<速報終了>新日本プロレス秋田市立体育館17時~桜庭和志が復帰、オカダ×デヴィットIWGP戦
新日本プロレス7・20秋田市立体育館大会をPPV放送でテレビ観戦しました。速報観戦記を当サイトにリアルタイムでUPしましたが、改めてどうぞ。[観戦記全文]
・ 07-20(土) 17:00 秋田・秋田市立体育館|吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング
・ 7/20【新日本プロレス】IWGP王座戦 桜庭復帰戦(スポーツナビ)
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■新日本プロレス「KIZUNA ROAD」最終戦
7月20日(土)秋田市立体育館17:00
▼IWGPジュニアタッグ選手権
[1] [王者]ロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフ vs [挑戦者]TAKAみちのく&タイチ
※王者組は2度目の防衛戦
コズロフがロシア国家独唱。素直に起立で呼応する観客。コズロフ「ありがとう」。
するとタイチがマイクを奪い、「国歌斉唱! き~み~が~よ~は(君が代の出だし)」ここでTAKA組が王者チームを襲撃して17:12ゴング。
攻防の中で、脱臼グセのあるTAKAみちのくの右肩が外れた、、、トレーナーによって入れ直し復活、、、と思ったら右手で相手の目を突くなど元気いっぱい! みんながダマされた。脱臼はウソ。
TAKAとタイチがかわるがわるコズロフの帽子を奪って攻撃。精神的なダメージまでコズロフに与える。挑戦者組の反則プレーが冴えて王者組が劣勢。さらに正統殺法でも挑戦者組が主導権続行するが、交代で入ったロメロが巻き返しにかかる。
コズロフがタイチにミサイルキック。タイチはラマヒストラルなど丸め込みで逆転。ここでタイツを外すタイチ。2連続パワーボムでコズロフをあわやのところまで追い込む。両軍乱れて場外空中戦ショータイム。
コズロフがタイチにシューティングスタープレスでカウント2。タイチ、金的→外道クラッチでコズロフカウント2。コズロフが逆金的→連係コンタクトキラー、17分、王者組勝利。王者組がダーティーな挑戦者チームをワンランク上の闘いぶりで退けた。
ロッキー・ロメロ&○アレックス・コズロフ(17分27秒、コントラクトキラー→片エビ固め)TAKAみちのく&タイチ×
※フォーエバーフーリガンズが2度目の防衛に成功
[2]鈴木 みのる vs 石井智宏
両者の表情が最初からものすごくいい。
17:37ゴング。いきなり真っ向勝負、エルボー合戦。石井が押し気味、しかしみのるがぶら下がり十字、エプロンでの十字と、関節技を織り交ぜることで石井の攻撃を遮断する。
石井もみのるのフェイント張り手にいかせず、パワースラムで逆転。コーナーでのチョップ&エルボーでのラッシュからラリアット。みのる、スリーパーは石井が泡を吹くほどの決まりぐあいだったがエスケープ。
みのるの張り手連打を受け切った石井が頭突きから顔面ハイキック。みのる、スリーパーからゴッチ式狙い。しかし石井が逆に持ち上げてみのるはアックスギロチンの要領で頭から落ちてしまう。石井はラリアット連発。フィニッシュとばかりに石井はブレーンバスター狙いだが、みのるは足バタバタ。石井のチョップ連打、今度はみのるが頭突きで返す。最後は10分51秒、滞空時間の長いゴッチ式パイルドライバーでみのる勝利。
○鈴木 みのる(10分51秒、ゴッチ式パイルドライバー→片エビ固め)石井智宏×
「ケンカすると楽しいなぁ!」と実況アナの胸ぐらをつかんで言い放ったみのる、退場。二人のケンカプロレス貫徹。
▼IWGPタッグ選手権
[3]天山広吉&小島 聡 vs 矢野 通&飯塚高史
※王者組は2度目の防衛戦
飯塚はいつものように野上アナ襲撃。やはりハダカで野上アナは実況するハメに。
コスチューム姿のままのテンコジをケイオス軍が襲撃して17:59ゴング。テンコジ、場外でイス攻撃によりリードするが、やはりラフプレーはケイオス軍がいつの間にか逆転。そのうちカウント20が数えられ、わずか3分程度場外両チームリングアウトに。観客はエンチョーコール。
テンコジが再試合をアピールすると、社長采配でゴング。両チームが交わったと思いきや、矢野がいつの間にかコーナーマット外し。またまた場外戦、天山がギリギリ戻る。飯塚がタッチロープによる首絞め。矢野が後ろ髪引っ張りとケイオス軍やりたい放題。
入った小島が矢野にマシンガンチョップ→いっちゃうぞエルボーでカウント2。小島が劣勢になると天山が入る。子牛の焼き印押しが飯塚に。さらにニールキック。飯塚がアイアンフィンガーを持ち出すも、天山がマウンテンボム→テンコジカッター。ここで矢野が手錠を持ち出そうとすると、小島が後ろからラリアット。小島が手錠で矢野を固定すると、天山が飯塚にムーンサルトプレス。小島が場外ダウン中のタイガー服部レフェリーをリングに上げると、カウント3が数えられる。15分、テンコジが防衛。
○天山広吉&小島 聡(10分19秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)矢野 通&飯塚高史×
※2分54秒両チームリングアウト。菅林社長裁定で延長再試合、天山&小島が2度目の防衛に成功
あわれ、手錠でコーナーに固定されたままの矢野は孤立。若手がチェーンカッターで切断。さすがにベルト盗難はできず、リングサイドの木谷会長に食ってかかるも後の祭り。
▼NEVER無差別級選手権
[4] [王者]田中将斗 vs [挑戦者]内藤哲也
※4度目の防衛戦
ゴングを待たずに闘いが始まる。18:24ゴングで技の読みあい。すぐさま場外戦になり、内藤が花道の勾配を利用した助走式ドロップキック。内藤ペースになりかけるが、田中が竹刀攻撃。竹刀が割れてしまうほどのヒット。長机に内藤を固定した田中は場外ダイブ狙いだったが、内藤ムクリ。しかし内藤は攻め返しきれず長机に再び乗せられダイブ食らう。破壊力で机割れ。
リング上へ。内藤は大阪での復帰戦時よりも動きを取り戻している様子。コーナー利用のレパートリーをみせて水面蹴り→雪崩式フランケン→スワンダイブミサイルキック。田中もスイング式DDT→串刺しエルボー→串刺しラリアット→垂直落下ブレーンバスター。
田中のスライディングDを空振りさせた内藤はジャンピングエルボーからジャーマン→ドラゴンでカウント2連発。続けてスターダストを繰り出すが、田中はかわす。内藤の浴びせ蹴りは当たり浅く、田中が反撃からのスライディングラリアット(カウント2)→スライディングD。12分、内藤が沈んで田中が防衛。
○田中将斗(11分50秒、スライディングD→片エビ固め)内藤哲也×
※田中が4度目の防衛に成功
届かなかった内藤、どこまでG1中に自身を引き上げられるか。
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[5]ラ・ソンブラ(CMLL) vs 中邑 真輔
17分42秒、ゴング。中邑がトペに来たソンブラに場外からキックを合わせ、逆にトルニージョ(回転式のトペ)。
攻防を挟んで、ソンブラは一直線のトペでお返し。続けてミサイルキック、アラビアンプレスも。中邑は二段蹴りからコーナー上固定式のニーリフト→フロントネック→ライダーキック。コーナーで何かを狙おうとしたが、ソンブラが逆にランニングパワーボム。さらにヘッドシザースホイップからコーナー上の中邑をドロップキック蹴落とし、場外で鉄製のヤグラに登ったソンブラがムーンサルトアタックで沸かせる!
La Sombra just did a Moonsault off that rail! #njkizuna pic.twitter.com/ZpBuclmxta
— Ultra Warrior/Liger (@UltraWarrior) July 20, 2013
リングイン。ソンブラのムーンサルトムーンサルトとをヒザ立てで突き刺した中邑。ソンブラのスープレックスホールドを返す。スワンダイブ式ボマイェ狙いは崩れてクロスチョップとなった中邑だが、セカンドコーナーからのボマイェ→正調ボマイェとつないだ中邑が13分59秒、勝利でベルト奪取。
×ラ・ソンブラ(13分59秒、ボマィエ→エビ固め)中邑 真輔○
※ソンブラが防衛失敗、中邑が第6代王者となる
中邑流の受けの美学が炸裂したが、このところ技の失敗がときどきあるのが気になる。それだけギリギリの闘いが続いているとも言える。牛丼1年分の勝利者賞をもらった中邑、「イヤァオ」連発でマイク。
大会はココで前半戦終了。休憩へ。
[6]棚橋弘至&真壁刀義&獣神サンダー・ライガー&キャプテン・ニュージャパン vs “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&テリブレ&タマ・トンガ&バッドラック・ファレ
ファレが入場時に解説席の東スポ柴田さんの頭をかきむしる。実況「大丈夫、ズレてません」。
19:23ゴング。新日サイドは各選手の得意のムーブが出るが、バレットクラブがラフプレーと連係で主導権を握り返す。つかまったライガー、掌底で脱出。真壁が大暴れ、コーナー上でのナックル→ノーザン→ラリアット。
キャプテンとアンダーソン。ここはキャプテンがつかまり、合体攻撃を食らうハメに。回転式ガンスタンはなんとか返す→ショルダータックル。
棚橋とテリブレ。棚橋はドラスク、相手の同士打ち誘導。真壁らがアシストして、棚橋ジャーマン→ボディスラム→ハイフライ弾。12分7秒、棚橋がスッキリ勝利。
○棚橋弘至&真壁刀義&獣神サンダー・ライガー&キャプテン・ニュージャパン(12分07秒、ハイフライフロー→片エビ固め)“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&テリブレ×&タマ・トンガ&バッドラック・ファレ
試合後に再び襲撃された東スポ・柴田さん、自らの頭の状態をチェック。
[7]後藤洋央紀 vs 柴田勝頼
いつもの黒トランクスで柴田入場。後藤もいつもの荒武者スタイル。後藤は入場するなり柴田に突進、バックドロップ。19:41ゴング。
後藤のPKは柴田がかわす。場外戦へ。いや、後藤が柴田をリングに上げる。柴田ニーリフト、ミドルキック。ポジション争いから柴田がヒザ十字。さらに柴田が足4の字→後藤リバース→柴田戻す→後藤リバース。意地の張り合い。
柴田がすさまじい串刺し低空ドロップキック!
さらにフェイスロック。後藤もラリアット。張り手合戦。柴田ミドルキック。後藤のロープワークからのラリアットを受け止める柴田。後藤のラリアット、柴田の前蹴りの受けあい。柴田、武者返し。さらにバックドロップ合戦。柴田ジャーマン。両者グロッキー。
エプロンに立つ柴田に後藤がリング内から後頭部ラリアット。柴田が鉄柱に頭をぶつけてしまう。ここからコーナー上での攻防となり、後藤が柴田に雪崩式牛殺し。ヒザが突き刺さらず、エメフロのような格好に。さらに後藤が牛殺し→スリーパー→裏昇天(カウント2)→昇天狙いは崩れる→柴田スリーパー→後藤ラリアット→柴田PK。これで両者KO状態。
カウント9まで数えられ、後藤は立ってなかったが温情?でストップ。後藤が頭突き連発。柴田もゴツンと逆頭突き、両者ダウン。これで14分52秒、両者ノックアウト。
後藤洋央紀(14分52秒、ダブルKO)柴田勝頼
「えー」の声も、ブーイングもなし。名勝負数え唄としての気持ちのぶつかり合いが今宵も。
▼桜庭和志復帰戦
[8=セミ]永田裕志 vs 桜庭和志
この日、初めての試合煽りVあり。新日本とUWFインター、第1試合での遭遇プレイバックも。
永田の入場途中で、桜庭がいったんリングにゴロリ。感触を確かめるように。
20:06ゴング。張り手合戦、桜庭タックル成功。桜庭のサクラバードキックは永田がかわす。お互い打撃ガードの構え、桜庭がロータックル成功。グラウンドは桜庭が上から永田が上に移行。永田が足関節狙い。桜庭が上に移行、パスガードに成功して桜庭モンゴリアン!
緊張感ある攻防はいったんスタンドへ戻る。永田フロントスープレックス。はやる永田を桜庭が寝そべってはぐらかすというシーンが二度。
永田が串刺しフロントハイキック→桜庭が胴絞めスリーパー。永田はスタンド腕折りからサイドスープレックス→白目式アームロック。グラウンド合戦で桜庭が三角絞めから腕十字狙い。ロックする永田だったが10分12秒、完全に決まってレフェリーがストップ。桜庭が勝利で敬礼ポーズ。
×永田裕志(10分12秒、腕ひしぎ逆十字固め)桜庭和志○
最後は桜庭から指切り要求。永田が渋りながらも応じた。
今の新日本にはない面白い試合。もちろん総合というわけではないんだが、好きあらば決めにいく姿勢で展開する試合。そして、桜庭の入場、関節技、下になる悲壮感、負傷するかもというヒヤヒヤ感。ボクらの見てきた歴史を背負った闘いが新日本の中で展開される異質さ。なんという贅沢、なんという運命のいたずら。
▼IWGPヘビー級選手権
[9=メイン] [王者]オカダ・カズチカ vs [挑戦者]プリンス・デヴィット
※王者3度目の防衛戦
20:31ゴング。オーソドックスな展開を経て、オカダのレインメーカーは空を切る。オカダのレインメーカーポーズはデヴィットが蹴りで崩す。エプロン外でセコンド加勢、オカダがバレットクラブの術中にハマっていく。デヴィットはコーナーマット外し。
デヴィットがコブラに入ると、セコンドが腕を引っ張って加勢。デヴットがドロップキックからレインメーカーポーズ。アンダーソンがオカダをエプロンパワーボム。デヴィットは変形キャメルクラッチ。
オカダ、なんとかデヴィットを金具剥き出しコーナーに叩きつけ成功。DDT→低空ランニングドロップキック→アームクロス式ネックブリーカードロップ→ダイビングエルボー→レインメーカーポーズ(大歓声)!
デヴィットはエビ固めでレインメーカー封じ。トップロープ利用のフットスタンプ。そして、、、しばらく封印してたノータッチトペ敢行! さらにリング内でダイビングフットスタンプ→リバースブラディサンデー、カウント2。
オカダ、リバースネックブリーカードロップで逆転。エルボー合戦。デヴィットをコーナーに乗せて、オカダがドロップキック落とし→トップロープ超えトペ(!)→ヘビーレイン→レッドインクと怒涛のラッシュ。デヴィット、エスケープ。
ここでデヴィットの罠。レフェリーが倒れ、デヴィットが椅子持ち出し。バレットクラブ介入は外道も手伝って蹴散らし成功。オカダ、ツームストン、、、いやデヴィットが逆ツームストン。オカダに椅子乗せダイビングダブルフットスタンプ。
ここで大オカダコール。
レインメーカーをめぐる攻防はオカダがくぐりぬけて、ついにレインメーカー成功。19分14秒、オカダが3度目防衛に成功。
○オカダ・カズチカ(19分14秒、レインメーカー→片エビ固め)プリンス・デヴィット×
※オカダが3度目の防衛に成功
ジュニアならではの切り返しと悪のデヴィット畳みかけによって、試合は拮抗したものとなった。
オカダ「なんでオレがきょう勝てたか、誰のおかげか、わかるよな」
大ゲドーコール!
けっこうアナウンサーとの会話が続く。外道がなんども入ろうとして入らない、異例の展開。ええっ、外道なしで最後まで行くの!?
オカダコール!
オカダ「きょう防衛したということは、G1、チャンピオンとしていくぞ。先輩方頑張ってください。オレが二連覇しちゃうぞ。あとは外道さんお願いします」
外道「いいか、レインメーカーはチャンピオンのままG1を二連覇する。なせだかわかるか。レベルが違うんだよ。秋田にチャンピオンのまま帰ってくる。そのとき秋田によ、金の雨が降るぞ」
しっかりと定番ぶり、そしてアレンジぶりを見せつけたレインメーカー劇場。試合後も役割を全うしたオカダ。秋田大会はパーフェクトなエンディング。
しかし、バレットクラブ、どうなるんだろ?
21:00速報終了です。
おまけ
一つ言えるのは、今夜の私の試合は、今の新日本プロレスにない試合だったゼァ。このような内容の試合を今のファンが受け入れてくれるかどうか?いや、絶対に受け入れてもらうようにしないといけないゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) July 20, 2013
■□T.SAKAi
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