古舘伊知郎、「山本小鉄さん逝去」を『報道ステーション』で伝える~かつての実況・解説最強タッグ
テレビ朝日の看板ニュース番組『報道ステーション』の司会を務める古舘伊知郎さん。ただ、ボクらにとってはプロレスからの誇るべき“卒業生”でもあるなんて言うと、若い人たちは驚くかもしれない。
古舘さんは10年以上に渡って、テレビ朝日『ワールド・プロレスリング』の実況アナウンサーを務め、プロレスブームを彩った。特に1980年からは解説・山本小鉄との最強タッグを組んでいた(古舘伊知郎 - Wikipedia参照)。
そんな古舘さんが番組の中で触れるのか? どんな触れかたをするのか? ファンに注目された中で、30日の『報道ステーション』。古舘さんは口を開いた---。
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古舘「武内さん、よろしくお願いします」
武内絵美アナウンサー「はい。元プロレスラーで解説者としても活躍した山本小鉄さんが28日、『低酸素脳症』のため、休暇先の長野県軽井沢で亡くなりました。68歳でした」
(小鉄さんの略歴とアントニオ猪木コメント文発表のVTRを挟む)
古舘「まぁ、非常に厳しいところが選手、レスラーの方々に(対しては)ありましたけれども、小鉄さんというのは。当然やさしくてあったかい面があった方でね。実況と解説というコンビで長くやらせてもらいました。いろんなことを思い出すんですけれども---(空気を見上げながら)たとえば、30年も前になりますけどね、毎週毎週中継行って、体育館での中継が終わりまして、冬のさむーい日で、旅館のボクの部屋と小鉄さんの部屋の暖房だけ壊れましてね。ボクが部屋に入りまして、2人で1枚ずつの毛布をぐるぐる巻きにしまして2人で一緒に寝て一夜を明かしたとか…。いろんな思い出があります。お世話になりました。あー、小鉄さん、悲しいです。残念です(頭を下げる)」
武内「通夜、告別式は親族のみで営まれるそうです」
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時間を割いてくれただけじゃない。 プロレスがけっしてメジャースポーツとは言えない現状の中で、なんとCM前に予告が入り、CM明けスポーツニュースのトップという位置づけ。
かつてプロレスの魅力を伝えてくれた名コンビ。そして時が経ち、プロレス界の功労者である小鉄さんの活躍と人柄を、古舘さんが直接、ニュース番組で伝えてくれました。
感慨深すぎます。古舘さん、ありがとう!
※9/1 00:20追加
報道もありました。あわせてご確認ください。
・ 古舘キャスター「小鉄さん、悲しいです」 - 社会 - SANSPO.COM
>> 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト
>> 山本小鉄 Official web site
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