前田日明が青木真也問題を語る~「中指よりも、折りに行って折ったことが問題」【週刊 前田日明】
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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第98回のラインナップ▼前田日明が青木真也問題を語る~「中指よりも、折りに行って折ったことが問題」▼前田日明「総理大臣まで? そんなつもりは全然ない。俺は政界の爆弾男になる」▼前田日明プロデュース・アウトサイダーの警備役・村上和成、プロレス復帰決定続報・・・[記事全文]
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情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明の話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
理想はそこですが、どうなるか。
* 1日遅れました。すみません。
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かつて『格闘技通信』『ゴング格闘技』両誌の“創刊号表紙”を飾った男、前田日明は何を語ったか。いつもよりも熱く語る前田、いつもより誌面を割いた専門誌。前田ファンには、ぜひ両誌を購読して前田の考えを読み込んでほしいと思います。
2009年末には、自身の参院選出馬が発表されるとともに、自身が関わってきた格闘技に“青木腕折り騒動”が起きた。前田にとって、2010年も慌ただしい日常になりそう。そんな中、前田日明が口を開いた2010年最初の専門誌が発売された。
▼new!格闘技通信 2010年 03月号 [雑誌] 1月23日発売!詳細は[コチラ][総力特集 大晦日が格闘技界に投げかけたもの]吉田秀彦ロングインタビューその時、何が起こっていたのか?大晦日“大同団結”騒動の舞台裏と本音を、今こそ初めて明かす!☆柴田勝頼はなぜ“らしさ”を発揮できなかったのか「“プロレス”と“格闘技”の狭間で」☆特別寄稿!前田日明、参院選出馬の真相
▼new!GONG ( ゴング ) 格闘技 2010年 03月号 [雑誌] 1月23日発売!詳細は[コチラ]特集『格闘技通信』休刊報道と、青木真也問題を考える。☆緊急座談会 『格闘技通信』休刊から、専門誌のあり方を考える。☆「俺が政界へ打って出る理由」。リングス代表 前田日明「自分の子孫たちに、『おじいさんは日本を何とかしようと思って手を上げたんだよ』と言えるでしょう」
まずは、“青木腕折り騒動”関連の前田の見解を確認しておきたい。
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=格闘技通信=
・ 俺は去年、青木真也とDREAMの会場で話して、真面目で純粋で研究熱心な男であるとの好印象を持った。俺は俺なりに青木の良さはわかっているつもりだ。
(※カクトウログ参考:2009.04.26 前田日明「青木真也は偉い。魔裟斗引退会見の発言は魔裟斗らしくない」【週刊 前田日明】: カクトウログ)
・ しかし、大晦日でやった一連の行為については、苦言を呈さざるをえない。以前、本誌の連載で「突っ張り方にもTPOがある」と指摘したけど、今回の一件は、青木のそんな未熟な部分が出てしまったように思う。
・ それはさておき、あの試合で一番悪いのは、廣田が骨折する前に試合を止めなかったレフェリーの判断の遅さだ。俺から言わせれば、レフェリーは失格、試合を裁くスキルのなさが露呈した。完全に動きを封じ込められた状態で腕を捻じ曲げられて、まったく無抵抗状態にされて、絞られているのを、レフェリー、セコンド、主催者をはじめ、誰もが指をくわえて眺めていた。
・ 予言しよう、今のままで何も変わらなかったら、間違いなくいずれ重大な事故をリング上で起こすだろう。本来は、リングの上は一番安全な場所でなければいけないはずだ。
・ 選手一人に罰を押しつけるのも結構だが、主催者、プロモーターは何をしていたんだ? あんなみっともない映像(腕が折れる試合)をお茶の間に流さないようできたはずだ。
・ 青木は試合後に、「笹原さんに指してこいと言われたから刺した」というようなコメントを出しているが、選手からもプロモーターからもそういう物騒な発言が出ること自体、常軌を逸している。ましてや青木は元警察官で、元柔道家だ。「タップしないから躊躇なく折った」と言ってたけれど、相手を壊すのが目的というのならば、戦争にでも何でも行った方がいいんじゃないか。総合格闘技は、あくまでスポーツだ。それに、試合をみるとフィニッシュ近くで楽に首を取れたはずなのに、あくまで腕を折りに行ったのはなぜだ?
・ 100歩譲って、それぐらい追い詰められた気持ちで内心は闘っていたとしても、試合後に必要以上の挑発をしたり、コメントで物騒なことをわざわざ言う必要はない。
・ こんな出来事を繰り返していたら、格闘技はあっという間にメジャーな世界から追い出されてしまうだろう。せっかくここまで世間に広がった格闘技がマイナーでアングラな世界に落ちてしまう。
=ゴング格闘技=
・ (放送したテレビ局に問題がある?)一番は主催者とプロモーターに責任がある。DREAMの笹原と加藤、FEGの谷川。お前たちは何をやったかわかっているのか。この世界を潰す気か? 録画なんだから、TBS側に“あの映像は出さないでください”って何で言わなかったんだよ。それと、なぜレフェリーを処罰しないのか。何十試合も裁いていれば、あれを見てこれはもう動けない、折りに行ってるからこのままやれば折れるってわかるだろう?
・ 知り合いのドクターに聞いたら、上腕骨には尺骨神経などが通っていて、まれに神経の切断とともに折れるんだって。その神経は手首を回す、上下させるという機能を司る神経なんだよ。それがうまくつながらなかった場合はもそういった動きができなくなる。もしそうなってしまったら、廣田は選手として終わりだよ。あんなことされて、ノーサイドで終われるか? スポーツでも何でもない。
(※廣田の状態については後述)
・ 青木がもし折ることがカッコいいと思っているのなら、プロ辞めてどこか傭兵にでも行け。そんなに潰しあいや殺し合いが好きなら。元警察官で元柔道家なんて、自分が元いた場所の面汚しじゃないか。お前がいた警察組織、柔道をやっている人たちに謝れ。そして、これから同じように見られる俺たちにも謝ってくれと言いたい。中指を立てたことなんかよりも、折りに行って折りましたなんて言ってる方がよっぽど問題だよ。
・ (廣田選手がタップしなかったのも問題じゃないか、との意見があります)選手は感情的になっているんだから、レフェリーが止めなきゃだめ! なんでレフェリーが止めないんだよ。レフェリー陣はどのタイミングで止めていいのかミーティングはやっているの? たぶんやってないと思うよ。レフェリーは(ここで止めていいのか、止めたら怒られるんじゃないかとか)立場が弱いから。だからまず主催者の責任が大きいよ。主催者に自覚が足りない。みんなから愛されるような、憧れるような世界にしようという自覚が。
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一部を抜粋したため、本来の記事確認は各自にお願いしたい。
心配な廣田の状態も、同時に確認しておきたい。
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廣田は1月6日に手術。右腕にプレート1枚を8個のボルトで止めている状態。現役中はプレートを入れたままでいいんじゃないかと先生。バンナも入れたままやっていると思われる。先生はジェレム・レ・バンナの骨折を手術した先生。筋肉を傷つけないように手術してもらった。まだ実際にやってみないとわからない部分はあるが、怪我の影響について廣田本人はあまり心配はしてない。2か月でギブスを外せる、そこから本格的に体を動かせる見込み、もし試合ができるとしたら夏以降。(格通、ゴン格より)
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ひとまず廣田は回復の方向に進んでいるようだ。順調に治っていくことを祈りたい。
レフェリング・メディカルでの安全確保、そして格闘技のスポーツ化を推進する前田からすれば、その両面から、第一に主催者(レフェリング含む)、第二に青木本人を批判せざるを得なかった。格闘技というジャンルの存亡にかかわる事件として青木問題をとらえ、意見を打ち出している。青木を問題視する見方には「折ったのは問題ないが、中指を立てたことが問題」という声が多いだけに、“折った”方を問題視している前田の意見は新鮮だ。
折りに行かなければ逆転を許してしまうという立場に立つのか、折りに行かなくても首が楽に取れただろうという立場に立つのか。素人目には、青木はどんな技にも移行できたようにも思えるが、ここは意見が分かれるのかもしれない。
そして前田の目は、今回の事件のその先を見据えている。こういうレフェリング(あるいは背景となる主催者の問題意識の浅さ)が続くと、取り返しがつかないことが起きると言っているのだ。確かに、秋山成勲のヌルヌル事件といい、問題となったことが運営にどう生かされているか、あるいは運営が恒常的にメンテナンスされているかなどは不透明にも思える。
青木事件は、選手に対して、そしてファンに対して、格闘技というものが何なのかを問いかけた。正解がない中で、格闘技とは何だろうと考える契機をもたらした。
ただ、一部のファンの指摘にあるような、青木が人間失格であるかのように論じるのはいかがなものかと思う。強さを求めてトレーニングする姿勢は尊敬に値するし、大晦日の圧勝ぶりには感服した。“未熟な部分が出てしまった”ことを反省して、出直しを期待したいと思うんである。
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つづいて、参院選出馬の真相・背景についてのコメント要点を確認したい。抜粋につき、意図や詳細はそれぞれの雑誌のご確認を。
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=格闘技通信=
・ 参院選に出る決断をしたのは、俺が民主党の応援演説をした去年の衆院選が終わってからだ。去年の秋頃のことだ。自分が決めたことについてはちゃんと自分が責任を全部背負いたいので、自分から小沢幹事長に対して出馬の意思を伝えに行った。
・ 俺はこの3年間、選挙に出るべきか否か、内心ずっと考え続けてきた。2007年7月に参院選で民主党の応援演説をして、そして昨年の参院選でも同党の応援演説をした。いろいろな意味で「このままでいいのだろうか?」と思うことがたくさんあった。
・ テレビの政治評論家とかも、もっともらしいことをいろいろ言うけど、見ている側からすれば、「そんないい考えを持っているのなら、アナタが政治家になってこの国を変えてくれよ」と思っているに違いない。でも、そういう人は絶対に政治家になろうとしない。やはり恥をかくのはイヤなのだろう。でも、何かをやろうと思うなら、やはり身を呈しなければいけない。そのためには自分自身が恥をかく覚悟を決めなければいけない。
・ 俺が政治家になろうと決心した大きなきっかけは、やはり息子の誕生だ。独身のまま一生を送る覚悟を決めた矢先に、思いもかけず48歳で息子が生まれ、俺は父親になった。現実の政治状況を見ていると、未来に向けて安心できることが一つもない。俺自身、人生でいろいろ紆余曲折があったけど、そういう時に必ず手を差し伸べてくれる人がいた。子供たちに、最低でも、俺が経験したのと同様の“温かい、いい日本”を経験させてやりたい。そして、俺の知っている日本以上の日本を、子供や孫に頑張って作っていってもらいたい。
=ゴング格闘技=
・ 正直言って、政治家ってあまり好きではなかったし、興味もなかったんだよね。でも結婚して子供が生まれて、考えるところがあった。子供が20歳になったら自分は日本人男性の平均寿命で、そこまで生きられるかわからないし、下手したらボケてるよ(笑)。そんなことを考えた時に日本の生活とか政情が悪くなっている。
・ 俺の結論は、小泉行政改革が嘘っぱちだったってこと。上っ面をちょこちょこっとやって、根本的な改革は何もやっていない。(奨学金、年金問題、特別会計などについて自説を説く)
・ 衆院選の時も出ないかという話はあったんだけど、その時の気持ちはまだ半々だったんだよね。でも衆院選が終わって、さらにいろいろわかってきたから。
・ (民主党を選んだのは?)本を読むと自民党がやってきた戦後55年体制というのは、いかに政治の名を騙ったモンキービジネスかっていうのがわかるんだよ。寄ってたかって分け前をあさる、みたいな。こんなヤツらとは一緒になりたくないと思ったからね。
・ (政治家を目指すからには、総理大臣まで狙う?)そんなつもりは全然ない。俺は政界の爆弾男になるよ。
・ (政治家活動を開始するとなれば、格闘技にまで手が回らない?)馳がプロレスの試合に出たくらいだからね(笑)。何とかなるでしょう。甘くは見てないけれど。いつも俺が指示を出して、動くようなシステムを作ってね。
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出馬を決定した時期については、高須基仁氏が前田から、前回の衆院選(8月)の際に出馬意思を聞いているとされている。
・ 2010.01.10 前田日明、昨年夏には出馬意思を固めていた~スクープネタ元は忘年会での宣言【週刊 前田日明】: カクトウログ
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前回の衆院選の際、多数の民主党候補を応援するため、全国を飛び回っていた前田は「高須さん、次の選挙には出馬するよ」と、私にこっそり教えてくれていた。
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実質的には夏に決めて、秋に意思として伝えた、ということ。息子の誕生をきっかけに日本の将来を案じる気持ちが強くなり、いろいろと調べているうちに日本の惨状に対して行動を起こしたくなったということ。
大きく言うと“言うだけ番長にならず行動した”“旧体制にがまんならず改革に乗り出した”ということになるんでしょう。これは前田のプロレスにおける立ち位置そのものである。いつだって前田は考えたことを行動に移してきたし、政治に関しても踏み出さずにはいられなかった。
ただ、総理大臣ではなく爆弾男になる、と整理したところは、プロレスでのものとは違うと言ったところか。
いずれにせよ、売名行為なのではけっしてない。レッドゾーンを振り切らんばかりに、自身の底から湧き出る意志による出馬。そうした意図を自ら伝えなければ気が済まなかったのだろう。これ自体が、こう生きるべしというファンへのメッセージなんである。
格闘技への取り組みについては政治家活動との両立を意図しているようだ。たいへんだと思うが、頑張ってほしいです。
前田のメッセージについては、さらに小沢氏への印象、日本への想いなどは格闘技通信を。日本の問題点、格闘技雑誌に足りない点、アウトサイダー展望などはゴング格闘技を、それぞれご覧ください。
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前田がかつてスーパーバイザーを務めたプロレス団体「ビッグマウスラウド」。社長である村上和成は頭部を負傷して長期欠場していたが、このたび復帰が決まった件。前回は前田さんに紹介していただいた先生のところで、「必ず復帰させてあげます」と言われ、、、というエピソードを紹介した。
村上は前田に復帰が決まったことを報告したんだという。1/25更新分携帯サイト「プロレス格闘技DX」コラムより。
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前田さんに復帰が決まりましたと連絡を入れた時、前田さんに「頭は大丈夫なんか? どうなんだ」と言われ、「大分良くなりました。それで大会当日も、ドクターに完全サポートしていただけることになりました」と言うと、「そうは言ったものの安心してはだめだぞ! 絶対に飛ばすなよ! そしてしっかり受け身をとらないといかんぞ! 無理はするなよ」と、心配していただいているのがガンガン伝わってきて、たまらん気持ちになりました。ホント感謝です。
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前田も複雑でしょう。メディカル面での妥協を“弟分”であるかのような村上にはしたくない一方で、村上が自分の意思を曲げないこともわかっているに違いない。健介オフィスサイドにも、当日の体制を万全につくってほしいところ。
村上の復帰戦まで、いよいよあと10日!
最新1週間の【週刊 前田日明】はここまで。
今週も前田日明を追いかけます!
□ [大会プロデュース]
・ RINGS公式サイト>>2010年2月14日開催 「THE OUTSIDER 第10戦」 大会概要
2010年2月14日(日) 開場14:00(予定) 開演15:00(予定)
ディファ有明 THE OUTSIDER 第10戦
□ [イベント出演] 02/22 18:00~
・ MARK&I
・ チケットぴあ[電子チケットぴあ|チケット情報・販売]「第200回 コーセーアンニュアージュトーク」ファイナルスペシャルヴァージョン ~ありがとう!アンニュアージュな仲間たち~
第200回コーセーアンニュアージュトーク
ファイナルスペシャルヴァージョン
「ありがとう!アンニュアージュな仲間たち」
3時間のファイナル特大版
=ゲスト=
上妻宏光・浅倉大介・姜尚中・北方謙三・吉川晃司・絹谷幸二・西城秀樹・姿月あさと・西島千博・デーモン閣下・前田日明・ROLLY(アイウエオ順)
■開催日時:2010年2月22日(月)開場17:00/開演18:00
■会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール
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・ 週刊 前田日明 ~unofficial~
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