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2013.11.05

アントニオ猪木、自身が理事長のNPO法人事務所を北朝鮮に開設~渡航申請却下の理不尽さも主張

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 アントニオ猪木ならではの外交と言えるでしょう。4日、自身が理事長を務めるNPO法人「スポーツ平和交流協会」の平壌事務所開設を発表した。

・ 猪木氏のスポーツ交流団体 平壌に事務所開設「感無量だ」 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
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 アントニオ猪木参院議員(日本維新の会)が理事長を務めるNPO法人「スポーツ平和交流協会」は4日、北朝鮮・平壌に事務所を開設した。日本人スタッフは常駐せず、日常業務は北朝鮮側が担う。
 訪朝している猪木氏は「何年か前から考えてきたことが実現し感無量だ。スポーツを通じ平和に貢献したい。日本にもその意義を伝え、理解してもらおうと思う」と語った。
 猪木氏は4日、提携先である朝日友好親善協会の馬哲洙書記長と事務所開設に関する合意書に調印。2人で事務所名が記載されたプレートを取り付けた。馬氏はかつて外務省のアジア局長として日朝交渉を担当した。
 プレートにはスポーツ平和交流協会の「代理事務所」と記載されており、運営には朝日友好親善協会が関与するとみられる。
 猪木氏の訪朝については、参院議院運営委員会理事会が不許可を決めている。(共同)

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 これは訪朝の“成果”であり、許可なし訪朝でのバッシングをかわすことになる…と言いたいところだが、そんなに単純ではない。

 参議院から訪朝許可が降りなかった理由については、報道では「目的が不明確として、許可を出さなかった」とされ、猪木サイドは「書類に不備があった」と伝えられたと明かしている。
・ 「アントニオ猪木なら何をやっても許されるのか」との図式は健在~許可なし訪朝を強行、早くも進退問われる カクトウログ

 1日発売分の東スポが猪木サイドの主張をまとめていた。記事タイトルは「参議院が訪朝申請却下なぜだ 猪木議員が怒りの闘魂外交」。

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 猪木氏が怒っている。2日から7日にかけて北朝鮮を訪問する予定の日本維新の会、アントニオ猪木参院議員(70)が31日、渡航申請を参議院から却下されたからだ。理由は「書類の不備」。しかし、猪木氏サイドが用意した渡航予定表は詳細なもので不備はないといい、今後騒動になりそうだ。
 猪木氏は北朝鮮から招待を受けて訪朝計画を立てていた。国会会期中に国会議員が海外へ渡航する場合、申請が必要。参院議員の猪木氏には参院の議院運営委員会理事会が許可を出す。通常は出発や帰国の便や大まかなスケジュールを書いた書類を提出すれば済むものだが、なぜか猪木氏だけ断られたのだ。
 「書類の不備ということでした。ちゃんと『北朝鮮は渡航自粛だから』など理由を示してくれればまだマシでした。それが書類の不備なんて、こっちが悪いみたいじゃないですか。もちろん議員も怒っていますよ」(猪木事務所関係者)
 訪朝目的はスポーツ交流で、実際に現地でもスポーツ関係のイベントに出席することになっている。それは書類にもある。同時期にほかの議員が提出して許可をもらった渡航計画と比べても、猪木氏の書類は詳しい。これではなおさら納得できるわけがない。
 「おそらく北朝鮮うんぬんと理由に出すと、国が北朝鮮のやることを妨害したというような解釈をされかねないということで、書類の不備にしたのでしょう。こんな決め方が国会の場で行われているなんておかしい」(同)と北朝鮮への遠慮がこの判断になったと推測する。
 実は渡航申請は厳密には許可制ではない。与党秘書は「申請が認められなくても渡航できます。閣僚ならともかく猪木氏は一議員ですから」という。もっとも問題視されるのは間違いない。猪木氏は「開会中だが信念を通す」と1日午前、北京へ飛び立った。北朝鮮には2日に入る予定。これまで「猪木の常識、非常識」と口にしていたが、闘魂外交を貫き通す。

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 理不尽な却下理由を突きつけた参議院に対する猪木サイドの怒りはもっとも。ただ、日本政府としても、核やミサイル開発を行っている北朝鮮への制裁を意図し、日本からの渡航自粛もしている。

 渡航自粛と交流活性化は、まさに真逆。政治的にすんなりと許可が出せない。

 そもそも警戒すべき北朝鮮とあまりに猪木が懇意にしていることに、国民としては不安・不信を感じずにはいられない。パチンコ産業が北朝鮮の資金源となっていると言われることもあいまって、パチンコ機のキャラクターでもある猪木にはかなりのリターンが入っているとも見られてしまいがち。

 渡航許可うんぬんや外交開花だけでは割り切れない。「猪木が笑えばみんなが笑う」というわけにはいかないんである。


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