全日本プロレス分裂が決定的に~「全日本プロレスの看板を守る」諏訪魔が残留で武藤敬司と決別
10日発売分の東スポ一面に「武藤無念、全日13年ぶり分裂」との見出し。
9日取材で諏訪魔が「全日本プロレスの看板を守る。武藤さんから『新団体に全員揃って移行しよう』と言われたけど、俺の中でそれはないと。白石社長とも時間をかけていろいろ話をした。全日本プロレスの看板を引き継いでいく強い決意を感じ取れた」と明かす。武藤敬司も事実を認めるコメント。また、東スポの取材によると、白石伸生社長が9日までに(株式と商標権買い戻し希望の)武藤サイドとの交渉を打ち切る方針を固めたことが判明としたという。今月の両国国技館では和田京平氏が名誉レフェリーとして復帰。現所属選手の残留か離脱かの判断は今月いっぱい、ただし退団の場合でも9月退会までは義務付けられる方向。詳細は同紙を。
選手たちは諏訪魔・白石派か武藤派の選択を迫られることになった。武藤の旗揚げは小規模プロダクションとの噂もあったため、今回の『新団体に全員揃って移行しよう』とのセリフは意外だ。なお報道からは両派の規模は不明。
2000年の三沢光晴ら大量離脱から13年ぶりの全日分裂。そして報道は偶然にもムトーの日(6月10日)となった。。。
(以上、14:55 携帯から更新)
※21:30追記 武藤サイドは道場の物件探しをスタート
東スポ報道前にも“諏訪魔をはじめ、かなりの数の選手に残留の意向があるとされている”との情報はあったわけだが、、、
・ 2013.06.07 武藤敬司と白石社長が選手争奪戦~大半残留? 武藤ジャパンはカズ、真田、KAIら限定の船出か: カクトウログ
ほぼ正式といっていい、諏訪魔の残留声明。
東スポ記事の補足です。
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・ 「新団体に全員揃って移行しよう」という武藤のセリフは、交渉打ち切りを受けてのものと思われる。
・ バーニングなども、現時点でハッキリと去就を決めかねている状況だ。和田レフェリーの復帰を、秋山準らはどう見るかで流れは大きく変わってくる。
・ 武藤サイドはすでに道場を構えられる物件も探しており、7月になって新たな団体名の下、全日離脱者やフリー選手を集めて発足することになりそうだ。
・ (武藤は)諏訪魔からは直接電話で残留の意向を伝えられたという。3冠王者から感謝と決別の言葉を認めた上で「電話がきたよ。申し訳ねえことしたと思ってるよ。本来、巻き込まれなくてもいい立場なのに…。プロレスラーは言ってみれば、個人商店みたいなものだ。最後に判断するのはレスラー個人だから。しょうがない」
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武藤サイドは道場の物件探しをスタート。7月に新団体・武藤ジャパン発足か。
武藤は確か、諏訪魔時代までの流れをつくっていきたいというような意味合いのことを言ってたときがあったと思う。決別してしまう局面になってしまうとは…。
※6/11 07:45追記 交渉決裂、太陽ケア復帰を11日発表か
一夜明けデイリー報道。
・ 太陽ケアが全日本復帰「一大事」に決意/ファイト/デイリースポーツ online
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大学で経営学を学ぶため、1月3日の後楽園ホール大会を最後にプロレスを休業していた太陽ケア(37)が、全日本に復帰することが10日、分かった。11日にも発表される。会長を辞任した武藤敬司の退団表明などで揺れる古巣の一大事に決意したという。
94年に全日本でデビューしたケアは、00年に故三沢光晴さんらが大量離脱した際も王道マットに残留した。1月3日にはファンに感謝しながら、「全日本のスピリッツはフォーエバー」とコメントしていた。また、かねて全日本への強い愛着を語っていた3冠王者・諏訪魔が残留することが決まった。
なお、武藤と白石伸生社長との株式譲渡をめぐる交渉は、この日までに決裂が決定的になった。11日に白石社長が都内で会見し、発表する。武藤は、追随する選手らとともに新団体を設立することが有力だ。
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本日11日に記者会見。
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