田村潔司が巌流島7・18両国国技館で復帰~2008年の桜庭和志戦、2011年のガチ相撲以来の実戦試合
田村潔司が7・18両国国技館「巌流島」に参戦する。「巌流島」は変則的な総合格闘技であり、これを総合格闘技と位置付けると2008年の桜庭和志戦以来の復帰戦。広い意味で“実戦”となると、2011年のガチ相撲以来となる。
・ 田村潔司、7・18巌流島で復帰戦-ファイト-デイリースポーツ online
・ バウトレビュー - NEWS [巌流島] 45歳の田村潔司が参戦。アーツの弟子・ムラッド・ボウジディと対戦:7.18 両国
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巌流島 Staging tournament 公開検証2(7月18日(土) 両国国技館)のカード発表会見が、実験検証道場マッチ2(6月27日(土)ディファ有明)の終了後に行われ、現在45歳の田村潔司が初参戦し、ピーター・アーツの弟子でK-1・GLORYにも参戦している30歳のムラッド・ボウジディと対戦することになった。オープンフィンガーグローブ着用、土俵型の試合場から相手を3回落とせば勝ち、寝技の制限時間15秒というルールが巌流島では通例となっているが、絞め技・関節技の有無等、詳細は今後調整される。
田村は08年の大晦日のDynamite!!の桜庭戦以来の試合。「巌流島は日本発信の格闘技だと思うので、出場するからには盛り上げて行けたらと思います。世界標準のオープンフィンガーの戦い方に昔から疑問を思っていたので、この場で経験した上で、いろんな表現をしたいです」と抱負を述べた。
高校時代に相撲の経験がある田村は「巌流島は袖の無い道衣で、相撲のまわしは腰の位置で、つかむところが違うだけで違う戦いになるので、一概には言えないですけど、(相撲が)活かせる部分はあると思います」とコメント。囲み取材では「曲でも初めて聴いた時はピンと来なくても、聴きこんでいいものになる」と、田村らしい例え話で巌流島ルールの感想を語り、約6年間のブランクについては「問題ないと言えば嘘になる」、ボウジディについては「これから研究する」と話した。
また、中量級(70kg)4人トーナメントには、J.Z.カルバン、渡辺一久らの参戦が決定。渡辺は「一回目に出た時は打撃を見せられなかったので、今度は打撃で勝つところを見せたいです。カルバンとやって勝てばみんな認めてくれると思います」とコメント。柔道チェコ選手権優勝の実績のあるラディック・ヘイクルと戦うことになったミノワマンは「前回は期待外れの内容でした。今回は俺らしい試合をします」と話した。ほかにもマイティー・モー、ジミー・アンブリッツといった懐かしい選手も参戦し、谷川貞治広報部長のK-1・HERO'S時代の人脈が活きたマッチメイクとなっている。
■巌流島 Staging tournament 公開検証2
7月18日(土) 両国国技館15:30
▼ワンマッチ(3分3R)
田村潔司(U-FILE CAMP) vs ムラッド・ボウジディ(チュニジア/キックボクシング)
ブライアン・ドゥウェス(オランダ/キックボクシング) vs マイティー・モー(米国/キックボクシング)
ミノワマン(フリー) vs ラディック・ヘイクル [Radek Hecl](チェコ/柔道チェコ選手権優勝)
海鵬(フリー/大相撲元小結) vs ジミー・アンブリッツ(米国/MMA)
出場予定選手
▼中量級(70kg)トーナメント
渡辺一久(フリー/ボクシング元日本フェザー級王者)
ビターリ・クラット(ロシア/サンボ)
J.Z.カルバン(ブラジル/HERO'Sミドル級(70kg)トーナメント'06 '07優勝)
ソン・ヤードン(中国/少林拳)
ジョン・チャンヒョン(韓国/テコンドー)
TOSHI(マッハ道場/MMA)
※4人トーナメントとリザーブファイト1試合を実施
▼ワンマッチ
岡 倫之(ブシロードクラブ/レスリング2012年全日本選手権フリースタイル120kg級優勝)
▼テレビ放送
CS放送「フジテレビNEXT」7月18日(土)17:00~20:30
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赤いパンツの頑固者が腰を上げたのは「巌流島」だった。総合格闘技と相撲の経験がある田村にとって、「巌流島」はピンとくるものがあったのだろう。
田村の試合が見れるのは嬉しいけれども、物語的なものはまったくないところで出てきたのがなんとも…。はてさて、田村は何を見せてくれるのか。
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