前田日明暴行事件は地下格闘技団体による仕掛け。演出ではない~それでも被害届が出せない理由
9月8日、アウトサイダー大阪大会で前田日明が暴行されるという事件が勃発。以前に大阪で“不良による格闘技大会”を行っていた集団が前田サイドに“挨拶がない”と因縁をつけたというのがアウトラインだ。
・ 前田日明氏、襲われる…格闘技会場で客数人が因縁 (1-2ページ) - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
・ 前田日明暴行事件の襲撃犯! 半グレと呼ばれる元『強者』関係者に直撃「向こうから頼まれただけ」 日刊ナックルズ
一方で、演出説も飛び出したものの、アウトサイダーを主催するリングスサイドからの声明はなし。詳細が気になっていたが、15日発売の別冊宝島が真相に迫っている。
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記事タイトルは『「前田日明」襲撃事件を起こした大阪「地下格闘技集団」の正体』。ポイントを抜き出す。
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・ 5、6人のヤカラを率いてリングサイドに迫ったのは大阪の地下格闘技団体「強者」のエースだったサップ西成。「おい前田、お前ナメとんのか?」と、前田のジャケットの襟のあたりを掴んで引き寄せた。前田は無言で引き離そうとするも膠着。エンセン井上や村上和成が入って振りほどく。アウトサイダーにおける乱闘が前田に“届いてしまった”ショッキングな出来事だった。
・ 前田が控室に戻ると、サップは一味と一緒に会場の一角に居座る。それでも大会は1時間で再開。
・ 2008年から始まった「強者」のエースがサップ。関係者によると、「強者」にはかねてから大阪で格闘技をやっているプライドがあると同時に、有名なアウトサイダーに対抗して縄張りを守る意図があった(実際にアウトサイダーに出ると成り上がれることから選手が地方大会に出なくなる構図がある)。
・ いまは「強者」が解散しているが、興行再開に備えて選手を囲っておきたい思惑があったのでは。
・ 関係者「結局、『強者』のパフォーマンスだと思うよ。本当に前田さんを潰すんだったら、会場で騒ぎにせず前田さんを呼び出せばよかった。パフォーマンスが予想外の大事になった、という状況じゃないのかな」
・ 「おそらく、水面下では(リングスは)府警に被害届を出せと言われたのでしょう。全国紙は警察発表でもなければアウトサイダーのことを報道しないですしね。府警は『強者』のような反グレを潰すために被害届がほしい。それがないと立件できないから」
・ 「(一方で)被害届を出せば、高い確率で報復がくる。今後大阪で大会を開催することは不可能になるかもしれない。だが大阪に進出しなければ、アウトサイダーがいつまで持つか」
・ 「問題は前田さんが水面下でどこまで“挨拶”をしているかだね。反社会勢力と結びつきが強い地下格闘界に頭を下げるのは、それだけで暗に相手を認めていることになる。しかし挨拶がなければ、同様のトラブルが起こりかねない。どうするかは前田さん次第だ」
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確認できたのは、暴行事件は当初の報道アウトライン通りの経緯であり、演出では決してないこと。同時に、被害届をリングス側が出せない理由についても判明したことになる。
順風に思えたアウトサイダーも、難しい問題に直面。もちろん前田は毅然とした態度を貫いてくれるだろうが、不良絡みということもあって団体を運営するというのは本当に大変だ。
なお、予定されていた大阪大会第2弾は、すでに別会場での調整を余儀なくされ、調整に入っている。
・ 前田日明が暴行された大阪市中央体育館が使えない! アウトサイダーが日付・会場未定の12月大阪大会開催を発表 カクトウログ
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