テーマ曲『スピニング・トーホールド』誕生秘話「頼まれたのではなく、技を曲名にしたら武道館で流れて感無量でした」
兄ドリー・ファンク・ジュニアと弟テリー・ファンクによる兄弟チームザ・ファンクス。有名な入場テーマ曲は、日本のロックバンドであるクリエイション演奏の『スピニング・トーホールド』である。
このクリエイションが新アルバムをリリースしたという。
・ クリエイションヒット曲のリメークも収録した新作「多方面にわたるキャリアから“創造”した」 - 毎日新聞
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40年以上のキャリアを誇るロックバンド、クリエイションが、ヒット曲「SPINNING TOE HOLD」(19年)、「ロンリー・ハート」(81年)などを新たにレコーディングしたニューアルバム「Resurrection(復活の意)」をこのほどリリースした。ドラマ「プロハンター」の主題歌となった「ロンリー・ハート」は、ゲストボーカルとしてJUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんが参加していることも話題だ。結成当初からのオリジナルメンバーでギター&ボーカルの竹田和夫さんに、新アルバムの話や「SPINNING TOE HOLD」「ロンリー・ハート」の制作当時の秘話などを聞いた。
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インタビューの中でテーマ曲『スピニング・トーホールド』誕生秘話が明かされた。
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−−プロレスの兄弟タッグチームであるザ・ファンクスの入場テーマ曲にもなっていた「SPINNING TOE HOLD」(77年。シングル化は78年)の当時のエピソードを教えてください。
曲調がいかにも躍動感があってファンキーだったし、クリエイションは以前から、インストゥルメンタルの曲にはプロレスの技のタイトルを付けるという伝統がありまして、(このタイトルは)当時、最も好きだったチャンピオンの技だったということですね。別に入場テーマ曲として頼まれて作ったわけではなくて、テーマ曲として有名になったのはそのあとだと思うんです。プロレスのチャンピオン大会が毎年12月に日本武道館(東京都千代田区)であるんですけど、そこで聴きました。ザ・ファンクスが出てきて、自分のギターが流れて……。感無量でした。(本人たちに)会ったら「君が作ってくれたのか。何かあったらいつでも僕のとこに来い」なんて言ってくれて。だから強い味方がいつでも2人います(笑い)。
−−この曲はその後、バラエティー番組「笑う犬」シリーズの「生きる」というコントで、お笑い芸人トリオ「ネプチューン」の堀内健さんと原田泰造さんが、ザ・ファンクスのテリーとドリーに扮(ふん)し、「生きてるってなんだろう 生きてるってなあに?」と歌詞を付けて歌っていたのをご存じですか?
曲を管理してくださっている出版社の方が教えてくれて、曲のCDを米国まで送ってくれました。曲というのはすべて自分の分身みたいなもので、発表した時点で一人歩きしていくので、いろんな人に浸透してくということですね。テレビで見たわけじゃないんでリアリティーはないんですけど、興味深かったですよ。替え歌になってみんなに知られていくっていうのも面白いなと思いましたね。
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頼まれたものだと思ってました、なるほど。世界最強タッグ決定リーグ戦の最終戦で初めて聴いたということでしょう。そんな感動なかなかない。
『スピニング・トーホールド』、何度聞いても名曲です。
▼new! Resurrection(初回限定盤)(DVD付)
ギタリスト竹田和夫を中心に結成したバンド、CREATIONの全曲新録音ベスト・アルバム。プロレス・テーマ曲として使用された名曲「SPINNING TOE HOLD(スピニング・トー・ホールド)」や、ゲスト・ヴォーカリストにJUN SKY WALKER(S)の宮田和弥を迎え当時(1981年)のキーのままレコーディングされた「LONELY HEART(ロンリー・ハート)」(ドラマ『プロハンター』主題歌)他に加え、未発表曲を収録
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