ハッスルの債務逃れを裏付ける証言までチラホラ~出来レースでスマッシュへ移行、関係者は激怒
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元ハッスル幹部・元所属選手による新団体旗揚げ(8日に記者会見)は、“ハッスルが分裂、新団体スマッシュを設立”として報道された。もちろん、ボクらファンはインリン・オブ・ジョイトイへのギャラ未払いやメガイベントに伴う負債から、“看板すげ替え”“未払い金踏み倒し”だと理解しつつあったわけだが、、、
・ 12.09 ハッスル所属選手らが「スマッシュ」設立~看板すげ替えでインリンらへの未払い金踏み倒しへ: カクトウログ
ハッスルの窮状を以前にも追っていた日刊サイゾーが、今回の件について関係者証言を交えて真相に迫ろうとしている。
・ 12.20 「債務逃れか!?」プロレス団体「ハッスル」崩壊は単なる看板の掛け替えか - 日刊サイゾー
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・ プロレス団体「ハッスル」の選手やスタッフが設立した新団体「スマッシュ」に、"ハッスルの看板を掛け替えただけ"という疑惑が浮上している。「ハッスル」の興行に協力した関連会社のスタッフが「興行中止騒動の前から、関係者からは『名前を一新して新会社でやればいいんじゃないか』なんて話があるのを耳にしていた」と語っているのだ。
・ 「ハッスル・マニアの中止も、新団体への移行も、もっと早くから準備されていた感じなので、出来レースで看板の掛け替えをやっているとしか思えません。来年もハッスルが存続するように見せているのは、債務から逃げているように思われるのを避けるための時間稼ぎでは? だいたい選手もスタッフも全員が何事もなく移れる時点でおかしな話ですからね(笑)」(前出関係者)
・ 「スマッシュ」は「ハッスル」の興行中止で払い戻しされていないチケットについて、ファンを無料招待すると発表。これを伝えるダイレクトメールの顧客情報は「ハッスルエンターテインメント社の協力」による個人情報の受け渡しだとしている。この動きについて「団体が分裂したとは思えない動き」と言うのが、「ハッスル」に常連出場をしていた某レスラ-で「最初は新しいスポンサーがつくとか聞いていたのに、その裏ではハッスルの名前を誰かに売るとか、小賢しい動きばかり耳に入ってくる。ちゃんと支払いもしないままハッスルを消滅させて、同じ連中が平然と別団体をやるなら納得いかない」と激怒していた。
・ 一方、別の選手には関係者を通じて「『スマッシュ』が軌道に乗れば、未払い分を上乗せしての金額で試合オファーができるというような話」があったというから、選手間でも戸惑いが広がっているようだ。
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確かに以前の報道(無料招待シートの設置発表)での「詳細は後日、各個人様にDMをお送りさせていただきます」という記述が気になっていたが、やはり顧客の個人情報はハッスル→スマッシュと受け渡しされてたんですね…。
金額面で漏れ聞こえてくる話についても、ハッスルとスマッシュがつながっているとしか思えない。
スマッシュ代表・酒井正和氏はハッスルでは最高顧問でしかなかったわけだから、「法律上」は“役員ではなく単なるアドバイザーだった”ということで、ハッスルに対しての責任が問われることはないのでしょう。だけれども、「仁義上」は関係者や参加選手たちにとって納得のいかないものとなっていく。勝訴したインリンも、未払い分を取り戻せる保証は全くない。
かつて株式会社ドリームステージエンターテインメント (DSE) が、格闘技イベント「PRIDE」とプロレスイベント「ハッスル」の両シリーズを運営していた。前者は“売り抜け”し、後者のルーツを持つ会社が“債務逃れ”ということで、なんとも呪われた印象がする。
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