小橋建太の青春~ノア旗揚げから引退までの間の欠場期間は5割、長期欠場6回、ベストバウト5回
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いくつもの感動があった5・11小橋建太引退記念試合。あれから10日間が経過した。
・ 小橋建太引退試合5・11日本武道館大会 速報観戦記まとめ~絶対王者がGHCベルト姿で出陣: カクトウログ
プロレスとは何かを問い続ける作業の中で、小橋建太のいくつもの節目となる闘いを目撃できたボクは幸運だった。花道からのタイガース―プレクスを食らった三沢光晴戦、腎臓がんからの復帰戦、そして引退記念試合。いずれもボクは日本武道館にいた。
その魅力を、橋本宗洋氏がコラムにまとめている。
・ 小橋建太とその時代——小橋が三沢に勝ったのは、ヒョードルvsノゲイラと同じ月だった:Dropkick:『Dropkick』チャンネル - ニコニコチャンネル :スポーツ
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小橋のキャリアをちょっと調べてみた。三沢光晴とのタッグで最強タッグに優勝(世界タッグ戴冠)を初めて果たしたのが1993年。K-1とパンクラスとUFCがスタートした年だ。三冠ヘビー級初戴冠は96年。ノア旗揚げの2000年には、PRIDE GPで桜庭和志vsホイス・グレイシーが実現している。
ヒザの手術と欠場を経て復帰した小橋が三沢を下し、GHC王座を獲得したのは2003年の3月だった。同じ月に行なわれたのがエメリヤーエンコ・ヒョードルvsアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのPRIDEヘビー級タイトルマッチ。小橋は連続防衛を果たして“絶対王者”と呼ばれることになったが、それはREBORN期のPRIDEと同じ時代だったわけだ。
もの凄く大ざっぱに歴史を語るときには、90年代後半から00年代前半は“格闘技の時代”ということになる。格闘技が大ブームとなり、プロレスが衰退した、とされる時期だ。ミスター高橋本の影響も忘れるわけにはいかない。
でもじつは、そういう時期に、プロレス史に残る名レスラー・小橋建太が全盛期を迎え、とてつもない名勝負を連発していたわけだ。ずっと見続けたファンからしたら「プロレスが落ち目だなんて誰が言いやがった」って気持ちだったんじゃないか。
小橋が格闘技や格闘技ブームについてどう考えていたかはわからない。ただ、小橋とそのライバルたちがやってきたのは、格闘技が盛り上がる中で“プロレスでしかできない表現”を突き詰める作業だったんじゃないかとは思う。UWF時代の前田日明が天龍のプロレス、その体を張った迫力に危機感を抱いたという話は有名だが、小橋たちがやっていたのも、格闘家が「これは真似できない」と思うプロレスであり、ファンが格闘技に“引け目”を感じないプロレスだった。
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団体だったり、応援選手だったり、試合スタイルだったり…ファンにはそれぞれ思考やこだわりがあるものだが、そういうものを飛び越えて多くのファンの気持ちを鷲掴みにする小橋のプロレス。
携帯サイト「プロレス&格闘技DX」の5/19更新記者コラムより。
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ノア旗揚げから小橋引退記念試合までの4659日(約13年9か月)の間に、小橋さんは実に6度の長期欠場を乗り越えてきました。ノア旗揚げ戦以降の欠場期間の合計は2278日で、ノア旗揚げ以降に過ごしてきた約50%の日々を“リング復帰”に向けて費やしてきたことになります。半分を欠場していたにもかかわらず、この期間中に5度もプロレス大賞・ベストバウトを獲得しているのは驚異的の一言です。
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欠場期間が長いイメージはあったが、半分もの期間に達しているとは思わなかった。まるで天国と地獄を交互に味わうような生き様。なのにけっして引き下がらない小橋の試合展開。
紙面で引っ張っていくプロレスじゃない。“無言実行”とでも言うんだろうか。とにかく試合だけでファンを引っ張っていくと言ってもよかった。ただ、その代償もとてつもないものがあった。いやはや、これは“青春”しすぎだろ! そんな小橋だからこそ、「青春」という言葉が発信されてもまったくスベるものがない。
前田日明を応援しているボクからすれば、小橋は前田の“有言実行”ぶりとは対極にあるとも言える。それでいてファンに認められているんだから、プロレスを好きな気持ちであったり、自身のスタイルに関してブレないものを維持し続けたということ。
この先の日本プロレス界に“武道館即日ソールドアウト”が起きるシーンがあるとはなかなか想像できないし、引退試合後に職場で何度も「えっ、あの試合を見に行ったんですか」と声をかけられてビックリした。プロレスファンを長く続けているんだけれども、これほどまでに節目を感じさせられることはそうそうない。
小橋建太が“守った”プロレス。その魅力を伝え続けるボクらの闘いもやめられない。
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【NOAH】「エースの自覚を」小橋がKENTAをプロレス人気復活のキーマンに指名 サムライTV『Versus』で師弟対談が実現goo.gl/8keVz#noah_ghc #samuraitv twitter.com/PKDX/status/33…
— プロレス/格闘技DX編集部さん (@PKDX) 2013年5月21日
21日に対談収録あり。この対談は5月24日(金)午後11時~12時、「FIGHTING TV サムライ」「サムライ2シリーズ」で放映予定。視聴方法、再放送などはスカパー!カスタマーセンター(TEL0570-039-888)まで(週刊プロレスモバイルより)。
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