腕極め式ツームストンで船木誠勝が衝撃復帰、両国で永田裕志戦か～武藤敬司も３か月ぶり試合

　新日本プロレス1・4東京ドーム大会で永田裕志の蹴りを食らい、顔面骨折で欠場していた船木誠勝が5か月半ぶりに復帰した。
・　6/17 12：00～ 【全日本プロレス】船木復帰戦　世界タッグ王座戦(後楽園H)（スポーツナビ）
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=試合経過抜粋=
　船木のキックを早々に受け止めた武藤はすかさずドラゴン・スクリューからシャイニング・ウィザードと畳み掛け、永田が船木の頬骨を折ったのと同じくコーナーに詰めてのニーアタックを敢行する。しかしこれを完全にブロックした船木は厳しいローキックで武藤の動きを止めると、すかさずアキレス腱固めで追撃していく。
（中略）
　カズと船木の攻防になると、船木はカズの素早い動きに翻弄（ほんろう）される場面が多々見られ、ライオン・サルトやハンドスプリング式ハイキックなどを食らってしまう。しかし船木は強烈な打撃の連打で突破口を見出すと、片腕をロックしてのバックドロップから最後は逆腕を決めてのツームスートン・ドライバーでカズから３カウントを奪った。

=船木コメント=
船木「緊張しましたね、久しぶりに。全てが。始まりました、やっと。感動はないですね。また戦いが始まったという感覚しかないですね。早急に試合勘取り戻して、両国は必ず、永田選手の試合まで持っていきたいと思います」
船木「（武藤さんから串刺しのシャイニングをくらいましたが）そうですね、今ここでやるかと思いましたね。
船木「青い敬礼、指名手配です。ありがとうございました」
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　船木が5か月半ぶり復帰なら、武藤も3か月ぶりの復帰。スポーツナビでは出ていない武藤コーナー側のコメントを週刊プロレスモバイルより。
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武藤「船木の復帰戦という名目、形だけど、実はオレにとっても復帰戦というかね。日本では秋山に負けて以来、３月中旬か。初めての試合だからな。休んでる間、船木はコンディションを整えて、今日。ものの見事、オレは敗れさったんだけど。アイツからしてみたらプロレスのキャリア、20年のブランクでさえ克服してきたんだから、半年、１年、アイツにとってはきっと重荷だっただろうけど、無事、コンディションを作ってきたような実感があるけど。もう少しアイツの顔に対する恐怖心を、もう少しオレが引き出して、オレのほうが追い詰めることができなかったから、そのへんが自分にとっての不服というか。もう少し顔面狙いでいきたかったんだけどな。まあ、ゆっくりシリーズ通して、果たして本当に恐怖心というのがないのかどうなのか、もう一回機会があれば見極めたいですね」

カズ「不安は誰でもあるでしょう。でも、それでやらなかったら船木さんに失礼だし。思い切りいかせてもらいました。その中で木っ端微塵にやられました。オレにとってリベンジです。でかい壁が帰ってきたって感じですね。
（新技を食らった感想は？）強烈…。ひどいね。船木さんというものがにじみでてる技かなと思います」
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　フィニッシュが腕極め式バックドロップ→腕極め式ツームストンというのも恐ろしいが、序盤の武藤による顔面攻撃（串刺しシャイニング）をめぐるコメントが興味深い。

　船木は「今ここでやるかと思いましたね」、武藤は「果たして恐怖心がないのか、もう一回機会があれば見極めたい」と振り返る。仕上がりぐあいを気にする親心なのか、スキあらば首を狩りたいという勝負師魂なのか。武藤はときどき、こういうドキリとさせるようなコメントを放つのだ。

　カズはフィニッシュについて「ひどいね。船木さんというものがにじみでてる技かな」と表現。イメージは合うけれども、技の危険度は伴うだろうから、受け身には十分気をつけてほしいところだ。

永田裕志はツイッターで呼応。
・　Twitter / nagata769: 船木誠勝選手が今��
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船木誠勝選手が今日（17日）復帰したそうゼァ。早速私を指名手配らしい。指名手配って、私は逃げも隠れもしてないのに(苦笑)。船木さんを破壊してからの半年全て全日本の条件を飲んでやってきたゼァ。だから指名手配ってのは全くおかしい…ゼァ。
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　新日全日7・1両国にて、船木 ｖｓ 永田は実現するか？

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