米柔道大会で優勝「本業は格闘技。夢は五輪」~石井慧の考えがわからない人のための言動まとめ
柔道金メダリストであり、現在は総合格闘家である石井慧が米国柔道大会に出場、優勝を果たした。
関連記事を列挙。
・ 石井慧が全米選手権に出場登録…柔道:その他:スポーツ:スポーツ報知
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世界選手権(8月・パリ)米国代表選考会を兼ねる今大会の出場には米市民権が必要で、取得していない石井は代表選考対象の100キロ超級や100キロ級に出場できない。オープン参加クラスは代表選考に関係なく、石井を含む13選手が出場して30日に行われる。
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・ 石井慧「被災した人たちに見てもらいたい」 - ファイト - SANSPO.COM
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北京五輪決勝以来の柔道の試合に「本業は格闘技。大きな夢として柔道で2016年リオデジャネイロ五輪を目指せればいい」と気持ちを高ぶらせた。
08年12月にプロ転向し、昨年からロサンゼルスで単身生活して総合格闘技に取り組む。ほとんど柔道の練習はしていない。今回の試合は自由参加で、出場選手のレベルは高くないが「挑戦する姿勢を、東日本大震災で被災した人たちに見てもらいたい」と話した。
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・ 石井、柔道復帰は視野になし「自分は格闘家」 - ファイト - SANSPO.COM
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柔道の全米体重別選手権最終日は30日、米フロリダ州オーランドで行われ、オープン参加クラスに出場した2008年北京五輪の男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(24)=アイダッシュ=が、全試合一本勝ちで優勝した。石井は同五輪以来となる柔道の試合への出場だった。
石井が北京五輪の決勝以来、約2年8カ月ぶりの畳に立った。「自転車の乗り方と一緒で、体に染み付いたものは忘れない」と豪快な柔道を展開し、米国の3選手を計1分39秒で仕留めた。
2回戦で100キロ級世界ランキング27位のバシュクラットと対戦。石井以外で最も実績がある選手だったが、1分すぎに得意の左体落としを決めた。準決勝は寝技で一本勝ちし、決勝も開始9秒に内股で軽く相手を投げ飛ばした。
「自分は格闘家だから」と軸のぶれない24歳は、本格的な柔道復帰は考えていない。久しぶりの金メダルを手に「全日本王者の鈴木桂治選手と闘いたい」と不敵に笑った。柔道時代と変わらない大口も、プロ選手ならではのリップサービスだろう。
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・ 石井「被災した人々に捧げたい」オール一本勝ちで優勝…柔道:その他:スポーツ:スポーツ報知
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この日は背中に「がんばれ東北」のメッセージ入りのゼッケン、胸に星条旗のワッペンを着けた柔道着で試合に臨んだ。
石井慧「東日本大震災で被災した人々に、この勝利をささげたい。久しぶりの柔道で技の出が遅く、つかみ方も甘かった。自分は格闘家だから、柔道に戻ったという感慨はない」
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・ 圧倒的だった石井慧「柔道王者としてしっかりと五輪を目指したい」 ― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
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北京五輪柔道100キロ超級金メダリストでプロ格闘家の石井慧(24=アイダッシュ)が柔道の全米制覇を果たした。
米国の市民権がなくオープン参加とはいえ、北京五輪金メダリストの実力を証明し、圧倒的な力の差で無差別級を制した。道着の背中には東日本大震災で被災した人たちのために「がんばれ東北」の言葉を縫いつけた。「被災者に勇気と元気を与えられたと思う。これからは柔道王者としてしっかりと五輪を目指したい」と前を向いた。米国代表で16年リオデジャネイロ五輪を目指す石井が、絶好のスタートを切った。
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・ 石井慧 米国でリオ五輪出場へ「永住権」取得へ ― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
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石井が米国の永住権取得へ動きだす。
関係者が「米国の弁護士と話はしていたが、早急にグリーンカード(外国人永住権)取得、そして市民権取得へ向けて動きだす」と1日にも手続きに入ることを明言した。今大会では100キロ級、100キロ超級にエントリーしながら市民権がないため出場できず、オープン参加の無差別級に回った。試合前に石井と対面した米国柔道連盟のランス・ネイデッグ会長は「石井のためにやることをやる」と後押しを約束した。
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・ 日本へ配慮 石井に慎重な米国「繊細に扱っていく」 ― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
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米国柔道連盟のナディング会長は、石井について「将来的に米国代表になる気持ちがあるなら、可能な範囲でサポートしていきたい」と話した。
石井が米国代表を目指すためには米市民権の取得が第一歩となる。厳格なアマチュア規定はなく、プロ格闘技との両立は可能という。同会長は「全日本柔道連盟との関係を大切にしたい。何も問題が起こらないよう、繊細に扱っていく」と日本への配慮も加えた。
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よく知られているように、日本ではプロ格闘家が柔道大会に参加することはできない。本心がどこにあるかはわからないが、公式には「本業は格闘技。大きな夢として柔道で2016年リオデジャネイロ五輪を目指せればいい」というのが石井の意志と受け止めればよいのだろう。米国ではプロ格闘技とアマチュア柔道の両立は可能だという。
そんな中途半端な気持ちで何かが達成されるの!?と思われる方も多いでしょう。ただ、プロレスファンならば「1986年に当時ジャパンプロレスに所属していた谷津嘉章が全日本レスリング選手権大会・フリースタイル重量級に出場して優勝した」(アマチュアレスリング - Wikipedia)こととオーバーラップして納得する人が多いかも?
敵は米国柔道ファイターというよりも永住権(さらに市民権)だと言えそう。そんなに簡単に取れるものじゃないと思うが、どうなのか。米国柔道連盟がサポートすれば可能になる? 米国としてもメダル獲得につながるならばといったところか。
石井の米国柔道大会優勝のニュースが流れ、米国UFCビッグマッチ(WOWOW生中継あり)に沸いた5月1日。日本格闘技界にはショッキングなニュースが相次ぎました。
・ MMA IRONMAN: 佐藤嘉洋「TBSの格闘班の人たちは解散したみたいです」
直接的に何かが“終わる”わけではないが、日本での格闘技熱が下がっていることと無関係ではないでしょう。
かつて米国UFCとの交渉が決裂し、日本格闘技界でも思ったような試合運びができない石井。“逸材”であることは間違いないだけに、まわりにも認められるしっかりとした道のりを再設定してほしいところだ。
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