成瀬昌由、近藤有己戦は判定で散る~高阪剛と鈴木みのるが握手、リングス&パンクラス勢が大集結
ただいま大阪出張帰りの新幹線でパソコンいじってる。この試合の行方が気になり、、、
30日のパンクラス横浜文化体育館大会。近藤有己vs成瀬昌由はどうなった?
・ パンクラス「PANCRASE257」|試合速報|格闘技|スポーツナビ
tatsuyakayさんのツイートより。
ウルトラソウル!!!!!
#pancrase pic.twitter.com/pjCeNq15Rh
— tatsuyakay (@tatsuyakay) March 30, 2014
・ tatsuyakay (tatsuyakay)さんはTwitterを使っています
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第11試合は無差別級5分2R‼︎。
ウェルター級4位パンクラスism・近藤有己vsフリー・成瀬昌由‼︎。
リングスvsパンクラスのレジェンドマッチに期待‼︎。
成瀬キターーーー!!!!
ゆーめーじゃないあれもこれも!!!!
ウルトラソウル!!!!!
近藤有己vs成瀬昌由、2R判定2:0で近藤勝利‼︎。1R近藤いきなりコーナー詰めパンチ連打で攻勢も成瀬凌ぎなおも前出る近藤を投げてTD奪いかかる。近藤立つも成瀬際でパンチ入れる。成瀬左前蹴り・右ミドル入れるも近藤蹴り足掴んでTD奪いパウンド入れつつ足関狙う‼︎。(続く
続く) 成瀬足関凌いで上奪いパウンド入れ近藤立つも成瀬コーナー詰めパンチ入れバックブロー決める。近藤タックルでTD奪いパウンド連打から足関狙う‼︎。
2R成瀬打ち合いから右フック入れるも近藤タックルでTDしパウンド連打‼︎。成瀬蹴り上げて立ち右フック・ミドル入れる‼︎。(続く
続く) しかし近藤蹴り足掴んでタックルでTD奪いバックからパウンド連打。成瀬立つも近藤スタンドでバック奪い正対しタックルでTDしマウント奪ってパウンド入れゴング‼︎。判定一人が19:19でドローも二人が20:19で近藤リングスを倒す‼︎。
近藤のマイクで鈴木みのる入場!!!!!
高坂と握手!
リングスとパンクラスの和解!!!!!
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フルラウンド闘うも、成瀬は判定負け。
成瀬昌由、山本宜久、高阪剛、金原弘光、近藤有己、鈴木みのる、高橋義生らリングス&パンクラス勢が大集結でパチリ。
お客さん「リングスもパンクラスも最高だー!」 pic.twitter.com/wW6QomEZrB
— 佐野 哲也 (@t2ysano) March 30, 2014
この様子を聞いたら、前田日明も目を細めてくれるんじゃないかなぁ。
・ 近藤有己vs成瀬昌由が決定~猛反対した前田日明だったが、最後は成瀬に「怪我だけはするな」と親心 カクトウログ
闘いの系譜は途切れたようでいて、ボクらの記憶、選手たちの思いによってつながっている。ツイッター上で確認しているだけだが、ジーンとくる。
※3/31 8:05追記 成瀬「記念写真は、実は僕が裏で仕掛けた。前田(日明)さんは、今日はどうしても外せない仕事があって来られなかった」
各メディアの記事がアップされている。
・ 【パンクラス】最後のリングでの大会、ISAOvs弘中、近藤vs成瀬 - fight - バトル・ニュース
・ バウトレビュー - REPORTS [パンクラス] ISAO、修斗・弘中邦佳との王者対決制す。清水清隆、6度目の防衛:3.30 横浜
・ 【パンクラス】ISAOがパンクラス×修斗の王者対決でTKO勝利 - eFight 【イーファイト】 格闘技情報を毎日更新!
・ ISAO弘中邦佳KO、成瀬昌由クロスヒールホールド近藤有己U魂不滅~最後のリングPancrase 257 ファイト!ミルホンネット
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近藤は、判定勝ちを収め勝ち名乗りを受けると、マイクを持ち、U系選手たちでの記念撮影を提案。セコンド陣はじめ、鈴木みのる、川村亮はじめパンクラス所属選手と元リングス所属選手らが記念撮影をおこなった。永久に交わらないと思われた両団体の、21年目の雪解けに、ファンは大きな拍手を送った。
試合後コメント
近藤有己
「成瀬さんはスゲー強い。リングスは強い、そういうこと。1Rの最後に(足を)極め合ったところは、本当は極まっていた。バキバキと音が鳴っていたので、成瀬さんも気づいていたと思うけど、もうすぐ終了だったのでそのまま終わった。
あそこで足にいったのは、関節を極めたいという気持ちがあったから。でも、あとで鈴木(みのる)さんにすごいダメ出しをもらった。『トロイ!』と。振り返ると確かにそう(笑)。相当久しぶりに言われたけど、同じことを20年前に言われたことがあるのを思い出した(笑)。
最後の記念撮影は、自然に。みんなの思いが自然とそういう形になったと思う。(Uとは)そういうものだったんでしょう。みんな(Uという)仲間だったんだと思う」
成瀬昌由
「懐かしい感じがした。初めて闘う相手なのに、なぜか懐かしい相手と闘っている感じ。それは、向こうもバリバリのU系だということだろう。あそこでまさかアキレスにくるとは思っていなかった。近藤選手は若いけど、キャリアがあって老獪。随所に巧さを感じた。近藤選手は絶対にそうは言わないと思うけど、アキレスからクロスヒールをかけたとき、足がバキバキ鳴った。多分、壊れていると思う。でも、あそこでタップしないのがU系の根性。道場では(厳しいのは)日常茶飯事だったから。
クロスヒールホールドは、僕はコピィロフから教わっていたので逃げ方を知っているけど、知らないと防ぎようがない。この技は近藤選手にも通用したんだなと思った。
リングに入ってサークリングしてリングを確かめたとき、慣れ親しんだ感じがした。パンクラスでリングが最後になるのは惜しいけど、MMAも進化していかなくてはいけない。なくなるのではなく、1つのピリオドだと思う。
記念写真は、実は僕が裏で仕掛けた。勝っても負けても記念写真を撮りたかった。勝ったのが近藤君だったので、終わってから話したらすぐ呑み込んでくれた。カンのいい子ですね。みんなすぐ集まってくれて、まさか北岡(悟)君まであんなにニコニコしてくるとは(笑)。前田(日明)さんは、今日はどうしても外せない仕事があって来られなかった。でも、電話で励ましていただいた。あとで説教されます(笑)
この先は、相手がいるのか、いないのか解らない。もともと、菊田(早苗)君との試合(昨年10月)が最後だと思っていた。でも今日この試合があって、人生は何があるかわからない。(引退か続行かは浅田)真央ちゃんみたいに『ハーフハーフ』というところ。
長く見ているファンの人、新しいファンの人。ファンの熱い支持があってこそ我々は闘っていられる。自分はクタクタのヨロヨロだけど、ISAO君や清水(清孝)君みたいな若い選手がやっていけば、日本の格闘技はもっともっと強くなると思う。ぜひ(総合格闘技に)ご支持、ご声援をお願いします。自分もできることで盛り上げて行きます」
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記念写真は成瀬が提案し、近藤がマイク。前田日明は仕事で来場できず。近藤の「(Uとは)そういうものだったんでしょう。みんな(Uという)仲間だったんだと思う」とのコメントがイイ。
成瀬の足関節技を、かけられた近藤が「本当は極まっていた」、かけた成瀬が「多分、(近藤の足は)壊れていると思う」。ゴングに救われた格好となり、まさに勝負は紙一重。
※4/1 7:00追記 鈴木みのる、成瀬がブログ更新
鈴木みのるが「マエダアキラ…タカダノブヒコ…フナキマサカツ…サヤマサトル…そして、カール・ゴッチ…みんなに観て欲しいと思った」とUWFを振り返りながらの書き込み。
・ 感…|鈴木みのるオフィシャルブログ「今日も明日も風まかせ~」Powered by Ameba
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巡り会いとは不思議なものだ。
今年でUWFというものが出来て30周年だそうだ。
その30年の歴史の中で、
元々ひとつだったものが分かれ、
その分かれた先でデビューをしたこの二人。
オレ達が作ったパンクラスと
前田さんが作ったリングス。
いつも敵対していた。
いつも憎悪で溢れていた。
オレとフナキ、そして前田さんはまだ解る。
元々一緒にいたから、過去に様々なイザコザがあったしね。
だけど彼らは相手の顔もそんなに知らないのに敵対していた。
正確に言うとオレを含めた「先代」に巻き込まれたとでも言うのかな。
実態の無い感情とでも言うのか…
「自分達以外とは敵対しなければならない」という環境で生まれ育ち、
それに従い育った。
だから交わるコトが無かった。
リング上は闘いだから、別に友達になんてならなくても良いが憎む必要も無かった。
しかも会ってもいない人間同士で。
あれから時は経ち、更に世代も変わりカタチを変えて行った。
これは、過去を帳消しにしたいとか、
無かったコトにしたいとか、
そんなんじゃない。
確実に時代は動いていて、
確実に時代は変わったんだと思えたコトが大きかった。
終わった後、近藤は控室でおれにこう言った。
「リングで試合する大会の最後に成瀬さんと闘えて本当に良かった」
続けて
「でも単純に悔しいっすねぇ~」
当たり前のコトの様に聞こえるかもしれないが、
オレには当たり前に聞こえなかった。
ココでなんかやっとナニカが取れた様な気がした。
やっと普通の格闘技の姿になれた様な気がした。
同じくこの日のメインイベントで
現役パンクラス王者
と
現役SHOOT王者
が闘った。
オレがいた頃のパンクラスとシュートは闘うどころか、交流すら無かった。
仲が悪いなんてもんじゃない。
ココにも憎悪が渦巻いていた。
だけど今は違う。
同じリングで闘うコトが出来る時代になったのだ。
これで初めて強いという単純明快な格闘技の本質を競い合うコトが出来る関係になれた。
この日は結果よりも、
このふたつの試合を観てジーンと来た。
コンドウ、
ナルセ、
イサオ、
ヒロナカ、
みんな素晴らしかった!
日本の格闘技が新しい時代になる瞬間を見れてありがたく思った。
でも正直に感じたコト…
マエダアキラ…
タカダノブヒコ…
フナキマサカツ…
サヤマサトル…
そして、
カール・ゴッチ…
みんなに観て欲しいと思った。
あ、でも今更そんなコト思うのはオレだけなのかな(笑)
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成瀬からは感謝の言葉。
・ 成瀬昌由の自由人ブログありがとうございました!
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皆さん
昨日の試合では沢山のご声援のお言葉、まことにありがとうございました。
近藤選手との試合は、振り返ってみればちょっと独特というか不思議な感じではありますが、必死に殴り合いながら、闘いながらも、とても懐かしい感じがしていました。
でも試合の展開を振り返れば、あそこであーしとけば良かったとか、こう展開しておけば違った結果になったんじゃなかと思い、悔しい気持ちが満々の状態ではあります。
結果は残念でしたが、”闘う”というコトは去年と同じでとても楽しく、生きている上で一番幸せな時間を過ごすコトが出来ました。
1R終盤、近藤選手が仕掛けて来たアキレス腱固めにカウンターでクロスヒールホールドを掛けた際、完全に極まり「バキバキッ」と関節が壊れた音がしたのですが、タップをしなかった近藤選手に、古くからやっている者同士の親近感と共に、敵ながらあっぱれという気持ちにもなりました。
試合が終わってから今日。
写真の様に、右の中指の拳がここまで腫れるまで、手ごたえのあるパンチを何発もおみまいしても倒れなかった近藤選手に敬意を覚えると共に、仕留められなかった自身の未熟さも反省しております。
自身のダメージは、この拳と顔面のタンコブくらいで、それ以外はいたって健康な状態です。
自身の今後について、
また次があるかどうかは全くの未定ですが、元来人生はこの先何がどうなるかは全く予想のつかないものだから、いつ終りが来ても良いよう、悔いを残さない人生を送るために、準備を怠らず、日々の生活を精一杯楽しみながら生きていきたいと思います。
皆さん本当にどうもありがとうございました!!
成瀬 昌由
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