中邑真輔、2年前の諏訪魔とのタッグ戦を述懐「やりかたが子どもじみたというか。仕掛けるなら俺に来いよ」
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16日、中邑真輔自伝の下巻となる『新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 2005-2014』が発売された。
これに先行して12日、新日公式携帯サイトでその誌面が紹介された。LA道場時代やインターコンチ王座の第一印象とともに2012年の諏訪魔とのタッグ戦を振り返っているところ。これが話題になっており、一部抜粋。
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──さて、この12年の7月1日には両国国技館で新日本と全日本の40周年記念大会が行なわれ、中邑さんはオカダさんとのタッグで、全日本の諏訪魔さんと近藤修司さん(現WRESTLE1)と対決します。当時、あの試合も物議を呼んだというか、諏訪魔さんの暴走が目立った一戦でした。
中邑 ああ、俺が「とんだ期待はずれのゴリライモだぜ!」って言った試合ね(笑)。なんだろ、素材として一級品なのは認めるし、諏訪魔は諏訪魔で気を張ってやってるんでしょうけど、『ALL TOGETHER』のときみたいな違和感があったというか。まあ、エゴの強いレスラーだなってところじゃないですか?
――あの試合は諏訪魔さんが相手の技を受けない場面や、オカダさんに対して集中攻撃する場面が目立ちました。
中邑 ホント、「プロレスのリングで何がしたいんだろ?」って思うんですよね。コッチとしては「そういうのがやりたいならやってやるよ」ってくらいですよ。試合後もオカダに対してとんちんかんなこと言ってたわけじゃないですか?
――「アイツ(オカダ)は作られた商品。俺は新日本のジェラシーを持ってる選手の代わりにやっただけだぞ」というコメントを残しました。
中邑 なんなんだ、その恩着せがましい勘違いは(笑)。なんか、悪い意味でもの凄く前時代的なものを感じましたけどね。新日本はそんなのを通り越して、新しいプロレスを創り上げようと進んでる最中だったし。もちろん、団体対抗戦だから互いに力を競い合うのはあたりまえのことですけど、やりかたが子どもじみたというか、俺からしたら「情けねえな、ダセえな」と思いましたよ。だいたい、仕掛けるなら俺に来いよとも思うし。実際、「なんかあったら真ちゃんよろしく」ということも言われてましたしね。フフフ。
――でも、オカダさんはちゃんとレインメーカーとして対応していたというか。
中邑 ウン。自分を崩さないのは偉いと思いましたよ。アイツは「相手にしない」という戦法をとりましたよね。逆に諏訪魔みたいな行為が、「自分は下ですよ」という格下感を披露することになるのに、本人が理解してないというか。まあ、あの頃のオカダも帰ってきて日も浅いし、気は張ってただろうし、目つきも違ってましたから。ああいう毛が逆立ってるような状態を見るのは好きですね。
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諏訪魔がザワザワ感を仕掛けるも、新日勢の格上感が目の当たりになった試合。この問題点をストレートかつ端的にコメントする中邑がサスガだし、カッコイイ。本の宣伝文句に「なぜ、人は彼を“キング・オブ・ストロングスタイル"と呼ぶのか?」とあるが、答えの説明がここにあるとも言える。
当時も感じたし、改めて思うのは、中邑と諏訪魔の対戦というのは2度目だった(※「初めて」は記憶違いでした。訂正)わけだし、今やったとしても新鮮感があるわけです。その機運というのが高まるどころか、変な方向に曲がってしまったという。プロレス界にとって稀なケースでもありました。諏訪魔が自爆し、中邑がバッサリ。もちろん、この諏訪魔の不器用な暴走も魅力の一つなんではあるが。
今回取り上げたくだり。これ、プロレス初心者にも「プロレスとはどういうものか、自分で答えを出しなさい」と言ってるようなものでもある。相手の技を引き出したうえで、それを上回って勝つ。“本当の意味での強さ”が問われる一方で“一方的な攻撃をヨシとしないお約束ってどうなの”ってツッコミをプロレスに生む。
それでいて、中邑の練習風景を見た前田日明は総合格闘技リングスに中邑を勧誘したことがある。中邑は「新日本に入りたいんでいいです」と丁重に断った。格闘技ではなくプロレスを選び、プロレスラーとしての格闘技戦を乗り越え、傍目からすると会社に干されるんじゃないかと思うほどの試行錯誤を繰り返しながら今の立場を獲得した。
今の新日本プロレスはこの中邑の葛藤とともに存在するわけで、棚橋弘至とともに立役者であることは間違いない。自伝は“萌える”ものでもなく、初心者には難度が高いだろうが、興味のあるファンにはぜひ食らいついてほしい。
G1クライマックス以降、「新闘魂三銃士」なるフレーズがブレイクした。ちょうど下巻に“新闘魂三銃士誕生後の10年”が符合するのだ。
▼new! 新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 2005-2014
11月16日発売!【下巻】アントニオ猪木の“抹殺指令"から“ボマイェ"誕生秘話まで。なぜ、人は彼を“キング・オブ・ストロングスタイル"と呼ぶのか?中邑真輔が人生とプロレスをとことん語り尽くす初の自伝、ついに完結!
Chapter1 新闘魂三銃士誕生2004.6-2004.8
同期と共に野毛決起軍結成/許せなかった柴田のマイクアピール/ワクワクした北朝鮮遠征
Chapter2 棚橋と初対決2004.10-2005.3
思い返したくもないゴタゴタ/アントニオ猪木の“抹殺指令"/棚橋とIWGPタッグ初戴冠/外敵王者との60分の激闘
Chapter3 イタリア&メキシコ遠征2005.5-2006.1
ストーリー性のないビッグマッチ/イタリア遠征で知った己の力/棚橋と共にメキシコ遠征へ/レスナー戦での涙の理由
Chapter4 ブラックニュージャパン・RISE 2006.3-2007.11
アメリカでの肉体改造/蝶野率いるブラックニュージャパンに合流/“人気ユニット"RISE結成
Chapter5 CHAOS結成2008.1-2009.9
三沢光晴との最初で最後の遭遇/“人間凶器"ボマイェの誕生/禁断の猪木発言
Chapter6 IWGPヘビー防衛ロード2009.10-2010.11
過去と戦って何が悪い! /悲願の高山越え/ヤマハブラザーズとの思い出
Chapter7 『G1』初制覇2011.1-2011.12
ストロングスタイルとは?/3・11東日本大震災/メキシコで大変身/内藤哲也という実験台
Chapter8 IWGPインターコンチ獲得2012.1-2012.8
ブシロード体制/なんかあったら真ちゃんよろしく/オカダとの同門対決
Chapter9 1・4 桜庭戦2012.8-2013.10
世紀の大一番・桜庭戦/鈴木再生工場/飯伏幸太の“覚醒"
Chapter10 10年ぶりの柴田戦2014.1-2014.9
“クネクネ"の奥の“パンク"/グレイシーとの再遭遇/“物語"が降り注ぐ
▼新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 1980-2004
5月24日発売!【上巻】「いちばんスゲェのはプロレスなんだよ! 」かつて“選ばれし神の子"と呼ばれた男が、濃厚人生を激語り!あなたは“イヤァオ! "以前の中邑を知っているか?
Chapter1 幼少期〜中学時代(1980.2~1995.4)
プロレスに目覚めたきっかけ/俺はなんて女々しいんだ/ジャッキーになりたかった
Chapter2 高校時代(1995.4〜1998.3)
バスケユニフォームから吊りパンへ/後藤&柴田と運命の遭遇/初観戦は新日本プロレス
Chapter3 大学時代(1998.4〜2002.3)
大学進学、そして父の死/一風変わったキャンパスライフ/前田日明からのスカウト
Chapter4 入門〜デビュー(2002.3〜2002.8)
念願の入門テスト合格/おまえはしょっぱいな、クビだ/“怒りの獣神"降臨事件/スーパールーキーデビュー戦
Chapter5 海外修行・猪木の薫陶(2002.9〜2002.11)
いきなりアメリカかよ! /イズマイウの立ち振る舞い/猪木との果てなきスパーリング
Chapter6 総合格闘技出陣(2002.12〜2003.7)
『INOKI BOMBAYE』出場の舞台裏/ダニエル・グレイシーとの総合デビュー戦/ハイリスクだったノルキア戦/初のタイトル挑戦はNWF世界ヘビー級王座
Chapter7 『G1』初出場・ブラジル遠征(2003.8〜2003.9)
ヒクソン・グレイシーとの邂逅/後藤洋央紀のジェラシー/西村修から学んだダンディズム/『ジャングル・ファイト』でのアマゾン体験
Chapter8 アレクセイ・イグナショフ戦(2003.10〜2004.1)
新日正規軍vs真猪木軍/“スーパー四面楚歌"のIWGP初戴冠/イグナショフ戦は自分のアイデア/納得するまでやらせてくれ!
Chapter9 決死の覚悟・運命の再戦(2004.1〜2004.5)
満身創痍の王座統一戦/“雀鬼"桜井章一との出会い/気難しいジョシュ・バーネット/いちばんスゲェのはプロレスなんだよ! /テーマは笑顔でした/緊張のコントロール/ここで負けたら人生が終わる
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