柴田勝頼の携帯コラムに何百通ものメールが届く/船木誠勝、ヒクソン戦での引退宣言はノリだった
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携帯サイト「プロレス・格闘技DX」での柴田勝頼コラム「REAL TALK」を読むことは、ボクの毎週の楽しみの一つである。最近では、父親・柴田勝久氏の生前を数週間綴り続けたり、指導者としての立ち位置を開始した桜庭和志ジム(ラフター7)での充実を綴ったりと、まさにREALで自然体な柴田に向き合うことができるのだ。
そんななか、4/7更新分で異変が。読者からの「そろそろ日記のタイトルをREALTALKから営業TALKに変えた方がいいのでは」メールが来たことを明かし、呼応して「正直、何を書いたらいいのかよくわからなくなってきました。これからは自分の身の回りのことは控えて、日記の内容はよく考えて書きたいと思います」と柴田は記す。読者メールは、みんながジムに通える地域なわけではないことから「そういう話はラフター7のブログで提供すればいいのでは」という批判、「それだけ充実されているのに去年の大晦日みたいなものをまた見せられたら、もう会場に足を運ぶことはない」という皮肉が含まれたもの。
翌週4/14更新分コラムにて、柴田は何百通もの励ましメールが来たことに触れた。そして、決断する。
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自分は、自分を応援してくれる人のために、これからもありのままを日記に書くし、全力を尽くして戦っていきたいと思います。リングに上がるまでは少し時間がかかるかもしれないけど、その時は今まで以上に“プロレスラー・柴田勝頼”が発揮できるように日々の練習に取り組んでいきます。
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何十通というわけではなく何百通もメールが届くほど熱い読者がいたことは、はっきり言って意外でした。それだけ柴田の一挙手一投足に期待するファンが多いということ。
ひとつ補足するなら、そもそもの批判メールさえも、柴田に高いレベルでの試合内容を期待するがゆえのメッセージだとボクには思えた。
とにかく、全国に“仲間”がいたことを確認した柴田。お父さんの件が残念だったわけだが、次のアクションに期待したいと思う。
参考。
・ 2010年3月24日(水)スポーツナビ|格闘技|高橋、佐藤、柴田が語る「Laughter7」の魅力
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――柴田選手、「Dynamite!!」では泉浩選手に判定で敗れました
柴田 そこで僕の中の時間が止まっているので、次の試合に勝って自力で止まった針を動かしたいと思います。今は、一戦一戦を大事に戦っていくのみです。試合が決まったら、集中して体と気持ちをしっかり作っていきたいと思います。
――今年の目標を聞かせてください
柴田 昨年は最後の最後でできなかったんですけど、今年は常に行く姿勢、前に出る姿勢を見せていきたいと思います。ここでの指導は僕のライフスタイルの一部でもあるので、いろいろなことを教えながら自分ももっと強くなりたいですね。
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柴田は以前に、父親の足跡をまとめたいとも記していた。柴田勝久氏がどう生きたかということについては、ボクも何らかのまとめをしたいと思いつつ、挫折した状態。天国でも温和な笑顔でいるであろう勝久氏に、つい甘えてしまっています。
さて、こちらはコラムと同様にネットで書き込むツイッターの話題。
・ Twitter / kamipro: 船木誠勝にツイッターを勧めるインタビュー。「そのフォ ...
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船木誠勝にツイッターを勧めるインタビュー。「そのフォロワーっていう人たちの住所や電話番号がわかるなら、やってもいいです」などのマッドネス節が炸裂。ノリ気じゃない最大の理由は「ヒクソン戦のトラウマがあるんです」。どういうこと? そして船木の決断は? 詳しくは3月23日発売の本誌で!
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柴田の“師匠格”でもある船木誠勝が『kamipro』でこんな告白をしている。
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船木「当時はマイクを持つことがもうクセでした。でも、ヒクソンに負けたあとに『15年間、ありがとうございました!』ってマイクしたじゃないですか。あれはいただけなかったなって思ってます。ホントに衝動的にやっちゃいましたし、それで引退しちゃいましたからね。あれ、ノリなんですよ。だからそこでトラウマがあるのかもしれないです。言葉に責任持たないといけないなって、この10年で勉強しました」
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あんなにファンに惜しまれた引退発言がノリだったのかよ!
これでは確かに、ツイッターはできない。現在やっているブログ開設の経緯も「やってくれって言われたんで」とそっけない。ついでに、「試合に向けてのインタビューになるとすっごいイヤですね。特に『東スポ』なんかの煽りは。なんか誘導されちゃうんですけど、でも、あれって嘘じゃないですか」などとマッドネス発言。
柴田も船木も、言葉を通じて格闘技・プロレスを「どう広げるか」「どう伝えるか」で悩みつつ前に進んでいる。彼らと一緒の時代を生きることは、とてつもなく生き甲斐があることだ。
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