大晦日に藤田和之と対戦するピーター・アーツが熊本の格闘技大会に登場~地元ファイターに勝利
プロレス「IGF」のリングに参戦中であり、大晦日には藤田和之との対戦が組まれているK-1ファイター、ピーター・アーツが11日、熊本での格闘技大会に出場。主催者代表の神風と対戦し、KO勝利を収めている。大会も盛況だったとのこと。
・ スポーツナビ|格闘技|速報 12/11 13:00~ 【火の国格闘伝説】ピーター・アーツが熊本降臨(熊本)(スポーツナビ)
主催者サイドから公式記事の配信をいただきましたので掲載します。
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12月11日(日)午後1時より熊本・益城町総合体育館において「火の国格闘伝説 LEGEND2」が開催された。メインに組まれたのはピーター・アーツvsMr.神風の一戦。地元・熊本で神風塾を主催する46歳の神風が、K-1の暴君アーツに挑むという無謀とも思える挑戦だが、世界的に有名なK-1ファイターが間近で見られるということで、開場前から長蛇の列ができるほどの人気ぶり。最終的に2800人(超満員・主催者発表)の観衆が集まった。
入場式からやはり一番の声援を集めたアーツは、試合でも全く手抜きなしの暴君ぶりを発揮。大会準備や前夜遅くまでの会場設営で80kgにまで体重が落ちたという神風に26kg差のパワーを見せつけた。
開始早々から一発で相手の体を傾かせるほどのローを連発すると、得意技の左ハイも炸裂させ、神風を攻めたてるアーツ。左ボディで下がらせてからの右ローで最初のダウンを奪うと、左ハイで二度目のダウンに追い込む。地元の声援を背に何とか立ち上がった神風だったが、ボディにヒザ蹴りを食らうと3度目のダウンを喫し、試合はストップ。1R2分59秒、アーツがKO勝利を飾った。
試合後のアーツは群がる観客に応えつつ、2Rまで突入するかという粘りを見せた神風のタフさを称賛。「レバーパンチで立てないかと思ったが、立ってきたので驚いた。熊本は大好きなのでまた来たい」と上機嫌で語った。
敗れた神風はアーツのパワーに「体ごと持っていかれた」と驚きを隠せなかったが、自ら体を張ってK-1のレジェンドを熊本に招き、大会を成功させることができた点には満足げで、「ファンの声を聞きながらもっといろんな選手を呼びたい。九州一と言わず、日本一のイベントを目指す」と宣言した。
<第13試合 ダブルメインイベント 2 ヘビー級契約/3分3R・延長有り>
○ ピーター・アーツ(オランダ/K-1 GRAND PRIX ’94、’95、’98王者・IKBF世界ヘビー級王者・WMTA世界ムエタイヘビー級王者)
× Mr.神風(熊本神風塾/ISKA沖縄クルーザー級王者・OMAFヘビー級王者・天下一武道会ヘビー級王者)
1R2分59秒、KO(3ノックダウン、ヒザ蹴り)
神風は北島三郎の歌声に乗り、日本国旗に先導されて入場。一方、オランダ国旗に先導されたアーツはいつもの出で立ち、おなじみのテーマ曲で登場。K-1きっての大物の熊本登場に、満員の観衆からは大きな声援があがる。1R、まず神風が右ローを入れると、アーツは右の軽いパンチから強烈な右ロー。あまりの重さに神風は思わず身を傾げ、場内からは大きなどよめきが起きる。さらにアーツは左ハイ。ここからはアーツの独壇場で、右から、ジャブから右ローを叩き込んで行く。神風もローを返しフックを振るうが、アーツを止めることはできない。アーツはヒザから左ハイで神風の動きを止めると、左ボディで上体を折ったところに右ローをぶち込み、これでついに神風がダウン! 何とか立ち上がった神風だが、直後の左ハイで二度目のダウン。場内からは「塾長!」という悲壮な声が飛ぶ中、神風はカウントアウト直前でどうにか立ち上がる。あともう少しで1Rをしのぎ切るかと思われたが、終了直前にアーツが神風を捕まえるとヒザ! 倒れ込んだのはゴングとほぼ同時だったが、レフェリーは試合をストップ。終了わずか1秒前にアーツがKO勝利を決めた。
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