆祐&タイガーマスク vs AKIRA&金本浩二&獣神サンダー・ライガー
タイガーの蹴りと跳躍、スピードがわかりやすく観客を驚嘆させる。
田口が場外三角飛び、デヴィットが宇宙人トペと続いて持ち味を発揮。
8分48秒、ジャンボ鶴田ばりの空中胴絞め落としでライガーが田口を仕留める。
プリンス・デヴィット&×田口隆祐&タイガーマスク(8分48秒、空中胴締め落とし→体固め)AKIRA&金本浩二&獣神サンダー・ライガー○
チャンピオンチームの勢いを意表を突く技での老獪さで食い止めた格好たが、観客はややポカン。
でも、試合はなかなかの完成度でしたよ。
さあ、スタート!
★19:04 | 新日本プロレス名古屋速報2
<会場・愛知県体育館から速報中>
[3]平澤光秀&S・S・マシン vs “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&ジャイアント・バーナード
マシンが大人気、いきなりヒラタコール!
なかなかやるぞ、名古屋ファン。
気分をよくしたマシン、力比べでバーナードと張り合い。今日はノリノリ!
9分31秒、マジックキラーからアンダーソンが平澤をフォール。
×平澤光秀&S・S・マシン(9分31秒、マジックキラー→片エビ固め)“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン○&ジャイアント・バーナード
[4]本間朋晃&蝶野正洋 vs 大森隆男&中西学
新調?
本間が黄色い豪華ガウンで入場。なかなかイイカンジ。ホンマコールも起こるが、中西の圧倒的パワーに苦しむ。
大森、蝶野にも大歓声。ノリがいいなぁ。
連携攻撃では本間のシャイニングケンカキックも飛び出す。
されどチーム力で勝るワイルドチャイルドが8分31秒勝利。中西がアルゼンチンで本間を仕留める。
×本間朋晃&蝶野正洋(8分31秒、アルゼンチンバックブリーカー)大森隆男&中西学○
中西の人間離れした強さと、立ち向かう本間の頑張りがみれた好試合。
休憩です。
★19:56 | 新日本プロレス名古屋速報3
<会場・愛知県体育館から速報中>
[5]井上亘 vs 矢野通
序盤は井上が威勢のいいところをみせたものの、矢野が反則殺法をまじえて主導権を握り返す。
なんとか井上、オラシオンフレイムやトライアングルランサーで盛り返す。
矢野の鬼殺しをカウント2でとどまった井上が連続ジャーマン。
追い込んだ井上だったが、11分、裏霞で矢野が井上を丸め込む。
×井上亘(10分44秒、裏霞)矢野通○
▼チェーンデスマッチ
[6]真壁刀義 vs 飯塚高史
最初に入場した飯塚、チェーンを装着して真壁を待つ。しかし、真壁が入るや、飯塚がチェーンを腕に巻いて襲撃。
ダウンぎみの真壁に、丁寧にもチェーン装着部のベルトを巻いてあげる飯塚。そのやさしさに笑いが起きる。
そのあとは飯塚が一方的に優位な場外戦。真壁は早くも流血。
5分経過。
飯塚はケイオス軍に加勢させたあと、顔面チェーンぐるぐる巻きダブルアームからのフェースクラッシャーを真壁に見舞う。
真壁は踏ん張るが、繰り出したキングコングニーを下からアイアンフィンガーフロムヘルで飯塚に迎撃されてしまう。飯塚はスリーパーへ。さらにチェーンを使ったエプロン絞首刑。
ギリギリで逃れた真壁は攻勢に転じて、チェーンぐるぐる巻きスパイダージャーマン→飯塚をコーナー逆さ釣り→飯塚の首にチェーンを巻き直し場外鉄柱側から引っ張り首絞め。
これは見事。15分7秒、真壁レフェリーストップ勝利。
○真壁刀義(15分07秒、レフェリーストップ)飯塚高史×
★20:18 | 新日本プロレス名古屋速報4
<会場・愛知県体育館から速報中>
▼スペシャルシングルマッチ
[7]後藤洋央紀 vs 田中将斗
やり取りとハードヒットさが序盤から噛み合う。次第に田中の攻めが目立つようになり、田中が地声で「おいっ、後藤ってこんなもんか」と観客を煽る。
ブーイング。
10分経過。田中が雪崩式バックドロップ→スライディングDでカウント2。
ラリアートの撃ち合いで後藤が競り勝つ。後藤、コーナーを使ったバックブリーカードロップ。
そして、雪崩式回天→牛殺し→昇天。カウント2。
田中、スライディングDを連発。
後藤、腕固め。
田中、スライディングD。
後藤、ラリアート→スライディングラリアート→昇天3発!
16分32秒、後藤がリベンジ勝利。
○後藤洋央紀(16分32秒、昇天・改→体固め)田中将斗×
両国につづくすさまじいタフなマラソンマッチに名古屋ドッカンドッカン。
★20:46 | 新日本プロレス名古屋速報5
<会場・愛知県体育館から速報中>
▼スペシャルシングルマッチ
[8=セミ]棚橋弘至 vs TAJIRI
またまたTAJIRI、花束を解説席の山崎一夫に投げ付ける。激怒したヤマちゃん飛び出すが、若手に押さえられる。
キレのあるTAJIRIの技には素直な拍手発生。しかし、観客に目を向けたTAJIRIにはブーイング。
TAJIRIは異分子ぶりをさっそく発揮。場外エスケープ繰り返しのTAJIRIに棚橋はイライラ。
と思ったら、ブリッジワーク合戦という昭和プロレスが展開されて、全く飽きさせない。
再び解説席の山崎&菅林社長を挑発するTAJIRI。
しかし棚橋が食い止め、菅林社長に向けて棚橋がTAJIRIを羽交い締め。
菅林社長がTAJIRIにチョップ!(訂正:正確には張り手)
食らったTAJIRI、天に向かってグリーンミスト!
棚橋ハイフライはセコンド介入、レフェリーが足を引っ張られカウント停止。
それでも棚橋は立て直し、16分、ハイフライでTAJIRIを仕留める。
棚橋「やっと言えます。名古屋のみなさん、愛してまーす」
いやー面白かった。棚橋vsTAJIRIの総集編、堪能させてもらいました!
○棚橋弘至(16分04秒、ハイフライフロー→片エビ固め)TAJIRI×
★21:03 | 新日本プロレス名古屋速報6
<会場・愛知県体育館から速報中>
▼IWGPヘビー級選手権試合
[9=メイン]中邑真輔 vs 永田裕志
※王者・中邑、3度目の防衛戦
20時54分、ゴング。
序盤は静かなグラウンド展開。
キック合戦かと思いきや、さばき合い、空を切らせ、再びグラウンドに。
5分経過。
永田が突っ込んだところに中邑がナックルパート。
足元がおぼつかない永田、グロッキー。
つづく。
★21:32 | 新日本プロレス名古屋速報7
<会場・愛知県体育館から速報中>
▼IWGPヘビー級選手権試合
[9=メイン]中邑真輔 vs 永田裕志
※王者・中邑、3度目の防衛戦
20時54分、ゴング。
序盤は静かなグラウンド展開。
キック合戦かと思いきや、さばき合い、空を切らせ、再びグラウンドに。
5分経過。
永田が突っ込んだところに中邑がナックルパート。
足元がおぼつかない永田、グロッキー。
これを乗り越えた永田は重い蹴りを発射→上半身へのナガタロックへ。
永田の蹴り連打
→中邑ヒザ蹴り
→中邑飛びつき腕十字
→中邑リバースパワースラム
→中邑タイガースープレックス
突っ込んだ中邑に永田は低空片足キック。
15分経過。
永田が雪崩式エクスプロイダー→バックドロップ。カウント2。
永田の蹴りで中邑ダウン、永田ニヤリ。
つづくバックドロップは中邑が切り返し、ボマイェ。
永田バックドロップ。
両者ダウン。
いつの間にか流血、我を失ったようなナックルパート乱れ打ち→ボマイェ。
19分39秒、中邑勝利。
○中邑真輔(19分39秒、ボマイェ→片エビ固め)永田裕志×
※王者・中邑、3度目の防衛に成功
最後は「反則取れよ!」という罵声も飛ぶ中で、中邑が無理矢理勝ちをつかんだ。
中邑、次の挑戦者は「自分より上の世代」というにとどまる。
中邑への反応は、称える声とブーイングが半々。
文句を言わせないメインにはならず、完成度低し。
意外にも微妙なメインになったが、これがストロングスタイルの難しさでもあるのか。
ただ、大会全体としては新日本プロレスの今を堪能させられた。
速報終了です。
■□T.SAKAi
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