KENTAがGHCヘビー級挑戦、丸藤正道が復活~ノア11・27有明コロシアム速報観戦記まとめ
プロレスリング・ノア「GREAT VOYAGE 2011 in Tokyo vol.4」11月27日(日)有明コロシアム大会を会場にて観戦しました。当サイトにてリアルタイムで速報しましたが、試合順に並べ替えましたので改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ 【24時以降更新】11/27 15:00~ 【ノア】GHC・三冠ダブル王座戦、丸藤復帰(有明) (スポーツナビ)
・ GREAT VOYAGE 2011 in Tokyo vol.4 11.27有明コロシアム(ノア公式)
・ 力皇猛選手引退のご報告※コメント追加
・ 有明コロシアム大会を終えて 各選手コメント
* * *
正式ジャッジは緑字の追記をご参照ください。
★15:14 | 観客席は盛況〜バイソン・スミスさんにテンカウントゴング追悼
足を運ぶと、高い席は売り切れて、4000円のみでした。
スタンド席の後ろ半分は開放していませんが、それ以外は埋まっている。
盛況と言っていい!
田上社長が遺影をもち、バイソン・スミスへのテンカウントゴング追悼が行われました。
★15:25 | ノア有明速報1
<会場・有明コロシアムから速報中>
[1]井上雅央&宮原健斗 vs マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト
「もらった!」のセリフから首固め→回転エビ固めに井上がいくも、相手のお尻に潰されて8分、そのままフォール負け。
×井上雅央&宮原健斗(8分48秒、足折り回転エビ固めをつぶして → エビ固め)マイキー・ニコルス○&シェイン・ヘイスト
★15:46 | ノア有明速報2
<会場・有明コロシアムから速報中>
[2]森嶋 猛&吉江 豊 vs 斎藤彰俊&モハメド ヨネ
まず、力皇がテーマソングに乗ってリングイン。
マイクで、復調の可能性が低く引退を決意したことが伝えられる。
観客「えー」
力皇はそのままリングに残り、森嶋の入場までを見守る。森嶋はグローバルリーグ戦優勝トロフィーを持って入場。
リングインするや、力皇と会話をかわした。
森嶋は力皇に優勝を報告しているようでもあった。
試合ではその森嶋がつかまるが、ラリアットでヨネを振り切り吉江にタッチ。
吉江のランニングボディプレスがヨネに炸裂。
斎藤が吉江に投げっぱなしジャーマン!
森嶋は斎藤にミサイルキック。
森嶋はサンドイッチラリアットなどを食らう。
斎藤はバイソン追悼のアイアンクロースラム。
しかし、吉江のダイビングボディプレス→森嶋のラリアット三発→バックドロップを食らった斎藤が12分、沈んだ。
○森嶋 猛&吉江 豊(12分04秒、バックドロップ → 片エビ固め)斎藤彰俊×&モハメド ヨネ
勝利の森嶋は本部席の力皇とガッチリ握手。
ヨネも引き揚げる際に力皇と握手。
★16:08 | ノア有明速報3
<会場・有明コロシアムから速報中>
[3]小橋建太&佐々木健介 vs 佐野巧真&谷口周平
小橋はコバシコールの大合唱で入場。
健介と谷口が先発。健介が飛ばす。
小橋と谷口。小橋はチョップを放つも谷口のエルボーに下がる。
小橋は佐野にもチョップを放つが、なぜか破壊力がない。
連発しているうちに少し破壊力がもどって健介にタッチ。
スイッチが入った健介と小橋が谷口にサンドイッチチョップを連打。
谷口は小橋にフロントスープレックス。小橋はコーナーチョップ連打。
佐野は小橋にセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。
小橋が佐野に雪崩式ブレーンバスターを狙うと、谷口がカットの意図で小橋を下から肩車狙い。しかし小橋がチョップを谷口の脳天に落とし、谷口小橋の二階建てブレーンバスターが佐野に決まる。
佐野に小橋ハーフネルソン→健介ラリアット→ノーザンライト。15分、佐野が沈む。
小橋建太&○佐々木健介(15分30秒、北斗ボム → 片エビ固め)佐野巧真×&谷口周平
暖房、入ってないなぁ。まじ寒い。
★16:27 | ノア有明速報4
<会場・有明コロシアムから速報中>
[4]鈴木鼓太郎&青木篤志&石森太二 vs 高山善廣&金丸義信&平柳玄藩
試合がグッとスピーディーに。高山の石森へのショルダースルーが高い。ひどいよ!
勝負どころで石森と高山。意外と石森が奮闘するも、450゜スプラッシュは高山がかわす。
高山はギロチンやニーリフト、バックドロップで石森を追い込み、12分、ランニングのヒザ。高山が勝利。
鈴木鼓太郎&青木篤志&×石森太二(11分52秒、ランニングニーリフト → エビ固め)高山善廣○&金丸義信&平柳玄藩
ノーマーシーの勢いが感じられる、さすがの躍動感でした。
休憩です。
★16:36 | バイソン・スミス献花台の様子
献花台にはファンから多くの花が並んだ。
★17:19 | ノア有明速報5
<会場・有明コロシアムから速報中>
▼丸藤正道復帰戦
[5]杉浦 貴 vs 丸藤正道
※丸藤、4月16日後楽園ホール大会以来の復帰戦
丸藤のテーマがかかると自然に手拍子がでる。
16時50分、ゴング。
杉浦がグラウンド状態にある丸藤にサッカーボールキックを複数回ねらうも、俊敏にかわす丸藤。緊張感が高まる。
リストの奪い合いで丸藤がバネをきかせて何度も着地をしてみせる。すると、しゃらくさいとばかりに、杉浦がショートレンジでスピアー!
5分経過すると、杉浦がチンロックなどでいたぶり、ブレーンバスター前方落とし。
説明が難しいロープ際のアクロバット技を連発する丸藤。トラースキックから不知火を狙うが、逆にコーナーにぶつけられ逆さ吊り。
杉浦はニーリフトを続けるが、丸藤はニーリフトに対して低空キックの閃き。
丸藤が杉浦をエプロンでキャッチしてエプロンで不知火(コーナートップを踏み外し不完全)→丸藤フロムコーナートゥコーナー→不知火。
15分経過で杉浦がアンクルホールド。
杉浦ターンバックルジャーマンは丸藤がうまくコーナーにお尻で着地するも、丸藤が杉浦に飛び乗ると今度は杉浦がターンバックルパワーボム。
杉浦がジャーマンを経てニーリフト→エルボー。
19分、グロッキー状態の丸藤に杉浦がオリンピック予選スラム。丸藤が沈む。
○杉浦 貴(19分22秒、オリンピック予選スラム → 片エビ固め)丸藤正道 ×
杉浦「組んでノアを盛り上げていこう」
丸藤「条件がある。今夜、おごってくれ」
丸藤の器用な組み立てと杉浦の豪快さが見る者を飽きさせない。まだまだこれからだろうが、やはり丸藤がいないと面白くないなぁと確信させられた。
★17:47 | ノア有明速報6
<会場・有明コロシアムから速報中>
▼第23代GHCジュニア・ヘビー級王者決定戦
[6]リッキー・マルビン vs 中嶋勝彦
※勝者が第23代王者となります
17時20分、ゴング。
中嶋はマルビンの足狙い。場外戦てニークラッシャーの要領でのリフトから、鉄柱→鉄柵へとヒザをぶつけていく。
しかしキック合戦に競り勝ったマルビンはエプロンでグロッキーの中嶋にダイビングボディプレス→コーナートップからの三角飛び乗り横回転ボディアタック。
ペースをつかんだマルビンがラリアット→パワーボム。
中嶋はキック→フロントネックチャンスリー→ドラスク→足4の字固め。
マルビンがエスケープしそうになると、中嶋は初代タイガー式のレッグスピン→再び足4の字固め。
中嶋は垂直落下からランニングキック狙いもマルビンはかわしてエビ固め。キック合戦などで激しくやりあう。
ここからマルビンがラッシュ。
ターンバックルパワーボム
ダイビングフットスタンプ
みちのくドライバー
さらに、、、
バイソンテニエル!
さらにラッシュするマルビンだったが中嶋が立て直すと、高さのあるジャーマン。
18分、中嶋が技合戦を制して王者に返り咲き。
×リッキー・マルビン(18分07秒、原爆固め)中嶋勝彦○
※中嶋が第23代王者となる
青木が挑戦表明。やりとりが盛り上がる。
今から三冠戦。
★18:23 | ノア有明速報7
<会場・有明コロシアムから速報中>
▼三冠ヘビー級選手権
[7=Wメイン]秋山 準 vs 太陽ケア
※第44代王者・秋山の初防衛戦
認定証を読み上げるのは全日本の内田社長。
仲田リングアナ、和田京平レフェリー。
もちろん、キョーヘー!
17時51分、ゴング。
秋山は左肩をガチガチにテーピング。
ケアが秋山をコーナーに詰めて挑発的に攻めると秋山がプッツン。リングサイドを引きずりまわして、ケアを痛めつける。返す刀で京平レフェリーとも口論。その一連の表情が素晴らしい。
ケアも黙ってはいない。痛めている秋山の左肩を再び攻めると、秋山は沈黙。
手首をつかんで肩ごと秋山をリフトすると、秋山の体が浮き上がる。肩へのドラゴンスクリューぎみの捻りも。秋山の肩のテーピングをベリッと剥がして、ケアが躍動。
左腕に力が入らない秋山は、ジャンピングニーから右腕利用のフロントネック。
ケアは飛び付きDDT→サンケアキック。
15分経過。
ケアがコブラクラッチ→河津落とし→ハーフネルソンスープレックス。
秋山はニーリフト→ヒザ連発→エクスプロイダー。
さらに秋山は雪崩式エクスプロイダー狙いも、ケアが踏ん張りパワーボム→TKO34thでカウント2。
キック、ヒザ合戦で20分経過。
秋山が後頭部ヒザ→エクスプロイダー→リストクラッチ式エクスプロイダー。
さらにヒザでグロッキーにさせて、フロントネック。
絞める、絞める、絞める!
20分、ケアがぐったりして秋山の勝利。
○秋山 準(23分08秒、スタンディング・フロントネックロック)太陽ケア×
※秋山が初防衛に成功
締め付ける鬼気迫る表情のまま素晴らしい勝ち方だ!
ベルト贈呈の全日本・内田社長は秋山の握手をスルーしてブーイング。
三冠ベルトを手にした秋山は、ケアと握手。
さらに帰り際、本部席の小橋にベルトを見せつける!
★19:38 | ノア有明速報8 〈速報終了〉
<会場・有明コロシアムから速報中>
▼GHCヘビー級選手権
[8=Wメイン]潮崎 豪 vs KENTA
※第17代選手権者・潮崎の3度目の防衛戦
18時27分、ゴング。
ロックアップでスタートするも、ロープ際でKENTAが張り手。潮崎もパチンと音がする逆水平とショルダーアタックで応戦する。
しかし、KENTAがキツいビンタを一発放つと潮崎が崩れ、ロープに振られても崩れるダメージ。
5分経過。
KENTAがミドルキック。今度はKENTAが潮崎のチョップで崩れる。
突っ込む潮崎にKENTAがカウンターのニーリフト→さらにロープにふってニーリフト→場外戦。
リングに戻り、KENTAの蹴りが続く。潮崎は場外鉄柵攻撃などで逆転。
潮崎は手刀落としを連打。エルボーや逆水平でKENTAを追い込む。
潮崎、ラリアット!
KENTAはパワースラム。キックを連打。すこし空足を踏んだようになる。大丈夫か?
KENTAはDDT→STFへ。
15分経過。
潮崎がキャプチュード→垂直落下ブレーンバスター。
潮崎、場外へのショルダーアタック。
KENTAは鉄柵外でのDDTから、杉浦戦でみせたコーナーからの鉄柵越えダブルフットスタンプ狙い。しかし潮崎が察知、急いで戻って食い止める。
場外戦を経て、KENTAがフライングラリアット→対角線ドロップキック→顔面ヒザ。
潮崎がローリング手刀→ムーンサルトプレス自爆。
KENTAはフィッシャーマン。そしてgo 2 sleepにいくも不発。
潮崎はラリアートを挟むも、KENTAがgo 2 sleepを二回成功させる!
しかし潮崎もラリアート→ムーンサルトプレス。
そのままフォールにいく潮崎の動きを利用して、KENTAがGAME OVERを仕掛ける!
しっかり技がかかりきらぬうちに潮崎はエスケープ!
潮崎はゴーフラッシャーを放つも、KENTAはキックアウト!
KENTAが渾身のビンタ連打も、潮崎がラリアットを二発!
ダメージ深いKENTAをがっちり捕獲した潮崎は変形リバースDDT。
あー、これは完璧だ、、、
28分、潮崎が激戦を制して、ベルト防衛!
○潮崎 豪(27分37秒、変型リバースDDT → 体固め)KENTA×
※潮崎が3度目の防衛に成功
インタビューで次期挑戦者の話題に。
会場の声を察知した潮崎が森嶋を呼び寄せる。
潮崎「森嶋、きいてんだろ、出てこいよ!」
森嶋「やっぱりGHCがほしーい!そのベルト、お前がもってるから輝いてるよ!」
身振り手振りや体の傾けぐあいもやけにロックな?森嶋。高揚した会場にピタリはまる!
さらに意気込みを潮崎にアピール。決め台詞にいくと期待させたら「ノアを盛り上げましょう」。急に礼儀正しくなり会場爆笑。
再び「俺の試合、お前ら見に来い」(大意)とロックに引き揚げた森嶋。なんか頼もしいぞ!
いい興行でした(会場の寒さ除く)。
それぞれの試合に見所あれど、軸にあるのは間違いなくKENTAの醸し出した緊張感。潮崎だけではアレはつくれない。
さらにここしばらくのKENTAの主張が、イデオロギー的な対立の図式を明確にした。
破れてもなお、注目はKENTA。
さらに「ビッグマッチでGAME OVERがガッチリ決まる」というシーンを見せていない点で、まだ底が見えてもいないのだ。
速報終了です。
開演直前に足を運んだとはいえ、4,000円席しかないとは驚き。予想以上の集客だったのかな。
開演前の光景。見えづらいと思うが、スタンド後方の青い椅子の部分は開放せず。解放された緑色の椅子の部分までは、このあとビッシリ埋まった!
田上明社長が遺影を持ち、バイソン・スミス追悼のテンカウントゴング。
写真は引退挨拶を終えてリングに残る力皇。挨拶では「お久しぶりです。昨年よりケガにより欠場し、復帰を目指して頑張ってきましたが、首の状況が試合をできる状況にはほど遠く、今年限りでの引退を決意しました。皆さんには長い間ご声援いただき、ありがとうございました」と(挨拶書き起こしはスポーツナビより)。
タッグマッチ4選手入場の最後は森嶋だった。力皇とのタッグチーム「WILDII」のテーマ曲で入場。
ロビーのバイソン・スミスさん献花台。ファンから多くの花束や缶ビールが供えられた。
勝利した杉浦と、負けた丸藤。両者はこんな位置関係でマイクのやりとり。
タッグ結成を約束した2人は、お互いにロープを開けあって退場した。
ジュニア王座返り咲きの中嶋は堂々とした表情。青木とのマイク合戦もなかなかだった。このコスチュームはどういう路線に向かってるんだろう?
ケアがぐったりすると、京平レフェリーがゴングを要請。ネックロックを振りほどいても、秋山はこの表情。
ベルトを渡すのは全日本プロレス・内田社長。このあと秋山が右手を差し出すが、内田社長は無視。ブーイングが飛んだ。
本部席の小橋建太に防衛を報告。スポーツナビによると、秋山は『「三冠チャンピオンとして全日本プロレスに乗りこんで、全日本で防衛戦をしていきたい」と、あえてアウェーでの戦いを志願。武藤敬司からのラブコールにも前向きな姿勢を見せた』とのこと。
コーナーに上がり、マジックを受け取り、着用しているTシャツにサイン。観客席に投げ入れるKENTAいつものアクション。
勝者は潮崎。さっそく次期挑戦者には森嶋を指名。森嶋は特殊なテンションでマイク「やっぱり、GHCが欲しいっ!!! すげー輝いてる、オマエ持ってるから。でもオレが優勝したから一番つえーんだ。ガッと熱く試合して、ノアを盛り上げましょう」(セリフ起こしは携帯サイト『プロレス&格闘技DX』より)
■□T.SAKAi
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