「不良のため」の格闘技に不本意な参戦、肖像権放棄しなかった選手のDVDでリングスが逆転敗訴
前田日明リングスがプロデュースする「THE OUTSIDER」のDVDに、肖像権放棄の同意を得ていない選手が登場していた問題で、リングスが逆転敗訴となっていたことがわかった。
・ リングス前田日明、“不良のための暴力ショービジネス”『アウトサイダー』肖像権侵害事件で逆転敗訴の真相:MyNewsJapan
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元プロレスラー・前田日明(あきら)氏が社長を務める「リングス」主催の格闘技大会「アウトサイダー」に応募したA氏は、試合直前まで「不良のため」の格闘技という大会趣旨を全く知らされていなかった。不本意ながら参戦したA氏にとって、この試合は消したい過去だ。だがリングスは、A氏の肖像権放棄の同意を得ないまま、勝手に試合をDVDレンタル、販売、動画で有料配信などしてカネ儲けしていた。それを知ったA氏は、DVD回収や慰謝料など計710万円を求め裁判を起こす。一審は全面敗訴だったが、今年2月の二審判決においてA氏は逆転勝訴し、上告はなく、判決が確定。DVDや動画の差し止めと、リングスらに対し計210万円の支払いを命じた。
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大会後にリングスから送られてきたDVD発売に伴う肖像権放棄の同意書を、A選手は意思をもって返送せず。しかし、映像化されてしまっていた。
原告の主張通りであればリングスの確認漏れであり、責任は問われて当然。返送がないならばきちんと本人にアプローチのうえ確認をとるべきだった。原告もこういう強い意志があるのであれば、「返送しない」ということではなく「映像化を禁止する」ことを告げておけば間違いがなかったのにとも感じる。問題が起きてしまったことが残念。
もちろん本来的には、大会参加時の契約段階で同意が得られておくとよい。
アウトサイダーに関していえば、不良じゃなくてももちろん参加できます。ただ「不良」という打ち出しをしている大会であることは確か。最初の選手募集では「不良」というニュアンスまで広告には入れてなかったんですね。
記事に関しては“不良のための暴力ショービジネス”という書き方に意図を感じる。アウトサイダーは暴力を推奨しているわけではないのだが…。
ほか前田日明情報。インタビューで登場あり。
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