齋藤フリー人事を知らなかった丸藤正道副社長~ノア内紛終結のためにレスラー業優先を一時撤回
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日曜日からドドッと続いて出てきているノアの内部告発やネガティブな記事。
・ ノア大阪で秋山が団体批判「ちゃんとやれ」~潮崎GHC陥落、BインテンションズはGHCタッグ陥落: カクトウログ
・ 「タニマチは詐欺師だった!?」ノア激震の巨額詐欺事件~別冊宝島の一部が日刊サイゾー記事に: カクトウログ
・ 秋山準がフロント批判の真意を明かす~丸藤「齋藤さん頑張れ」と仲田GM(齋藤フリー)に連携不足: カクトウログ
秋山からの告発のひとつは「『秋山さんと齋藤さんで頑張ってください』っていうのが丸藤正道(副社長)で、齋藤さんのフリーを考えたのが執行部」という食い違いだったが、より正確に把握するための情報が週プロ誌面、東スポに出ている。
『週刊プロレス』No.1615(22日、大阪大会にて緊急取材)より。
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・ 秋山「今はカードを組むヤツ(マッチメイカー)と本当に中心の人間が違う。だからこういうことになる。丸藤(正道副社長=マッチメイカー)なんか、(フリー契約の案件を)知らなかったと言うし。丸藤とかはカードを頑張って組んでると思うけど、ノーと言うべきところは言わないといけない。僕は違いますよと、はっきり言わないと。これが最後の期待ですよ、丸藤への。あいつかこれからどれだけ本気出してやるかで変わってくる。丸藤には期待している。あいつなら何とかできる。最後にしっかり決めてくれ、と。これで(期待が)なくなったら明るいものが何もなくなってしまう。あいつがダメなときは(ノアが)ダメなときですよ」
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東スポ、25日発売分の記事「<ノア内紛続報>人事知らなかった丸藤副社長…選手と会社の板挟みで苦悩」より。
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・ 24日山口・下関大会の試合前、丸藤は秋山のインタビューが掲載された本紙を見て、苦悩の表情を浮かべた。「確かに…。俺が副社長に就任した時に『選手と会社のパイプになれれば』と言ったけど、そのパイプが詰まってしまっている」。会社と選手の間に、意思の疎通に欠ける部分があったことを素直に認めた。
・ 内部告発となれば秋山の処分が検討されてもおかしくはない。だか、執行部の一人でもある丸藤は「一理あるし、(秋山と執行部の)両方ともに納得する部分がある。ペナルティーうんぬんじゃない」と、処分どころか“反逆者”に同調する一面すら見せた。
・ というのも、丸藤自身も人事に関しては知らされてなかったという。「俺の知らないところで動いていることは確かにある。ただ田上(明社長)さんは俺に知らせないことで、俺に責任を取らせないようにしたのかもしれないし…」と田上社長のやり方にも理解を示す。ただ選手サイドからあらぬ疑いをかけられており、まさに板挟み状態だ。
・ 会社のひずみを感じ、苦しむ天才児の心にはある言葉が刻まれている。前社長の故三沢光晴さんが生前に語った“夢”だという。「内容は一生言わないかもしれないけど、三沢さんの言ったことと逆の方向に向かっている」。そこまで打ち明ける丸藤は「いつか成し遂げるため、リング上をおろそかにしたくない。でも今はリング上よりやらなきゃいけないことがある」と内紛の終結に向けて、レスラー業優先の方針を一時撤回するという。
・ 天才児をプロレスに専念させるためにも、選手サイドと執行部の一日も早い和解が待たれる。
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先日までのブログ記事で紹介していたように、フリー契約人事において仲田GMと丸藤の“連携不足”があったとはされていた。これが、丸藤自身によって“人事に関しては知らされてなかった”と告げられると、会社としてはかなりおかしなことになっている感がある!
もちろん立場云々ではなく、若い丸藤には人事に関わるのは荷が重すぎるという判断が田上社長らにはあったのだろう。これまでフリーになる選手が出るのもやむなしムードも多少あったものが、タイトル挑戦の決まっていた中心選手の一人・齋藤に影響が及ぶことになって一気に噴出した格好なのではなかろうか。
秋山による「これが最後の期待ですよ、丸藤への」という言い回しも、そうとう追いつめられた気持ちが出ている。かくして天才レスラー・丸藤が“内紛の終結に向けて、レスラー業優先の方針を一時撤回”との記事まとめとなってしまう異常事態。
何がしかの刷新が行われるのか。それとも分裂か。ノアの激震は止まりそうにない。
なお、25日の大牟田大会での秋山は?
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・ 「タッグで何かを仕掛けるにしても(タイトルマッチ以外で)齋藤さんがいないのはキツい部分もあるよ」
・ 「いつまでも怒ってても仕方ないから」
・ 「怒るっていうのも、心が燃えてる証拠。それはもうリングにぶつけていかないと」
・ 「(ベルトを)取り戻したけど、チームが崩れすぎてて相手がいない」(早急なタッグチーム再編を提唱)
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団体批判のみならず、リング上にももちろん目を向けている姿勢はよし。
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