<速報終了>新日本プロレス「G1クライマックス」優勝決定戦・両国国技館~会場は超満員札止め
新日本プロレス「G1クライマックス」最終日・両国国技館大会をPPV中継にてテレビ観戦しました。当サイトでリアルタイム速報しましたが改めてどうぞ。
対戦カードはこちら。
・ 08/12(日) 15:00 東京・両国国技館 <優勝決定戦>|大会結果一覧│新日本プロレスリング
・ 8/12 15:00~ 【新日本プロレス】G1 CLIMAX優勝決定戦(両国国技館) (スポーツナビ)
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チケット完売、超満員札止め。大入り袋が出ています。
・ Twitter / suzuki_D_minoru: 「一番乗りしたから一番にどうぞ」と言われ、くれた。両 ...
試合に先立ち、木谷会長が力強くツイート。
・ Twitter / kidanit: いよいよG1クライマックス決勝戦、両国大会です。本日 ...
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いよいよG1クライマックス決勝戦、両国大会です。本日はプロレス再ブームのスタートとして後々まで語り継ぐ日となるでしょう!!新日本プロレスはヴァンガります。よろしくお願いします。
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昨年は最終日の両国に“これでもかっ!”ってカードを集中させ、壮観すぎる札止めだった。今年は注目カードはある程度他大会にも分散されたが、それでも棚橋・レインメーカー人気と新日自体が躍進して早めにチケットが売れたと聞く。2年連続札止めは本当に嬉しい。
▼8月12日(日)15:00 東京・両国国技館 <優勝決定戦>
[1=Bブロ]MVP(6点) vs ランス・アーチャー(8点)
15:15ゴング。いきなり睨みあい、外国人選手としての主導権争いとなるカード。MVPが場外プランチャーをみせれば、アーチャーも同じ技でお返し! パワー殺法はアーチャーが押し気味で進行。5分経過。
MVPは低空ドロップキックで打開へ。コーナーに詰めてのショートレンジラリアット連発。変形ココナッツクラッシュの応酬。MVPはイリバーシブル狙い、アーチャーはエスケープ。MVPのプレイメーカーはいなして、アーチャーは高さ十分のチョークスラム。さらにロープ渡りを少し見せてからのチョップ。アーチャーすげぇ。MVPもジャーマンで応戦。
コーナー上のMVPにブラックアウトを狙うアーチャーだったが、MVPは逃れる。されど、アーチャーは初代タイガー式のムーンサルト。このまま勝利かと思いきや、11分、MVPがうまく腕を取ってからグラウンドに引き込みイリバーシブルクライシス勝利。
○MVP(8点)(09分50秒、イリバーシブルクライシス)ランス・アーチャー(8点)×
[2=Bブロ]天山 広吉(6点) vs 中邑 真輔(8点)
会場は大テンザンコール! 15:30ゴング。天山をロープ際まで押してブレイク、離れ際に頭を押し付けて挑発する中邑。カチンときた天山はラフ殺法で反撃、ニールキックも。場外戦では、天山がヘッドバット。鉄柵に振ると中邑に切り返され、さらに中邑のジャンピングヒザ→エプロンせり出し上半身にニーリフト→さらにせり出したままの上半身に上からのニードロップ。中邑のラッシュが目覚ましい。
5分経過。天山はカーフブランディングに行くも不完全。ブレーンバスターにつなぐ。エルボー合戦。天山、胸板ヘッドバット。中邑はまわし蹴りからジャンピングキック、総合流のグラウンドヒザ→フロントスリーパー→スリーパー→リバースパワースラム。対角線からボマイェ狙い中邑、天山はバックブリーカーで返してアナコンダバイスへ!
10分、アナコンダバスターも見舞う天山。アナコンダバイスに戻って、さらに立とうとするところのタイミングで中邑が飛びつき十字。いったん離れて、中邑ジャンピングボマイェ→ボマイェ狙い→天山ショルダーアタック!
中邑のナックルを天山が石頭でブロック→天山がツームストンからムーンサルトプレスで13分、天山がまさかの勝利。中邑がまさかの敗退!
○天山 広吉(8点)(12分48秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)中邑 真輔(8点)×
[3=Bブロ]後藤 洋央紀(6点) vs 内藤 哲也(8点)
15:49ゴング。腕の取り合いから、後藤は容赦なく内藤の右足を上から蹴る。力強く攻める後藤。内藤はネックブリーカードロップから低空ドロップキック、ジャンピングサンセットフリップ、ミサイルキック。しかし突っ込む内藤の膝に後藤が低空ドロップキック。5分経過。
後藤は村正→PKでカウント2。内藤は踏ん張りきれないながらも裏投げ。捨て身の攻撃を続ける内藤は雪崩式のフランケンシュタイナー! 膝が痛くてスターダストにいくのに時間がかかってしまう。後藤が立ち上がって、対処。いや、なんとか内藤が雪崩式で投げ返す。内藤は昨夜と同じエビ固め、カウント2。後藤ラリアット。内藤前方回転エビ固め→エストラージャ固め→後藤ヘッドバット→ラリアット→牛殺し。
後藤は人差し指を掲げて昇天改。11分、後藤が勝利。
○後藤 洋央紀(8点)(11分5秒、昇天・改→片エビ固め)内藤 哲也(8点)×
[4=Bブロ]真壁 刀義(8点) vs オカダ・カズチカ(8点)
花道からDAIGOが入場。本部席の木谷会長の隣に座る。
16:06ゴング。まずはオカダがリング内外で首攻め。変形のスタンド式ストレッチ技を仕掛ける。オカダが挑発的な蹴り。真壁は来い来いと挑発返し。真壁はパンチからパワースラム→対角線ラリアット2発→コーナーでパンチ連打。オカダ、前蹴りから高いダイビングエルボードロップ! 早くもレインメーカーポーズは真壁が遮断。真壁の左ラリアット→パワーボム狙いだが、逆にオカダがリバースバックブリーカー。オカダのレインメーカー狙いを真壁が袈裟斬りで阻止。真壁はリバースのデスバレー→正調デスバレー。キングコングニーは真壁自爆。
それでも真壁はコーナーラリアットから高角度ジャーマン。さらに突っ込む真壁にオカダがドロップキック→この機会を見逃さず予告なしのレインメーカーで10分、オカダ勝利。うーむ、真壁敗退。
×真壁 刀義(8点)(09分33秒、レインメーカー→片エビ固め)オカダ・カズチカ(10点)○
※オカダがBブロック首位で決勝進出
[5=Aブロ]小島 聡(8点) vs シェルトン・ベンジャミン(6点)
16:20ゴング。序盤でベンジャミンがトップロープ声の場外トペコン。小島+若手2人の計3人が倒れ込む。リングイン。ラリアット封じか、ベンジャミンは小島の右腕攻め。小島はDDT。ベンジャミン、ブロックバスター。小島はコーナーマシンガンチョップからいっちゃうぞエルボー。超満員の両国で気持ちよくシャウト。ベンジャミンは3連続ジャーマン、カウント2。ベンジャミンが得意の回転キックを見せるも、小島が左ラリアット。ベンジャミンはトラースキックからラリアットに行くも、小島がラリアットで腕を刈る。今度は小島がラリアットにいくが、くぐったベンジャミンがベイダートで9分、勝利。
×小島 聡(8点)(09分04秒、ベイダート→片エビ固め)シェルトン・ベンジャミン(8点)○
[6=Aブロ]丸藤 正道(8点) vs 矢野 通(4点)
入場した丸藤にペットボトルの水をぶっかける矢野。16:35ゴングと同時にヤノトールコール。ロープ際に詰めてのクリーンブレイク合戦。駆け引きが楽しい。なんと丸藤の時間差ロープワークを読み切ってニヤリ、場外エスケープで丸藤をイラつかせる矢野。丸藤が得意の腕取りムーブを見せるも、矢野が後ろ髪引っ張りで完結させない。矢野がYTRポーズにいくが、途中で丸藤がドロップキック。再三矢野が要求していた握手に丸藤が応じると、やはり矢野が裏切って場外戦。器用に5秒でコーナーマットを外から外し、次への展開に備える矢野。今日は特に冴えてるよ!
リングイン。さんざんコーナー金具にやられる丸藤。矢野はなんとロープワーク合戦に競り勝ち、YTRポーズ成功。椅子を手に持つも、丸藤がフロムコーナーで椅子ごと吹っ飛ばす。丸藤、ジャンピング踏みつけ→不知火は矢野がカウント2で返す。矢野も裏霞から急所攻撃×2、さらに裏霞で10分、なんと矢野勝利。笑いが止まらない様子で再びYTRポーズ。これは矢野のベストマッチじゃないだろうか! いやー、素晴らしかった。
×丸藤 正道(8点)(09分55秒、赤霧)矢野 通(6点)○
[7=Aブロ]永田 裕志(6点) vs 鈴木 みのる(8点)
16:51ゴング。蹴りを出し合うと、いきなり場外戦。タイチもイス攻撃で介入、タイチハカエレコール。レッドシューズが珍しくマイク「タイチ、オマエ帰れ!」。若手が2人がかりでタイチを退散させる。場外戦はみのるが主導権。リングイン後は永田がキックとエクスプロイダーで立て直し。みのるが胸板キック連発するが、永田がムクリ連発。
永田がスタンドでのアームブリーカーからグラウンドでの白目式アームブリーカー!
タイチ介入で崩れて、張り手合戦。みのるが張り手で永田をぐらつかせ、スリーパーへ。永田の顔面がみるみる白くなる→カウント2。みのる、フロントネック→ゴッチ式狙い→永田ショルダースルーで返す。
永田、コーナー串刺しニー→大☆中西ジャーマン→タイチに前蹴り→バックドロップ。
張り手合戦。永田が張り手奪取、みのるが久々のフラフラムーブ→永田バックドロップホールド、12分勝利。試合後にもタイチに制裁張り手。みのるは脱落のショックから場外で暴れる。
○永田 裕志(6点)(09分03秒、バックドロップホールド)鈴木 みのる(8点)×
[8=Aブロ]棚橋 弘至(10点) vs カール・アンダーソン(8点)
この勝者が優勝決定戦進出。
17:09ゴング。両者へのコールは互角。序盤はじっくり、棚橋は攻防の合間にエアギターポーズ。棚橋がアピールすると、すこしブーイングも。アンダーソンは棚橋の右膝に照準。低空ドロップキックや膝へのラリアット、レッグロックと多彩に攻め立てる。アンダーソン回転キック、棚橋フライングフォアアーム。棚橋ローリングセントーンにいくも、セカンドロープ上でのポーズにブーイング。
棚橋、場外へのハイフライアタック。高さも正確さもある秀逸さ。リングイン、丸め込み合戦からアンダーソンが持ち上げパワーボムを見せてどよめく観衆。アンダーソン、旋回式のガンスタン。アピールしてからアンダーソンがガンスタン狙いも棚橋がファイナルカットの要領でカット。棚橋ハイフライ→アンダーソンヒザ立て→ロープワークを挟んで棚橋がスリブレ狙い、それをクルッといなしたアンダーソン、ガンスタンを決める!
まさか、まさか、まさか、11分、アンダーソンが勝利で決勝戦進出!
×棚橋 弘至(10点)(11分15秒、ガンスタン→片エビ固め)カール・アンダーソン(10点)○
※アンダーソンがAブロック首位で決勝進出
ここで、柴田勝頼&桜庭和志がテーマ曲なしで登場!
柴田は黒スーツ、桜庭は歌舞伎風マスク。
柴田勝頼「元新日本プロレスの柴田です。ケンカ売りに来ました。最高のパートナーと。桜庭さん!」
桜庭和志「あんまり喧嘩は好きじゃないんですけど、このリングが気になって。喧嘩をしに来ました。よろしくお願いします」
なんと、柴田が桜庭とともに新日本プロレスに宣戦布告のビッグサプライズ!
20分間の休憩へ。
[9=優勝決定戦]カール・アンダーソン(Aブロック1位) vs オカダ・カズチカ(Bブロック1位)
さぁ、優勝決定戦! スペシャルサポーターのDAIGOが改めて登場。オカダ→アンダーソンの順で入場。オカダが勝ては史上最年少優勝。アンダーソンが勝てば史上初外国人選手優勝。
アメリカ国歌演奏→DAIGO日本国歌斉唱。
17:57ゴング。ロックアップから押し勝ったオカダ、クリーンブレイク。アンダーソンも逆に押し勝ちクリーンブレイク。腕の取り合いとグラウンド攻防に移行する。スピーディーな攻防で歓声、オカダがニヤリ。攻防の途中でいきなりオカダがレインメーカーを仕掛け→アンダーソンがすかす。逆にアンダーソンがガンスタン狙い→オカダがすかす。緊張感止まらず!
エプロン際でやりとり、アンダーソンはレインメーカー殺しの腕攻め。鉄柵利用の腕殺しへとつないでいく。解説の金沢克彦氏が「アンダーソンはWWEに2年以上前からオファーがあっても全部断ってきている」と明かす。
オカダ、アンダーソンをコーナーに座らせ、ドロップキックで場外に突き落とす。そのスピード、高さが金の取れるレベルでどよめく。10分経過。うわっ、オカダが強烈な断崖式のDDT(エプロン→場外マット)。リングインでオカダが高速低空ドロップキック。
ジャベを繰り出すオカダ。アンダーソンはジャンピングキック→ごめんなさーいセントーン→ゼロ戦キック。オカダ、クロスアーム式のバックブリーカー→ダイビングエルボー→レインメーカーポーズ!
アンダーソンはオカダのレインメーカーをヒジでブロック。オカダ、DIDを繰り出し、アンダーソンが苦悶→エスケープ。オカダ、ツームストン狙いはアンダーソンがこらえる。アンダーソン、スパインバスター→ランニングパワーボム→ダイビング式ガンスタンはカウント2。
突進をかわされたアンダーソン、リバースバックブリーカーを食らう。さらにヘビーレインでカウント2。オカダが攻勢。オカダのツームストンはアンダーソンがこらえる。コーナー上のオカダにアンダーソンがジャンピングキック。さらにコーナー上でアンダーソンが雪崩式・旋回式ガンスタン→バーナードライバーでカウント2!
アンダーソンがガンスタン狙い、すかしたオカダが本物のドロップキック! 両者膝をついてのエルボー合戦。ここからガンスタンとレインメーカーの仕掛け合いとなる。目が離せない攻防を、オカダがドロップキックで節目をつけ、ついにツームストンパイルドライバー成功。
オカダがレインメーカーを決めて、22分、オカダ勝利。初出場初優勝かつ史上最年少優勝を達成。
×カール・アンダーソン(Aブロック1位)(23分19秒、レインメーカー→片エビ固め)オカダ・カズチカ(Bブロック1位)○
※オカダ・カズチカがG122を制す
DAIGOから「おめでとうウイッシュ!」が贈られて、微妙な観客反応。オカダも遠慮気味にポーズ。
今の気持ちはいかがですか?
オカダ「・・・特にありません。」
外道「あいかわらず退屈なんだ。いろいろと想定外のことはあったけどよ、最後に立っているのは大本命。あえて言ってやるよ、レベルが違うんだよ。次はレインメーカーの所有物であるIWGPを返してもらうからよ、ふさわしい場所、2013年東京ドームのメインイベントを用意しろ。今日はスペシャルだ。レインメーカーが締める」
外道が煽って、オカダがマイク。
オカダ「えー、特にありません、、、と言いたいところだけどな。本物の俺がプロレス界の中心で金の雨を降らしてやる。俺から目をそらすなよ!」
オカダの長めのマイクはプレミアム? 見ごたえのあるメインは間違いなくG1の舞台にふさわしいものだった。あえてドームまで挑戦しないとした点が面白い。
劇的な展開が多かったG1最終日。興行的には大成功、さらに柴田&桜庭の参戦がどう転がるか。これは本当に木谷会長ありがとうだし、ますます見逃せなくなった新日本プロレス。柴田には元新日ファンが引き寄せられ、桜庭には新日本の外のファンやIGFファンも引き寄せられるに違いない。いやー、大満足。
18:33速報終了です。
■□T.SAKAi
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