話題の鈴川真一vsジェロム・レ・バンナ戦がああいう試合になってしまった理由とは?
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こういう話題が苦手な方はスルーしてください。ボクは「こういう前提のところの理解もしないでプロレスファンは楽しんでいるのか」と思われるのもいやだし、自分の勉強の意味でもたまに書くようにしていますが。
プロレスと格闘技、それぞれの価値観が観る側にも成熟されつつある現代において、“プロレス大会で行われた格闘技の試合”として話題となったのが鈴川真一VSジェロム・レ・バンナ戦(4月28日、IGF東京ドームシティホール大会)である。
・ “K-1番長”バンナが鈴川を血祭りKO 橋本大地は藤原組長のワキ固めに無念タップ(スポーツナビ)
・ バトル・ニュース|試合速報・結果|何度ダウンしてもバンナに向かっていった鈴川だが、トーナメント1回戦で敗退!猪木は自粛ムードを元気で吹っ飛ばす
・ ジェロム・レ・バンナがプロレス八百調説を否定!鈴川真一敗れるもハートの強さ見せる~GENOME15 | ブラックアイ2
試合経過に関しては、こちらの記述が参考になる。
・ “K-1番長”バンナが元力士・鈴川を血祭りKO=IGF|スイミングアイ
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バンナさんはグローブが14オンスとは言え、オープンブローではなく、普通にナックルを当てていましたし、蹴りもまともにぶち込んでいました。で、何よりもバンナさんの本気度が伺えたのが、一切鈴川さんを光らせなかったところ。鈴川さんがタックルにいってもスプロールして切って、逆にマウントを奪いパウンドを打ち込もうとするシーンも。
あのバンナさんが総合グローブではなくボクシンググローブで、マウントからパンチを振り下ろすシーンはなかなか見られたものではない、貴重な映像です。
で、鈴川さんは正直なにか有効な攻撃が出来たかといえば、一切出来ていません。打撃もタックルも封じられました。しかし、ダウンさせられても何度も立ち上がりバンナさんに向かっていきました。ひょっとしたらIGFはこの画を期待していたのかもしれません。自分よりももっとずっと大きな力に翻弄されてしまう時、それでもなお人間は立ち上がって立ち向かっていく、と。
試合後、バンナさんは自ら鈴川さんのもとに歩み寄り座礼まで行いました。格闘技的には圧勝であったとしても、自分よりも遥かにキャリアの浅い、戦力に劣る鈴川さんが心を折らずに立ち向かってきたことに敬意を払ったのでしょう。
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試合内容に関しては、みなさんが感じたものとボクも同じ。テクニックの発展途上さを補って余りある根性・頑丈さをみせた鈴川。とにかく素晴らしかった。
ただ、この大会から始まったトーナメントにはIGFが鈴川プッシュを意図していたことは明らかであり、どうしてIGFはこんな試合に鈴川を送り出したのかという点が注目された。
その理由についてはミルホンネットが記事にしていた(すみませんが有料電子書籍のため、有料部分の引用はしません)。
・ IGFガチの報復 昭和カリフラワーアレイ総会 狂虎震災支援 掣圏真陰流 [miruhonnet066.krm] - 420円 : 武道・プロレス・格闘技 ファイト!ミルホンネット,
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【昭和プロレス逆襲の謎を紐解く】4・28『GENOME 15』は衝撃の結末だった。プロレス団体IGFによる『2億円ベルト争奪トーナメント』の鈴川真一vs.ジェロム・レ・バンナ戦がガチンコ勝負になったからだ。ほかにも大阪の角谷正義がボブ・サップに勝つなど、予定調和からかけ離れたカードが敢行。これら昭和プロレスの亡霊による逆襲とも受け取れる謎を、他の専門媒体では踏み込めない徹底検証にて完全分析、独自の取材情報と合わせてその全容をタブーなくお伝えする。
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興味のある方にはご購入いただくほかない…事実は小説よりも奇なりと言われるが、この背景は凄いなぁ。とにかくどういう試合をするかのはっきりした契約がないままバンナは来日。IGFとバンナが“交渉”をする過程で、IGFの当初の意図にはなかった異種格闘技戦が決行されたのだ。
鈴川の踏ん張りで結果オーライとしての美談にはなったし、興行としては大成功ということになるんだろう。アントニオ猪木の世界観で言えば、「猪木がガチで闘った試合の一つ」の鈴川版がバンナ戦ということになる。ミルホンにも昭和プロレス逆襲という言葉が使われている。
ただ、スイミングアイさんがコメント欄で「正直、この路線を期待してもどうなんだろう…?って言うのが凄くあります」と書いているように、平成時代のプロレスファンには複雑な思いがある。ボクは当然マスコミなどではないから、「これもプロレスのひとつ」みたいな論調でカッコよくまとめることはできない。
鈴川を称賛することと、ああいう試合が行われることを是とするのは別次元の話。
プロレスと格闘技。それぞれのジャンルに真剣に取り組む選手を、やる側も見る側もいっそうリスペクトできる時代が来てほしい。鈴川VSバンナ戦は、ボクらプロレスファンにどういうスタンスでプロレス・格闘技を見ているか、を迫っているのだ。
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>> アントニオ猪木 IGFプロレスリング | アントニオ猪木が会長を務めるIGFプロレスリング公式サイト
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