週プロ読者が選ぶ「2010プロレスグランプリ」が発表に~駆け抜けたニュージャパン・クオリティ!
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『週刊プロレス』誌が年末年始の読者からの投票で決定した「2010プロレスグランプリ」。本日(19日)発売分の週プロに掲載された。
実際の誌面ではそれぞれ10位までが発表されている(投票数は1万4361)。この結果、新日本プロレスは公式サイトで“新日本関係が7部門のうち6部門受賞”と煽っていますね。
・ 週刊プロレスオフィシャルブログ 【週刊プロレス リリースブログ】 powered by プレイヤーズ: プロレスグランプリ結果大発表!! 秋山復帰戦リポート、レジェンド企画も注目!
・ 表紙は読者が決める2010プロレスグランプリ受賞者たち…内藤、デヴィットらが受賞! 週刊プロレス2月2日号(vol.1562)は1月19日(水)発売!
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■プロレスグランプリ
1位:杉浦 貴<NOAH>
2位:小島 聡<新日本>
3位:真壁 刀義<新日本>
■ニューウェーブレスラー
1位:内藤 哲也<新日本>
2位:飯伏 幸太<DDT>
3位:朱里<SMASH>
■ベストタッグチーム
1位:飯伏 幸太&ケニー・オメガ
2位:ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン
3位:プリンス・デヴィット&田口隆祐
■ベストマッチ
1位:飯伏 幸太&ケニー・オメガ vs プリンス・デヴィット&田口隆祐(新日本10・11両国)
2位:小島 聡 vs 棚橋 弘至(新日本8・15両国)
3位:杉浦 貴 vs 森嶋 猛(NOAH12・5武道館)
■最優秀外国人選手
1位:プリンス・デヴィット<新日本>
2位:ケニー・オメガ<DDT>
3位:ジャイアント・バーナード<新日本>
■最優秀技賞
1位:小島聡のウエスタンラリアット
2位:中邑真輔のボマイェ
3位:丸藤正道のタイガーフロウジョン
■最優秀興行
1位:新日本8・15両国
2位:新日本1・4ドーム
3位:NOAH12・5武道館
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残り選出者や短評は誌面で確認を。正直、1万4361人もの投票があったことに驚いた!
なるほど、杉浦以外は“新日本関係”。先だっての「ネット・プロレス大賞」と同様に新日本系・DDT系が目立つ結果となった。ただ、DDT系が飯伏幸太&ケニー・オメガにとどまっているのが特徴でもある。この2人は“選手としても届いた”のだ。
参考までに、155名が選出した「ネット・プロレス大賞」。
・ ファンが選ぶネット・プロレス大賞2010 結果発表~大日本プロレス・関本大介がMVPを獲得!: カクトウログ
・ ネット・プロレス大賞:公式サイト
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■最優秀選手(MVP)
1位:関本大介(大日本プロレス)
2位:杉浦貴(NOAH)
3位:真壁刀義(新日本プロレス)
■最優秀試合(ベストバウト)
1位:10.11 両国国技館 IWGPJrタッグ選手権:プリンス・デヴィット&田口隆祐 vs 飯伏幸太&ケニー・オメガ
2位:4.4 新宿FACE KO-D無差別級選手権:関本大介 vs マサ高梨
3位:8.29 両国国技館 三冠ヘビー級選手権:鈴木みのる vs 諏訪魔
■最優秀団体
1位:DDT
2位:新日本プロレス
3位:SMASH
■最優秀タッグチーム(軍団・ユニットもOK)
1位:ゴールデン・ラヴァーズ = 飯伏幸太&ケニー・オメガ
2位:チーム変態大社長= 高木三四郎&澤宗紀
3位:バラモン兄弟/佐藤兄弟
■新人賞(だいたい3年目まで)
1位:入江茂弘(チームでら)
2位:帯広さやか(19時女子プロレス)
3位:鈴川真一(IGF)
■最優秀興行(シリーズも可)
1位:10.6 マッスルハウス10・後楽園ホール
2位:7.25 DDT・両国国技館
3位:6.11 新日本プロレス・大阪府立体育会館
■最優秀マスメディア(書籍・番組・映画など)
1位:Twitter
2位:USTREAM
3位:19時女子プロレス
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個人的には、週プロ読者選出版の方がしっくりくる。新日本中心の観戦で、飯伏やケニーの闘いぶりにも驚愕した。ボクはそういう関わり方であるし、そういう読者も多かったんでしょう。ネットプロレス大賞では、サムライTV契約率が多かったり、ツイッターでも追ってたり、またちよっと踏みこんだ関わり方をプロレスとしているという面もあるのかなぁ。
プロレスマスコミによる東スポプロレス大賞も並べておきましょう。
・ 第116回 2010年度東スポプロレス大賞発表! 三田佐代子の猫耳アワー
・ maikai: 2010年度プロレス大賞選考会
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▼最優秀選手賞 杉浦貴(プロレスリングNOAH)
▼年間最高試合賞 田口隆祐&プリンス・デヴィット組vs飯伏幸太・ケニーオメガ組(新日本プロレス10.11両国大会 IWGPジュニアタッグ選手権試合)
▼最優秀タッグチーム賞 中西学・ストロングマン組
▼殊勲賞 諏訪魔(全日本プロレス)
▼敢闘賞 小島聡(フリー)
▼技能賞 カズ・ハヤシ(全日本プロレス)
▼新人賞 岡林裕二(大日本プロレス)
▼女子プロレス大賞 高橋奈苗(スターダム)
▼50周年特別功労賞 アントニオ猪木
▼特別功労賞 ラッシャー木村
▼特別功労賞 山本小鉄
▼特別功労賞 星野勘太郎
▼特別功労賞 ジョー樋口
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どういう選ばれ方でもきっちり名前が入ってくる杉浦は立派な王者。ただ昨年を振り返ると、カズ・ハヤシや諏訪魔、丸藤正道といった面々も例年ならベスト3に入るレベルの活躍のように感じた。大車輪で働いた人が多かった年だった。
そして、丸藤・潮崎・飯伏・ケニー・小島らを巻き込んで駆け抜けた新日本のクオリティは高かった。
もちろん、プロレスラーたちはこういう賞レースを目的に試合をしているわけではない。プロレスの試合自体が「どちらの世界観が上回るか」という勝負であり、鈴木みのるなどは「(ある賞を獲ったレスラーたちを指して)俺が好きなプロレスはそれじゃないと思っている」と口にしている。
改めて、プロレスラーはファンの歓声を背にしながらお互いのスタイルをぶつけあっているんだと感じる。と同時に、ファンの方も、自身がこだわるスタイルや選手のノシ上がりを応援し続けているんだと思う。何が正解とかじゃなく、それがプロレス。
ここ最近にファン同士で話をしたのは、良くも悪くも団体を批判できなくなっているということ(特にネット上)。本人たちがどういう本心でいるかどうかは不明だが、プロレスマスコミ界の重鎮たちが「サムライTV」に出演して、どの団体も楽しんでいるように見せていく。そこに倣うことはないんだけれども、そういう空気が当たり前になっていく自分もいたりする。
そんな中で、プロレスに対して自分の考えを書いていくというのはちょっと難しい作業になっているような気もする。そのあたり、ちょっとずつ噛み砕いていく努力をしていこうと思う。
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