« テレ朝ch2で棚橋vs柴田9・21神戸(24日24時)/サムライで棚橋・柴田タッグ結成(25日生中継)/テレ朝で中邑vs柴田タッグ戦10・13両国(25日深夜) | トップページ | 観戦仲間からの写真が到着! IWGPベルトを肩にかけた棚橋弘至が柴田勝頼の腕をあげる新風景 »

2014.10.25

「喧嘩売りに来ました」から2年~シングル王座初挑戦、初のシリーズフル参戦をつかんだ柴田勝頼という男

pick up ▼ニュース いよいよ開幕!! 新シリーズ&11.8大阪大会 情報まとめ=新日本棚橋、永田、ライガーが語った“ベルトの権威”とは!? 『詳説 新日イズム 完全版』発売記念トーク報告2015年開催の後楽園ホール大会の日程、及び年間シートの発売が決定=ノア全日本『旗揚げ記念シリーズ』情報!! 10・25三条カード変更で吉江が登場&10・29山形全カード決定天龍とGENTAROがタッグで対戦!天龍プロジェクト11.4新木場全カード入場無料!! 11月19日に大船渡で『プロレスキャノンボール』興行を開催=DDT ▼情報&コラム プロレス映画『劇場版プロレスキャノンボール2014』撮影時のツイが熱い『“東洋の神秘”ザ・グレート・カブキ自伝』が10月29日に発売大和が『ベストフィジーク・ジャパン&ベストビキニ・ジャパン』の2014年東日本大会に出場=W-110月24日(金)~10月29日(水)東京ラーメンショー2014に力皇猛と髙山善廣のコラボラーメンMidnight Angel とベイサイドヨコハマ風フェス会場案内@鈴木みのる ▼格闘技 左右田“K-1のレインメーカー”となるか「新しいK-1に興奮の雨を降らせたい」魔裟斗が新生K-1の生中継ゲスト解説BSスカパーで『PRIDE ヘリテージ#1』を観た@腕ひしぎ逆ブログさん

 「喧嘩売りに来ました」との宣戦布告で7年半ぶりに新日本プロレスにやって来てから2年。柴田勝頼がひとつの到達点に来たと言っていい。

486

              * * *

 11・8大阪大会で新日本リターン後初のシングル王座戦(中邑真輔戦)。
・ これが1・4ドームポスター/中邑真輔vs柴田勝頼IC戦、ヨシタツvsAJスタイルズが11・8大阪で実現 カクトウログ

 25日に開幕のシリーズから新日本リターン後初のフル参戦(これまではビッグマッチ中心の限定参戦)。
・ 柴田勝頼が次期シリーズ10大会フル参戦、中邑真輔と毎日タッグ対決/開幕2日前の23日にはニコプロ生放送出演 カクトウログ

 王座戦よりもシリーズフル参戦(巡業参加)を感慨深く語るチョイスが柴田らしかったりもする。23日のニコ生放送にて(コメントを柴田勝頼bot(@k_shibatabot)さんから)。
##
・ (中邑真輔と11・8大阪でインターコンチ戦となるが)タイトルマッチにはピンと来てない。別にベルトがかかっていようがいまいが、やることは同じですから。
・ (中邑戦への思いは)特に今はないんですよ。タイトルマッチというのがピンと来てない。巡業の中でそういうのを見出していくんじゃないかなぁと。(前哨戦としてシリーズで)ほとんど当たると思うんで。
・ (巡業)出たいですよ。(これまでも巡業に出ていなかったが、ゴネてたとか?)ゴネてないですよ。もらった場所でどうやってやるかだけでしたから。

##

 携帯サイト「プロレス&格闘技DX」22日更新分の日記より。
##
さて、いよいよ巡業が始まります。
ようやくです。2年かかりました。
…自分のプロレスで勝負して、新日本プロレスの重い腰をあげさせた…というか、風穴を開けさせた手応えみたいなものが若干ですがあります。…2年かかりましたが(笑)。
ただ、この2年というのは無駄ではありません。とても重要な2年でした。
そして、シリーズを通してリング上で試してみたい事を存分に試みてやろうと思っております。経験、閃き、タイミング、いろんなモノが繋がってきた今…満を持しての巡業です。

##

 団体にとってのメインの流れに組み込まれることなく、主要カードから“外れた”選手との闘いを余儀なくされることが多かった柴田。しかし、誰を相手にしようと、試合順が前座・中盤であることを問わず、武骨な自分流の試合を愚直なまでに積み重ねてきた。

 偶然か、必然か。新日本は真夏の最強決定戦「G1クライマックス」の同ブロックに棚橋弘至・中邑真輔・柴田の元「新闘魂三銃士」をエントリーする。このシチュエーション、そして棚橋・中邑に勝利したという“結果”が加わったことは本当に大きかった。

 柴田は自らの足取りへの自信とともに、棚橋・中邑からの“仕掛け”も正直に認めている。10月発売の『KAMINOGE』35号より。
##
・ (「新闘魂三銃士」と括られるようになったのは、この2年間の柴田さんの闘いの結果というか)ということは逆に2年間、自分は3段も4段も下がっていたわけですね。10段くらい下がってたかもしれない。
・ だからぶっちゃけ、新日本を動かしている人間が何人かいるとしたら、その人たちは、ここまでのことになるとは思ってなかったでしょうね。
・ (最初に「この10年」って言い出したのは棚橋さんですか?)棚橋ですね。(棚橋さんか観る側の視点を操作してるんじゃないですか?)棚橋ですか、やっぱり。いや、そんな気もしてましたよ。
・ 棚橋とか中邑の発言力ってデカいなと思っているんですよ。言ったことに「そうだそうだ!」ってなる。(民意が動く)ええ、そういうのは感じますね。

##

 柴田自身の試合のクオリティの高まりがベースにあり、オイシイとセンサーが働いた棚橋・中邑らが闘いの構図を描く。こんな格好で元「新闘魂三銃士」がコラボするんだから面白い。いま「新闘魂三銃士」というフレーズにブームが到来。

 、、、こう整理するだけにとどまれば普通にまとまるんだが、本稿はそうはいかない。

 柴田が何度「新日本を出ていったことには意味があった」と言っても、それが何を意味するかはボクは消化し切れずにいた。コスチュームだったり、見た目のスタイルは変わっていなかったのだから。

 新日本を出てからの10年で変わったこととは何か。『KAMINOGE』35号より。
##
・ でも、一番いろんなことが変わったのは意外と自分だったりするんですよね。みんなは変わってないって言うんですけど、変わってないっていうのは見た目の黒いパンツのことだけで言ってるだけで。「何がわかるんだ、何を見てるんだ、パンツか」って思いますね。
・ (思ってことは素直に言う、感じたことはそのまま全部言う)意外と素ですよね。それって新日本を出てた10年間に身につけたことだと思うし。裸一貫で総合のリングに上がったりしたことで、不必要な装飾、鎧は全部脱ぎ捨てたというか。自分一本でやる、そこが自分がどこまで行ってもフリーで居続けるところかもしれないですね。

##

 この2年で変わったこととは何か。9月25日のニコ生放送より。
・ 歴史的握手を語れ! 棚橋弘至「一番言われたい言葉を一番言わない人に言われた」 柴田勝頼「これがオレだから。どんどん更新していくから」 カクトウログ
##
面白くない人もいるかもしれないけど、今のオレはこれだし、一人しかいない。オレは機械じゃないし、一人しかいない。2年前(新日本リターン時)と今って違いますから。2年間やって気づくことがなきゃバカだと思うし。
丸くなったと言われるとちょっと…オレにとって止まっているわけじゃないし。好きなように見てくれればいい。否定もどうぞ。でも、現在進行形がオレ。
いまみんなと同じように時間を過ごしている。一試合一試合で気づくこともある。悪いけど成長してるよ。

##

 転機となったのは1・4東京ドームでの後藤洋央紀戦だ。戦前にあれだけ注目されたWメインの2試合を退け、試合評価で圧倒。それだけじゃない。敗者の後藤に肩を貸して退場した同級生愛爆発シーン、試合後の抜群のコメント。

 武骨な試合ぶりからの一転しての“人間・柴田”の露出がファンを大きく揺さぶった。
・ 第7試合|01-04(土) 17:00 東京・東京ドーム|バディファイトPresents WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング
##
――今、後藤選手の復帰戦を闘い終えて、どのような気持ちがあるんでしょうか?
柴田「まずは、後藤が新日本プロレスにいてくれてありがとう。そして今日、試合して思ったことは、俺は今、青春をしている。ここまでプロレスをやって、 あいつの一発一発がほんとに効いて、何度も立ち上がれないぐらい。だけど立ち上がって、今日は最後、アイツが勝ったっていうだけです」
――最後、柴田選手の方から後藤選手に肩を貸して、2人で肩を組んで退場していかれましたが、そのあたりはどんな思いがあったんでしょうか?
柴田「負けたけど、負けた気がしなかった。立ってるのがやっとなんですけど、意地です。ほんとに何か、俺、幸せです。いい同級生を持った。今後のことはよくわからないけど、今日は何か、いいプロレスができた。それだけです。以上です。ありがとうございました」

##

 長期ファンも、最近のファンも、もちろんボクも知らなかった本当の柴田が降臨する。

 そして、9・21棚橋戦でのサプライズ握手。
・ 柴田「これは本音なんだけど」から棚橋「おかえり」まで~歴史的握手シーンをテレ朝が字幕付きで放映 カクトウログ
##
棚橋「ヤングライオンの頃を思い出しますね」
柴田「これは本音なんだけど、俺が居ない間…新日本を守ってくれてありがとう(握手から抱擁)」
柴田「色々言ったけど、本当に10年間」
棚橋「またプロレスしましょう」
柴田「ありがとうございました」
棚橋「おかえり」

##

 どこまでもナチュラルでありながら、観る者の二歩も三歩も先を行く。どうなるかを追いかけずにはいられない。それでいて昔を知っているファンほどひっかかりのある行動をするもんだから、柴田はヤバイ。

 新日本プロレスというとてつもなくデカいパッケージプロレスの中で、誰しもがそのストーリーにいかに入るかを考えたり、見る側もつい予定調和を探そうとしがち。柴田はそこを突き破ってくる。“仕掛け”ではあるが、棚橋・中邑とはまったく違うアプローチ。

 これなのか。外を出てから鍛えられた10年間、気づきを重ねた2年間ってやつは。

 まさに自分一本で勝負する真の強さのようなものを柴田は持つ。まわりに放って、ファンや棚橋の涙腺をも壊す。言動にどんな意味があったのかを、媒体で確認せずにはいられなくなる。柴田の“ひとり活字プロレス”状態。

 そもそも柴田が新日本を辞めた理由。新日本への強い愛は間違いなくあったからこそだが、どこかで“他人”に理由を求めていた感があった。9月『ゴング』復刊0号での金沢克彦編集長巻頭言より(のちに“新日本を辞めることがオレの新日本だった”と伝えられる柴田の決断)。
##
 2005年の年明け、柴田は新日本を退団した。新闘魂三銃士としてトップの地位を約束されながら、契約を蹴った。
 当時、猪木オーナーが引っ張ってきた草間政一新社長と契約更改の会談を持ったのち、報道陣に対して怒りの感情をぶちまけた。
「今年は柴田選手をはじめ新三銃士を売り出していきたい。そのために永田選手の世代には踏み台になってもらおうと思う(草間)」
それを聞いた柴田は新日本への想いが一気に冷めたという。
「この厳しい時代に新日本を支えてきたのは永田さんたちの世代。それを踏み台だのなんだのと…俺は許せない」
「橋本さん、藤田さん、石澤さん、前田さん、藤原さん、船木さん、鈴木さん…新日本らしい人はみんな新日本を辞めている。これは新日本を一回飛び出すことが本当の新日本プロレスなのかもしれない」

##

 胸を張れない生き方になるんならば、辞めることだって立派な選択肢だ。だけれども、今の柴田は“自分”の生き方を貫くことを楽しみながら、ファンの気持ちをザワつかせてまわりを認めさせることができるレスラーになった。

 シングル王座初挑戦、初のシリーズフル参戦をつかんだ柴田勝頼という男。いや、それ以上のものをつかんだ男。

 新日本リターン後初のシリーズフル参戦。何を見せてくれるのか注目だ。

              * * *

 柴田の言葉を届けてくれて感謝。

Kaminoge35▼new! KAMINOGE vol.35 10月22日発売!キラー・カーン×前田日明「ますます切れ味を増す“言葉のアルバトロス殺法"に格闘王も苦笑い!?」 柴田勝頼「棚橋×柴田の“サプライズ握手"、その真意を当事者に聞く」 中邑真輔「“サプライズ握手"を新闘魂三銃士きっての“薄汚れた心"で邪推する」

Gong_0ゴング (タウンムック) 9月9日発売!あのプロレス誌が7年半ぶりの復活!! 爆走し続ける新日本プロレス!! オカダvsAJ 頂上決戦の行方。“新闘魂三銃士"たちの10年。DDTの大進撃。長州力の憤怒、そして“GK"金沢克彦の10年。グラビア&ロングインタビュー“KING OF STRONG STYLE"中邑真輔


・ プロレス-格闘技DX(プロ格)はマット界の情報を完全網羅!
柴田勝頼「REAL TALK」毎週水曜更新。

・ hy4_4yh 柴田勝頼 生出演!ニコプロ生放送 KAMINOGE&ニコプロ連動番組「NICONOGE」(10月23日号) - 2014-10-23 2100開始 - ニコニコ生放送
10/30(木)23:59まで視聴可能。

・ 柴田勝頼bot(@k_shibatabot)さん Twitter


↓最新情報はこちらから
Ranking_d

>> プロレス・格闘技人気ブログランキング
>> 新日本プロレスリング 公式サイト
>> 週刊 柴田勝頼
■□T.SAKAi 当サイトでの事実誤認・誤字の指摘、感想・苦情等は左下・ココログマーク下「メール送信」から。大変助かります。

|

« テレ朝ch2で棚橋vs柴田9・21神戸(24日24時)/サムライで棚橋・柴田タッグ結成(25日生中継)/テレ朝で中邑vs柴田タッグ戦10・13両国(25日深夜) | トップページ | 観戦仲間からの写真が到着! IWGPベルトを肩にかけた棚橋弘至が柴田勝頼の腕をあげる新風景 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50765/60540090

この記事へのトラックバック一覧です: 「喧嘩売りに来ました」から2年~シングル王座初挑戦、初のシリーズフル参戦をつかんだ柴田勝頼という男:

« テレ朝ch2で棚橋vs柴田9・21神戸(24日24時)/サムライで棚橋・柴田タッグ結成(25日生中継)/テレ朝で中邑vs柴田タッグ戦10・13両国(25日深夜) | トップページ | 観戦仲間からの写真が到着! IWGPベルトを肩にかけた棚橋弘至が柴田勝頼の腕をあげる新風景 »