東京地裁が判決、FEG破産~不可解取引での資産流失が止まり、未払い金に充てられる可能性も
K-1未払い被害にあったゴールデングルーリー(バス・プーン代表)がFEG(K-1主催会社)破産を求める訴訟を起こしていた件だが、5月7日に判決があり、破産手続きが始まることになったという(本日14日が弁護士からの情報解禁日)。
・ FEG破産請求認められる~バス・ブーン独占インタビュー第二弾 (ファイト!ミルホンネット お知らせ)
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5月7日午後5時、東京地裁にて判決があり、別冊ミルホンネット『バス・ブーンFEG/K1破産提訴EMCOM新K1全容テコンドーJET長谷川穂積』にて詳細した通り、「(谷川貞治社長の)債務者FEGについて破産手続きを開始する」との判決が言い渡された。理由として「債務者が支払不能の状態にあると認められる」とある。破産管財人も任命され、これで清算手続きが開始される。
日本の格闘技界に及ぼす影響は巨大である。すでに表沙汰になっている内外のK-1選手たちへの未払い金のみならず、子会社であるDREAMや、その配下選手である桜庭和志らにも直接影響する特大ニュースであるだけに、ミルホンネットでは弁護士の許可が下りるまで情報の公開を控えてきた。また、電子書籍を定期購読されている方には説明不要だが、『マット界舞台裏5月03日号EMCOM株高怪7・1両国Z1ニタ三流選手考』に詳細している通り、EMCOMホールディングの株は仕手筋が介入して極めて不可解な情報戦になってる。にもかかわらず、先週は「FEG破産決定」を市場参観者が知らないままなのだ。(弁護士からの情報解禁日)月曜のオープニングベル前に、日付が変わったので衝撃のニュースを公表する。
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ゴールデングローリーのバス・プーン氏インタビュー部分についてはリンク先で随時更新中。興味のある方はリンク先最新版を朝時点で確認するのがよいかと。
現時点でUPされている以下を引用しておく。
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FEGの債務者として、Golden Gloryはこの破産手続きの開始が経営不振の責任の所在を明かし、K-1ブランドに一体何が起こったのか本当の理由を公にすることにある。我々が特に注目しているのは、いくつかの(不可解な)取引がFEGの残っている資産とのれん代を食いつぶしていて、債務者たちに何も一切残さないようにしている点にある。確かに訴訟は金のかかることだが、我々は裁判所に任命された管財人がFEG/K-1に残されている資産を見つけてくれて、いくらかでも支払ってほしいと願っている。
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判決による清算手続きが行われれば、不可解な取引による資産流失が止まり、未払い金の一部に充てられる可能性もあるということなんだろう。
未払い問題はクライマックスを迎えつつあるんだろうか。あれだけ隆盛を誇ったK-1の最期が泥沼状態なのは残念な限り。
※5/15追記
東スポでも取り上げられました。
・ 谷川貞治代表が破産手続きに入ったことを認める~K−1撤退FEG負債総額は推定30億円: カクトウログ
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>> FIKA - FEDERATION INTERNATIONAL K-1 ASSOSIATION -
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