藤田和之「小川のいい試合は、何もしてない試合」~過去にホウキ(小川)とプロレスした選手を絶賛
16日のIGF東京ドームシティホール大会メイン後に小川直也と対峙。大晦日・両国国技館大会での一騎打ちの機運を高めることに成功した藤田和之が、18日に記者会見を行った。
会見の前に、東京ドームシティホール大会での両者のやり取りから振り返っておく。
・ 10/16 19:00~ 【IGF】藤田vs.澤田、アーツvs.鈴木(TDCホール) - スポーツナビ
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藤田「どこにいるんだ! 来ねぇんだったら大みそかはねぇな。今日が締め切りだ。小川がダメだからオレが呼ばれたんだよ。小川、いるんだろ、出て来いよ!」
しばらく反応がないため小川は来場していないかに思われたが、ややあってスーツ姿でリングに向かってくる。
しかしリングに入ろうとすると、鈴川が間に入り小川を制止する。
小川「おい、藤田。なんだこの小童(こわっぱ)は。怖くて上げれねぇのか。小童どけ。おい、どかせろ」
リングに入ろうとする小川と、それを制止する鈴川。小競り合いが続く。
小川「なんだおめぇ、怖くて上げられねぇのか」
場内からは「上がれ」コールが沸き起こる。
藤田「鈴川、OK、OK」
藤田の言葉を受けエプロンに上がり、ロープ際まで小川が上がってくる。
小川「同窓会する気はねぇんだよ。小童使って、自分でできねぇのか。やれんのか、大みそか」
藤田「お前は何を言っても誰にも届かねぇな。試合をして説得させねぇと、何を言ったって誰も振り向かねぇんだ」
小川「俺がIGFに出てる間は出てこねぇで、いなくなったら出てきて、俺にビビってるのか?」
藤田「お前がダメだから俺が呼ばれたんだよ。小川、お前が本気でリングに上がるなら、大みそかケリをつけようや」
小川「俺がそれを言いに来たんだ」
藤田「大みそか、やるぞ(握手の手を差し出す)」
小川「握手するか、バカ」
藤田「やるぞ、大みそか」
小川「大みそか楽しみにしとけ。大みそかまでせいぜい息がっとけ」
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この藤田の「試合をして説得させねぇと、何を言ったって誰も振り向かねぇ」というのはかなりストレート。これがどうエスカレートするかが、藤田の小川批判の見所となっていく。
そのエスカレートぶりの前に、17日の小川のコラムをチェックしておこう。
・ 藤田よ、いつの間に徒党を組むようになった? | 小川直也「暴走☆レッドゾーン」
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16日のIGF・JCBホール大会、まあ、びっくりしたぜ。
だってよ、東スポで藤田和之がオレに「来い!」と言ってきたから、オレは会場に行ったんだよ。
それなのに藤田のヤロー、「レスラーでもないヤツが何しにきやがった」だって。
だから、オマエが来いと言ったからじゃん…。
おまけに軍団みたいのがリングを取り囲み、オレをリングに上げないようにしてんだよ。
藤田よ、オマエ、いつの間に徒党を組むようになった?
しかもわけのわからん若手らしきヤツらを従えて…。
まあ、アイツとは長い付き合いだけど、
マイク握ったことあんまりないから、がんばっちゃったのかな~。
若いヤツらもオレと絡みたいってのはよくわかるけど。
まあ、なんだか、突っ込みどころ満載だったよ。
でも、久しぶりの会場はやっぱり気持ちいいね。
藤田は「大みそかにやろう!」って言ってたな。
今回、師匠にも会えなかったけど、オレがいたときと違って残念なところもあったな。
まあ、それはオレが変えてやる…ってのがオレの答えだよ。
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なんというか…。
そんな小川を、18日、藤田が会見で追い込んでいく。藤田の言葉を味わおう。
・ 「小川を終わらせる」藤田、痛烈メッタ斬り=IGF - スポーツナビ
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「小川? まぁ、ひと言で言うなら“まんま”ですよね、“まんま”。どういう意味なのかは想像してください。試合をしてないヤツの言葉は響かないっていうのは、みんなが思っていることを代弁しただけだし、マイクアピールでも何でもなく、オレは今の現状を彼に説明してあげただけ。久しぶりに彼の“モタモタ”が見れて良かったよ」
「確かに、彼のいい試合は新日本時代のものであって、橋本真也さんやグレート・ムタと素晴らしい試合をした。でも、気付いたんだよね。小川のいい試合ってのは、アイツが何もしてない試合なんだよ。小川の“モタモタ”は最高だった。猪木会長が言っていた『ホウキとプロレスができてこそ一流』っていうのはこれのことかと。ほんと、一流のプロレスラーはすごいよ」
「(対戦した澤田に関しては)気迫と覚悟がすごかった。逆に自分の闘志に火をつけられた。その点ではもう小川を超えているよ。小川から離れれば、澤田はもっとよくなるんじゃないか」
「(小川がリングに上がろうとした際、鈴川真一、鈴木秀樹ら若手GENOMEファイターが一斉に小川を取り囲んだ光景を見て)みんないい表情をしていた。IGFは内側から変わろうとしているのが感じ取れたし、猪木会長の教えが浸透している。猪木会長の意識改革が、若い奴らの体の中で化学反応を起こしてるんだろうね。IGFにとっては大収穫。小川よりも印象的だったよ」
「(かつてIGFのエースとして君臨していた小川に、若手から敵対心)アイツ、嫌われてるんだな、いい見本じゃなかったんだなって思ったよ(笑)」
「これだけ言っちゃうと小川がヘソ曲げて逃げちゃうかもしれないし、実際やるのかどうかもまだ分からない。なんせ、一寸先は……だからね」
「小川を終わらせますよ。ケリをつける。どっちの猪木イズムが本物なのかをね」
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藤田の言葉が止まらない。“モタモタ”というたとえであったり、アントニオ猪木の「ホウキとプロレスができてこそ一流」との言葉に絡めて過去の小川の相手を絶賛するくだり。冴えに冴えている。
先だっての新日本プロレス10・8両国国技館は、鈴木みのるによる渾身の主張によって大会が成功したところが多分にあった。プロレスの試合とは何か。それは、自らの世界観を懸けての闘いである。全身全霊を懸ける姿勢が曇ってはならない。
藤田は自らの生き様と、ファン・IGF所属選手の小川に対するイライラと、プロレスというジャンル、、、いろんなものを背負って大晦日の小川戦に向かい始めた。なかなか感情移入しづらいIGFにあって、この動きはとてつもなく大きい。
いくつもの瞬間で、ボクらは藤田と一緒に闘ってきたわけなのだから。藤田が燃えれば、やはり注目してしまう。
こういう核を大会にいくつか込められると、IGF大晦日大会も面白くなる。ただ、実際には藤田VS小川の一点買いになってしまうかなぁ。猪木は何を仕掛けようとしているんだろ?
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