柴田勝頼「初めてKAMINOGE(上野毛)らしい試合にたどり着いた。恩返しというか」ニコ生放送で激白
23日、新日本プロレスに参戦中のフリープロレスラー、柴田勝頼がニコプロ生放送に出演。今週発売の『KAMINOGE』vol.26で対談を行った後藤洋央紀への思いや、1・4東京ドーム大会(後藤戦)を振り返りながら、熱く語った。
本日は柴田勝頼選手生出演「NICONOGE」を放送しました!ビール片手に柴田選手が暴れた放送のタイムシフト視聴はこちら! http://t.co/QEdyrliiae #KAMINOGE #nicopro #prowrestling pic.twitter.com/p6SahwIYg7
— ニコニコプロレスチャンネル (@nicoprowres) 2014, 1月 23
チケット購入者向けタイムシフトは1/30(木)23:59まで視聴可能。
この模様を、柴田勝頼botさんの力を借りながら、ざっくりまとめ。
番組が始まるなり、目が座っている柴田。缶ビールを何本か飲んでいる様子。
井上編集長によると、KAMINOGEの同号は独自の切り口を出すために、当初は永田裕志&桜庭和志を中心にドームを扱うことを考えたという。ところが、後藤・柴田戦を見て一転。これでいくしかないだろうと。
井上「ただ、ファンの間では、『煽りVで柴田はカッコいいこと言ってるけど、あれはサイゼリアだ』って話で盛り上がってるみたいで」さすがにどこのサイゼリアかは明かせないという話に。
井上編集長、1・4ドーム当日に新日の広報に申し入れ。本隊と外敵ではあるが、2人は肩を組んで引き揚げたから一緒の取材も大丈夫だろうと。
すると、後藤は取材場所として新日本プロレス道場を提案。2日後の6日に取材となる。9日が本の締め切りということで、まさにギリギリのタイミングでの取材。
柴田「久々の新日道場? 劇的ビフォーアフターされてましたね」
井上「2人は本当に練習を始められてですね」
練習風景は新日道場で収録。取材はファミレスへと移動して行われた。
井上「ファミレスの4人席なんですが…なんと頼んでもないのに後藤選手と隣に座ったんですよ!」
この暴露(?)にコメント欄がわっしょいわっしょい状態に。ただならぬ関係!?
以下、視聴者のコメントに対して回答する格好で柴田コメントが続く。
「KENTAの王座脱落? 1回しかないレスラー人生なんでやりたいことをやってほしいと思います。もっと自由にやってくれと」
「ドーム大会だとみんな演出に力入れるでしょ。アホかと、試合が一番大事だよと」
「テレ朝はノーカットで(後藤戦を)やってくれて嬉しいですね。ノーカットにしたことで、新日本が打ち出しているものとテレ朝がぶつかってる?」
「新日本所属の可能性? ないね!」
「大阪の後藤戦を超えたかった? 箱が大きかろうが小さかろうが関係ない。見せるものはいっしょ」
「今後、新日本プロレスが後藤と柴田をどう使うのかなと」
「相手が誰であろうが、ぶっちゃけると、オレの試合で『よかったぁ』って(観戦に来た大会を)帰らせてやろうという気持ちでやってますよ。第2試合であっても!」
「暗黒期に出て、いいときに戻ってきたとも言われますけど、出た時が暗黒期だとも思ってない。オレの思う新日本はこうだとやって来ただけ。言われる筋合いはない。ただ、選手の思いは別、ぶつかって来てほしい」
「今回は他の試合とも勝負ができたと思っている。他の試合が新日本してなかった? ボクはそんなことは言わないですよ、自分の試合をするだけ」
「タッグマッチやるんで合同練習しようと(後藤に言ってるところです)」
「最後に一つ。ボク、初めてカミノゲらしい試合にたどり着いたなと。カミノゲに恩返しというか、そういうとこありますね。カミノゲという雑誌を作って1年半ですか。ボクらを見守ってくれた雑誌だし。ボク、この雑誌一番大好き。週プロなんか読んでないです」
▼new! KAMINOGE 26
1月23日発売!柴田勝頼×後藤洋央紀 高校時代から思い描いていた同級生2人による“理想のプロレス”が1・4ベストバウトを奪取!!そして激闘の2日後、後藤は柴田を9年ぶりに新日本道場に招き入れた──。「俺たちのやりたいことは間違ってないよな?俺たちの思っているプロレスはこれなんだよな?」「間違ってないよ。俺もずっとこういうものが見せたかったんだ!」
▼KAMINOGE vol.20
2013 7月23日発売!田村潔司“赤いパンツの頑固者”格闘人生25周年インタビュー中編「ボクと真剣勝負してください」/柴田勝頼×KENTA対談「とにかく“自分たちがやりたいプロレス”をずっとやっていれば届く人にはいつかかならず届くはずだし」/甥っ子が語る最初で最後の「“突貫小僧”星野勘太郎の真実」星野真二新日企画代表
▼KAMINOGE [かみのげ] vol.11
2012 10月23日発売!激化するプロレス領有権をめぐるコトバの対立。船木誠勝(全日本プロレス)×桜庭和志(Laughter7)×柴田勝頼(Laughter7)“死闘"と“秒殺"、“受けの美学"と“攻めの美学"。王道と最先端が交錯する。そしてRINGSも仕掛けた! 12・16船木誠勝×ヴォルク・ハン決定!! 桜庭&柴田参戦で「盛り上がっているのは『KAMINOGE』とカクトウログだけじゃねぇのか?」と中邑真輔がチクリ
▼KAMINOGE [かみのげ] vol.9
2012 8月23日発売!燃えてる!新日本プロレス特集 桜庭和志&柴田勝頼インタビュー まさかの参戦表明!!「いま、レスラーもファンもなかったかのようにしてる昭和のプロレスを俺らがいまのプロレス界に持ち込んでやる。勝手に諦めてんじゃねえ、都合良く消し去ってんじゃねえって!」/オカダ・カズチカ with 外道/後藤洋央紀 盟友・柴田勝頼、中邑との高校時代からの因縁/前田日明&宮田和幸 あのゴッチ式の洗礼を受けた宮田が待望のリングス参戦!!
▼KAMINOGE vol.2
2012 1月25日発売!青木が北岡戦を選んだ真意を語れば、北岡も現在の心境を赤裸々に語る IGFvsDREAM対抗戦に出場した桜庭和志と柴田勝頼が澤田敦士&鈴川真一戦について語り尽くす
KAMINOGEは“旧雑誌KAMIPROのゲノム”であり“上野毛(新日本プロレス道場の通称)”でもあるダブルミーニング。新日の隆盛と桜庭&柴田参戦がクロスしたところで井上編集長がインスパイアされ、雑誌のアウトラインに大きな影響を与えている。
中邑真輔には「(桜庭&柴田に)盛り上がってるのは『KAMINOGE』とカクトウログだけじゃねぇのか?」と言われたりもした。そんなKAMINOGEに柴田は恩義を感じていたんだろう。
柴田なりの上野毛(新日本)らしい試合であり、KAMINOGE恩返しとなるという点で、ダブルミーニングの達成感があった後藤戦。振り返ると1年半前のバックナンバーvol.9見出しで、まさに「いま、レスラーもファンもなかったかのようにしてる昭和のプロレスを俺らがいまのプロレス界に持ち込んでやる。勝手に諦めてんじゃねえ、都合良く消し去ってんじゃねえって」と打ち出している。
ドーム大会ベストバウトを獲得。それ見たことか…なんて言うつもりはない。棚橋弘至や中邑は、もっともっとたくさんのファンとの信頼の積み重ねを築いている。オカダ・カズチカや内藤哲也といった主軸と対比されることで柴田や石井智宏のシンプルゴツゴツ系が引き立つのも事実だ。
柴田を応援してはいるが、「このボルテージを保ち続けられるのか!?」という問いかけはファンとして続けていくし、「勝負どころの試合にはそろそろ勝ってくれ」とも注文したい。負けても評価が落ちないのは素晴らしいことはわかっている。それでも、柴田がどこまで主軸に絡んでいけるか、そこでどんな闘いが見られるのかは楽しみでならない。
柴田の今のプロレスへの意欲は素晴らしいよ。新日本にリターンしてきたときは、どちらかというと新日レスラーズに難癖をつけるようなコメントが多かった。それが「相手が誰であろうが、ぶっちゃけると、オレの試合で『よかったぁ』って(観戦に来た大会を)帰らせてやろうという気持ちでやってますよ。第2試合であっても!」なんだから。自らがポジティブに関わろうとしているわけで。
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さて、以前に当サイトに神戸イベントレポートをくださった腕極めシバティストさん。
・ 足4の字固めをかけられ柴田勝頼と張り合った棚橋弘至、思わず「楽しいな!オイ!」=G1戦裏話 カクトウログ
柴田応援ブログを駒沢シバティストさんとしてスタートされています。
・ 〜柴田勝頼 未公認応援 ブログ〜 今日のブログ後のテーマは、「○○」です。
柴田情報がかなり詳しい! こういう新世代のブロガー出現、嬉しいぁ。
今回の番組の文字起こしも考えているとか。「文字起こしはゆっくりやって、タイムシフト終了後にアップできればなと思っています」とのこと。こちらもお楽しみに。
ごく最近知ったんですが、ボクよりも前に、昨年末から「週刊 柴田勝頼」とのコーナー名を使っていたことが判明。「週刊 前田日明」にインスパイアされたものではあったようだが、駒沢シバティストさんには先日、当ブログでも「週刊 柴田勝頼」との題名を使わせていただくことの了承をいただきました。一緒に盛り上げていければと!
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