NJC出場の柴田勝頼「優勝を一番近い目標にしていく」~オカダ・カズチカ&棚橋弘至への興味明かす
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2・11大阪大会でIWGP王者のオカダ・カズチカとニラみ合い。その柴田勝頼はマイクを取ることはなかったが、シバタコールが自然発生。逆にオカダの方が「もし、このベルトに挑戦したいんだったらな、3月から始まる『NEW JAPAN CUP』に優勝してから来い」とマイク。
新日本プロレスにリターンしてから1年半、柴田はベルト挑戦がないままここまできたが、機運はいやがおうにも高まっている。
大阪大会前にはベルトへの興味を示唆していたが、、、
・ 柴田が10年ぶりIWGP戦線へ 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社
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柴田は新日本再上陸を果たした2012年9月から、ベルトには一切の興味を示してこなかった。だが約1年半の戦いを通じ「プロレスが楽しくなってきたし、後藤がベルトを目指していくうちに(自分にも)欲が出てきた」と、心境の変化を明かした。
挑戦が実現すれば、04年の藤田戦以来のIWGP戦となる。「当時もそうだし、1年前もよく分からなかったけど、だんだん(周囲が)ベルトにこだわる理由も分かってきた」。我が道を歩み続けた柴田が、満を持して王座戦線に殴り込みをかける。
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15日のワールドプロレスリング3D in 大高(舞台挨拶)では、このようなニュアンス。
・ 柴田勝頼、時々後藤洋央紀、色々と大いに語るin大高【前編】|〜柴田勝頼 未公認応援 ブログ〜 今日のブログ後のテーマは、「○○」です。
・ 柴田勝頼、時々後藤洋央紀、色々と大いに語るin大高【後編】|〜柴田勝頼 未公認応援 ブログ〜 今日のブログ後のテーマは、「○○」です。
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柴田「大阪でああいう感じになったのは会場のそういう空気を感じたからというか。本当は後藤の試合だから茶々を入れなくなかったけど、オカダにデカイ顔をさせたくなくて行ってしまいましたね。IWGPのベルトそのものは良くわかんないです。ただ、ベルトを持っているオカダはG1とか広島でやって面白いなって思いましたね。僕が新日本だった頃、ああいう奴はいなかったんで。ニュータイプ ですね。今の新日本の象徴というか。僕から言わせてもらったら、ベルトは後からついてくるもんだと思ってるんで。とにかくオカダとは試合がしたい。シングルがしたい。」
柴田「棚橋って新日本の全体を見ている気がします。自分(棚橋)の理想の新日本プロレス、そこに俺が出ることによってそれが壊されるんじゃないかって(棚橋は考えるんでしょう)。でも人間として嫌いじゃないですよ。男らしいですよ。僕一個先に入ってるんですよ。棚橋の入門テストでスパーリングやってるんですよ。嫌いとかないんですけど、若手の頃の練習でもいろいろ言ってくるんですよ。だったら試合しようよって。G1とか最後の丸め込みとか。らしいなって。いや、新日本が組めばやるんですよ! 今年中にやりたいですね。棚橋ってすっごいプロレスのこと考えてると思うんですよ! いつでもやってやりますよ! どこでも! バカたれが!!」
柴田「棚橋ってエースじゃないですか? 発言権あるじゃないですか? 試合やりゃいいじゃないですか? 俺は発言権無いから。組まれた一試合一試合は大切にしたい!」
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ベルト獲得というよりも、オカダと棚橋弘至を“新日本の象徴”と認めたうえで、改めて新日本プロレス本格侵攻のためのターゲットに据える。ベルトという勲章は後からついてくるものだと整理。闘いありき、対新日本というスタンスありきの柴田らしい発言となった。
オカダへの興味の方は、携帯サイト「プロレス&格闘技DX」での2/19更新分コラムでも強調。
・ ネプスルブログ 新日本、柴田、2・11大阪大会で『ベルト云々よりもオカダ自身に興味が増した』!
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それぞれが思うベルトの価値観。所属選手の皆さんが目指す『IWGP』のベルトの魅力というものは何なんだろう…と改めてわからなくなりました。ベルトというよりオカダだろう…と。広島で試合して、大阪の選手権も見て…思ったことは、やっぱりオカダが面白い。他に似たようなのがいない新しいタイプのレスラーだと思いました。ベルトがどうこうよりも、オカダとシングルで試合をしたいというのが正直な気持ちです。
だけど…結果的にオカダとのシングルをやるとなると、どうしても選手権が絡んでくる。それにはやはり次のトーナメントに優勝しないといけないようなので、そこはしっかりと自分の出来る限りの努力をして辿り着きたいと思います。
ぶっちゃけ、後藤が負けたから『はい、じゃあ次やります!』みたいな軽々しい挑戦表明の様な事は絶対にやりたくなかった。その順番待ちのために後藤のセコンドをしたわけでは無いので。
しかし、プロレスは生ものだと痛感する出来事が起こりました。
試合後、後藤に駆け寄った自分の真後ろ…。仁王立ちしているオカダから自分に対する…何かこう…“特にあります"な視線を確実に背中に感じた。広島の時もそうだったけど、G1の時も自分と試合をするオカダは感情剥き出しになっている様な気がする。本人に違うと言われればそれまでだけど、実際に熱を感じながら試合をしている部分はあります。なので、リング上でああいう図式になったのだと思うし。
会社からしたら予期せぬ出来事かもしれないけど、会場の空気や歓声を聞く限り、この対戦は絶対に実現させるべき試合だと思うので、そこを目指して次のニュージャパントーナメントでの優勝を一番近い目標にして向かって行こうと思います。自然発生したチャンス。
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ファンというのは、レスラーたちが順番に挑戦しているだけのような状態は嫌うもの。マッチメイクの意味合い、そこに込められた選手の意志に着目してプロレスを見ているんである。
その点では、柴田がこのように考えを整理してボクらに伝えてくれるのはありがたい。納得感が高いし、事実とのブレはないし、バランス感覚や筋の通し方も文句なし(後藤とのコンビでの舞台挨拶では後藤そっちのけで喋り過ぎでしたが)。
「ただ、そろそろ結果はほしい」ともボクはブログに何度も記してきた。注目のされ方ほどのチャンスをもらえないのに評価が高まっている状況は痛快だったりもするけれど・・・その上で言いますよ「そろそろ結果はほしい」。
ほか、KAMINOGE最新号では、棚橋発言「最初から『同級生に会いに来ました』って言えばいいじゃん」への柴田からの回答、中邑真輔による柴田へのスタンスあるいは(柴田批判を口にした)棚橋への中邑見解というように、柴田目線で興味深い記事が複数あり。
▼new! KAMINOGE 27
2月24日発売!中邑真輔「“ちょい昭和”の波乗り野郎 幻のビッグウェーブを求め続ける」 柴田勝頼「あの棚橋発言に対する見解を話したのはこれが初めてだよ。だけど、こんなヤツに言うんじゃなかった……」 山田邦子「プロレスが嫌いになったなんてことはまったくない。でも、強いて言うと馳が好きじゃない(キッパリ)」
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