新リングスルールはパウンドOKで踏みつけ禁止/前田日明、『プロレス復興支援』の悪質ぶりに怒る
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10月6日の記者会見で来年3月9日のリングス再開を前田日明が発表していたが、、、
・ リングス再始動は3・9後楽園ホール大会に決定!~前田日明リングス復興ヒストリーまとめました: カクトウログ
さらに10月31日の会見にて、ネットワークの拡大を含む関連大会のカード発表が行われた。
・ スポーツナビ|格闘技|2012年3月9日、前田日明の「リングス」活動再開 新ルールはパウンドOK 踏みつけ・サッカーボールキック禁止
・ バトル・ニュース|ニュース|11・13『THE OUTSIDER第19戦』でブラジリアン柔術との対抗戦、11・23『ZST.30』で新リングスルールでの試合が決定!
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■『THE OUTSIDER第19戦』(11月13日、横浜文化体育館)
・ 11・13『THE OUTSIDER第19戦』の追加対戦カードとして、「堀鉄平 vs ウィリアム・オナヤ」ほかブラジリアン柔術軍団対抗戦3カードが発表された。
・ THE OUTSIDERと韓国の新興MMAイベント『ROAD FC』が提携したことも発表された。ROAD FCとは試合前の計量終了時にファイトマネーを支払うことで有名になり、来年1月からは16人参加のバンタム級トーナメントを予定している注目の団体。前田代表の知名度は韓国でもあり、来年から再始動するリングスを含め、選手の交流や韓国でのTHE OUTSIDER開催も考えているという。
・ 来年の夏にはリングスとZST合同で横須賀大会を開催することを発表。前田代表は「米軍との絆を強めておきたい」ということで、横須賀空軍基地所属の格闘家の参戦も予定されているという。
■FIGHTING NETWORK ZST『ZST.30〜旗揚げ9周年記念大会〜』(11月23日、ディファ有明)
・ この大会の中では、来年3月9日の後楽園ホール大会から再始動するリングスで適用される予定の"パウンド有り"のリングスルールを試験的に採用した試合が4試合組まれることになった(カードも発表された)。
・ 前田代表「リングスルールというと、KOKルールとかを想起される方もいると思うが、今回のリングスルールはパウンド有りです。パウンドなんかは防御などのテクニカルな面や、レフェリーの認識も良くなってだいぶ止めるのも早くなってきたが、例えばサッカーボールキックや踏みつけは、あれを技術的に磨かれたものになると本当に危ないと思う。リングスルールではそういうのは止めようとなりました」
・ 前田代表「総合っていうものを一時の格闘技ブームのあだ花、儚く咲いて儚く散っていくようなジャンルにするのではなく、未来永劫格闘技スポーツの1つのジャンルとして(確立したい)。バイオレンスを見せるものではなく、選手の技能・技術・スピリットを見せるためのルール・競技としてやっていきたい」
<リングス2012関連大会日程 赤字が今回追加発表>
1月22日(日)新宿FACE/BATTLE GENESIS vol.9
2月12日(日)ディファ有明/THE OUTSIDER第20戦
3月9日(金)後楽園ホール/RINGS【再始動第1戦】
5月13日(日)ディファ有明/THE OUTSIDER第21戦
5月27日(日)ディファ有明/BATTLE GENESIS vol.10
7月15日(日)ディファ有明/THE OUTSIDER第22戦
夏頃 リングス&ZST合同/横須賀
9月23日(日)後楽園ホール/RINGS【再始動第2戦】
下半期(予定) THE OUTSIDER/横浜文化体育館
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日時・場所が未定となっていた第2回のリングス大会も後楽園ホール開催に決定。このあたり、実に着実な興行を仕掛けようとしていることがうかがえる。リングス&ZST合同での横須賀大会、アウトサイダー下半期の横浜文体も新たに発表されている。運営は大変だろうが、リングス関連大会としては一気に勝負をかけていくことになる。
新リングスルールは、パウンドあり、サッカーボールや踏みつけはなし。
アウトサイダーでは「パワーボム、バックドロップ、ジャーマン・スープレックス等は禁止」というのがあるが、これはリングスではありになるのかな。サッカーボールや踏みつけはアウトサイダーでも禁止されているため、今後はリングス・アウトサイダー共に禁止になるということだ(※この文章修正しました)。
第1次リングスでのKOKメール時代には「顔面パウンドなし」という点が“技術のしのぎあい”をみせてファンを唸らせたことがあった。このあたり、ジャンル確立と競技としての成長をにらむ前田ならではの判断なのでしょう。
さて、会見ではこんな話題も。
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会見の最後に前田代表から、あるプロレス・格闘系のムック本に掲載された前田代表へのインタビュー記事の内容に関して「正直、驚いたことがあった」という報告がされた。そのムック本には信頼しているライターから受けたインタビュー記事が掲載されたのだが、チェックしたゲラの内容とはまったく違う内容が掲載されていたという。前田代表もインタビュアーもゲラをチェックして以降はムック本の内容を読んでチェックしていなかったそうだが、そこに掲載されたことに関して、某週刊誌が前田代表のところに取材に来たという。
そこで初めてムック本に掲載されていることが、自分のチェックしたゲラと違っていることを知った前田代表は、インタビュアーを担当したライターにも確認を取ったところ、ライターが出した原稿とも内容が全然違っていることが判明。出来上がった本すら送られてこなかったという。そこで編集責任者の話も聞いたという前田代表だが、「話を聞けば聞くほどわざとやっているように思えるし、反省もしていない。売り切って逃げればいいような感じで、まだ自分らの格闘技業界に対して舐めたようなことをする奴がいるのかと、ちょっとビックリしましたね。今回は悪質過ぎるのでリングスとして法的な対処をします」と語った。なお、インタビュアーのほうも法廷処置を検討しているとのこと。
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インタビューは、9月28日に発売され、前田日明が表紙&巻頭インタビューを飾った『プロレス復興支援』に掲載されたもの。当サイトでも、「前田日明の大放言インタビュー(ムック本『プロレス復興支援』巻頭)が話題に」として取り上げた。
・ ジョブズ氏もやっていた瞑想を実行中の前田日明 対話本『男の瞑想学』を発売【週刊 前田日明】: カクトウログ
“言ったことをノーカットで出せ”という主張を前田はすることがあるので、丹念なゲラチェックを行なっていたことは意外。ただ、今回のインタビューではかなりの大放言ぶりもあり、勢いで喋るのと紙で残るのでは意味合いも違ってきます。そのあたりのコントロールをしたかったんでしょう。チェックをすることが条件だったんであれば、編集者はちゃんと対応しなきゃいけない。
最後に、前田日明イベント関連で。11月25日に開催となる前田日明、藤原喜明、天龍源一郎のトークライブ、格闘サミット2011「UWFと天龍革命」情報については以前からお伝えしていますが、さらにゲストが決定。
・ 路地裏倉庫: 追加出演情報第二弾です!
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11月25日(金)格闘サミット2011「UWFと天龍革命」のトークライブ公演に一昨日の田中ケロ氏に続いて、本日は元全日本プロレスのレフリー和田京平氏の出演が決定致しました。
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主に天龍サイドのゲストということでしょうが、和田京平レフェリーが登場。
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