桜庭和志が3年ぶりに格闘技の試合~SAKU面をかぶって出陣、ヘンゾ・グレイシーと20分フルタイム
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プロレス以外の格闘技の試合は3年ぶり。グラップリングルールながら、桜庭和志が海外でヘンゾ・グレイシーと対戦した。
【Metamoris.5】現地で応援してくださった皆さま、朝早くから日本でPPVで応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
#Metamoris5 #MetamorisLive pic.twitter.com/4o9fakDmj9
— Sakuraba39 Staff (@KS_SAKU39) 2014, 11月 23
・ バウトレビュー - NEWS [グラップリング] 桜庭和志とヘンゾ・グレイシー、メタモリスで14年ぶり対戦:11.22 米国
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11月22日(土/現地時間)に米国・カリフォルニアのロングビーチアリーナで開催されるグラップリング大会「メタモリス5」で、桜庭和志とヘンゾ・グレイシーが14年ぶりに対戦する。両者は2000年8月のPRIDE.10西武ドーム大会で対戦し、桜庭がアームロックで勝利している。
桜庭はその前年にホイラーを破り、2000年5月のPRIDE GPでホイス・グレイシーと90分に渡る激闘を繰り広げ勝利。それから3か月後にヘンゾ、さらに4か月後にはハイアン・グレイシーも破り、「グレイシーハンター」として国内外の総合格闘技界に衝撃を与えていた。
桜庭は現在45歳。2011年9月のDREAM.17でヤン・カブラルに敗れ4連敗を喫して以降、格闘技の試合から遠ざかり、今は新日本プロレスで活躍している。ヘンゾは47歳で、2010年4月のUFC 112でマット・ヒューズ戦が最後の総合の試合で、元UFCライト級王者のフランク・エドガーは弟子の一人だ。
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ヘンゾも4年半ぶりの格闘技の試合ということでしょうか。観客はレジェンド同士の夢対決を楽しんだことになる。
試合経過。
・ Yahoo!ニュース - 桜庭和志とヘンゾ・グレイシーは引き分け=組み技イベントで再戦 (スポーツナビ)
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47歳のヘンゾに対し、45歳となった桜庭はオレンジと白の2色に分かれたお面を身に着け、セコンドが39ベルトを掲げて入場。両者はともに180ポンド(81.65キロ)と同体重で試合に臨む。会場から拍手が送られる中、桜庭とヘンゾは握手してハグを交わし、お互い一礼してから攻防を開始する。
序盤はスタンドレスリングの展開となり、桜庭が片足タックルを仕掛けるが、1度目はヘンゾが倒れるもすぐに立ち、2度目の片足タックルは今度は切って決めさせない。逆にヘンゾが足払いで、桜庭の体勢を崩す場面もあった。
その後もレスリングの展開となったが、桜庭の体を横に振ったヘンゾは、やや低くなった桜庭の頭を前方からとらえてフロントチョーク。そのままジャンピングガードでグラウンドへ持ち込むが、桜庭は頭を引き抜き極めには至らせない。
ヘンゾはグラウンドでクローズガードから攻め手を探るが十分に機能できず、桜庭もガードを割る動きを見せず防御に徹するかであったため時間は流れ、観客も静かにこの展開を見守る中、試合時間の半分=10分が経過する。
動きがあったのは11分20秒ごろ、ヘンゾが展開を変えんと足を開いたところで桜庭もパスガードを仕掛けるが、低くなった桜庭の頭をヘンゾがフロントチョークのようにとらえてスイープして下にする。ヘンゾはそこからパスガードしてサイドポジションに。13分が経過し、残り時間は7分。
ヘンゾはここから肩固めを狙うかの動きを見せ、これを桜庭が許さないと上四方固めで抑え直し、サイドポジションに移行してアームロック、腕十字の機会をうかがったが、桜庭の脇は固く、一本を与えることなくタイムアップ。
両者は正座して握手を交わし、最後まで互いへの敬意を示すと、結果は引き分けだったが、桜庭が優勢であったヘンゾの手を上げて称えた。
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年齢が上のヘンゾが優勢。コンディションキープはさすが。ポイント制のようなものではないようで、極められなかったことで引き分けとなった。
桜庭のコメントはリンク先で(英訳の和訳)。
・ MMA IRONMAN 『Metamoris 5』試合結果/桜庭和志試合後コメント
桜庭は「今回は多くのことが分かったし、もっと改善の余地があると思いました」とも。
グレイシー・ハンターの名をほしいままにし、日本の総合格闘技『PRIDE』で伝説をつくった桜庭。やはり格闘技に“本職”の感があるし、チャレンジングな姿勢は嬉しい。
本人にとっては、グラップリングルールだと戦略の立て方も変わるために、慣れ親しんだPRIDEとは違うという面はあるでしょう。だけれども、打撃ありの総合ルールは3年前の4連敗以降に試合から遠ざかっている。本人は不満だろうけれど、今後やるとしたらグラップリングにとどめるくらいがいいのではないだろうか。
オファーはずっと受けていたとのこと。『KAMINOGE』vol.36より桜庭の発言。
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あの大会からは去年とか一昨年にもオファーが来てたんですけど、ちょうど新日のスケジュールが入っちゃってて、ダメだったんですよ。それが今回は早くから連絡をもらってたんで、スケジュールが調整できたんで。
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今は新日本プロレスのスポット参戦に軸足を置きながら、ワールドタッグリーグでは初めての巡業参戦もある。来年1・4東京ドーム大会で鈴木みのるとシングル。それでいて、格闘技にも打って出る。桜庭の闘いは続いている。
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