金沢克彦氏のロングセラー本『子殺し』が文庫本化~橋本-小川戦など大幅加筆で5月10日発売
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金沢克彦氏のロングセラー本『子殺し』が文庫本化することになった。
17日更新分、携帯サイト『KAMINOGE MOVE』での金沢氏コラムより。
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3年前の2009年7月17日、宝島社から発行した私の単行本『子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争』がこのたび、文庫本化されて5月10日に発売予定なのである。
(中略)
今回の文庫本化にあたっては、ページ数をかなり増やした。もちろん、単行本と字詰めの違いはあるのだが、文庫本のほうは全368ページ。単純計算で、80ページも増ページになっている。実際は1ページに入る文字数が違うので、60ページ増ぐらい。それでも、思い切って増やしてもらった。
というのも、『橋本vs小川戦の真実』は2章分、110ページとっている。それでも全ページの都合上、半分近くはカットせざるを得なかった。今回、改めてそこの部分を加筆している。文庫本では、146ページになった。橋本、小川、長州らの隠れたエピソード、過激なコメントなど随所に入ってくるから、内容はさらに濃くなっているはずだ。
また、この章は橋本がZERO―ONE旗揚げ戦を終えたところで締めていたのだが、その会場で走り回っていた8歳の少年、大地が10年後、同じ両国国技館でデビューする話も追加した。
さらに、藤田和之の章に関しても、09年8月のイワノフ戦(判定負け)を迎えるところで終っているが、その後のアリスター戦から沈黙期間を経て、IGF参戦に至るまでをフォローさせてもらった。
あとがきも、ダブルである。単行本のあとがきのあとに、いま現在、ブシロード体制になった新日本の充実ぶり、木谷会長の目指すところと、今後の猪木との関係。いまの私が正直に思う新日本を記している。
価格は、680円の予定。単行本で一度読んだ人も、文庫本を読むとまた違った印象を受けるかもしれない。もちろん、自信作だ。
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新日本プロレス担当記者あるいは『ゴング』編集長として取材しつつ、当時は明かせなかった事実がこれでもかと盛り込まれている本。もちろん読んだが、加筆される文庫本もなかなかの内容になりそう。
加筆部分だけでも橋本-小川戦、藤田和之の続編、橋本大地デビュー、ブシロード体制と充実している。これは買っておこうと思う。
アマゾン情報を貼っておきます。
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