柴田勝頼「桜庭さんがいなかったら新日本に上がってない」の背景とは/船木誠勝「柴田軍の『X』で俺、行くよ」
25日、プロレスマスコミ界の“柴田番”である井上崇宏氏が牽引する新生『ゴング』Vol.6が発売となった。
・ THE BIG FIGHT - 表紙はナンバーワンエンターテイナー、中邑真輔! 『ゴング』vol.6は7月25日(土)発売!
【ゴングvol.6は7月25日(土)発売】新日本上陸から3年……。柴田勝頼が、師匠である桜庭和志との一騎打ちを振り返る!「桜庭さんを熱くさせたかった」「嫌われてもいい、一生会えなくなってもいいと思っていた」との衝撃発言も! pic.twitter.com/b0FTPB2CqM
— 『ゴング』編集部 (@GONG_magazine) 2015, 7月 23
第4号で“5年ぶり”となる“書き原稿”を綴った井上氏。
・ 井上崇宏氏、プロレス誌での“書き原稿”は実に5年ぶり!? 第4号から始まった『ゴング』の終わりなき旅 プロレス-格闘技 カクトウログ
今回の6号では書き原稿を再投入。柴田インタビューとセットでレポートを寄せている。まず柴田がインタビューで「本当に自分が今、新日本プロレスのリングに上がっている事実というのは、桜庭さんがきっかけだったんで。桜庭さんがいなかったら上がってないんで」とコメント。そもそもタッグで新日本プロレスに参戦したわけであり、この言葉には特別なサプライズはない。
振り返ると2012年末のIGF大会へのプロレスマッチに桜庭&柴田が出撃。これでプロレスに両者が“目覚めた”というのが、ボクらの知っているアウトライン。昭和プロレスばりの緊張感のあるプロレスを持ち込む意気込みで3年前に新日本上陸を果たしたわけだ。
ところが井上氏のレポートは、より突っ込んだ内容となっている。ドSな性格の桜庭に到来した「プロレスをやってみたい」という抑えられない思い。しかし、プロレスへのこだわりが強すぎる(当時はプロレスではなく総合格闘技に没頭していると自覚していた)柴田にはなかなか切り出せない。ついに伝えられた柴田は、驚きつつも桜庭の気持ちを理解。おそらく自身の未来への気遣いもあるんだろうと恐縮する。「やるなら新日本」と柴田は応じ、「柴田くんと組めるならどこでも」と桜庭は受け止める。
踏み込んだやりとりや前後談は井上氏のレポートでぜひ確認していただきたい。桜庭・柴田の2人の絆の深さが溢れている。世界的にみても総合格闘技の歴史をつくった桜庭だが、最後の最後にめぐりあった“同志”が柴田なのかもしれないなぁ。いやはや、このレポートは何通りもの味わいができて、何度でも読んでしまうよ。
また、同『ゴング』の柴田自身によるコラムでは、新日本vsUWFインターナショナル対抗戦、東京ドーム大会での桜庭出場の第1試合タッグ戦がプロレスラーになることを決意させる試合だったことが改めて明かされている。「3年前に、両国で一緒に参戦表明をしに行きましたが、ぶっちゃけ自分は桜庭さんのオマケのようなものだった」などとも告白した。
▼new! ゴング 6号 (タウンムック)
7月25日発売!日本が世界に誇る、別格の輝き第1位!中邑真輔 桜庭和志との死闘を制した柴田勝頼、いざNEXTステージへ! 新日本プロレス〈大阪夏の陣〉、7・5大阪城ホール大会を詳報。真夏の祭典「G1CLIMAX25」直前特集
柴田の言葉は止まらない。あと2媒体を紹介しておきます。
▼new! 別冊カドカワ 新日本プロレス
7月23日発売!「俺のエース論(インタビュー)」棚橋弘至 中邑真輔 オカダ・カズチカ AJスタイルズ 「特別対談」哀川 翔×真壁刀義 北川悠仁(ゆず)×後藤洋央紀 船木誠勝×柴田勝頼 越中詩郎×田口隆祐 カルチャー誌『別冊カドカワ』が満を持して一冊丸ごと新日本プロレスを大特集!
別冊カドカワでは、柴田にとって桜庭とは別の師匠である船木誠勝と対談。「辞めることが新日本」だった2人が1冊の最後を飾っている。半分本音、半分リップサービスだろうが、船木が「柴田軍の『X(エックス)』で俺、行くよ」と新日本出撃宣言。参戦について現段階で期待してはいけないと思うが、ノリがあったとはいえ柴田の活躍をリスペクトしなければ“先輩”船木からこの言葉は出てこないはず。ジーンときた!
▼new! Sports Graphic Number 2015年 7/30 号 [雑誌]
7月16日発売!スポーツグラフィック誌「Number」が14年ぶりプロレス特集。2015年の棚橋弘至 中邑真輔「オンリーワンを作った3つの“転機”」 オカダ・カズチカ「世界よ、俺を見ろ」 飯伏幸太「狂気のプロレス伝道師の野望」 真壁刀義「今の新日本は、ホンモノだよ」 柴田勝頼「戻って知ったプロレスの強さ」 AJスタイルズ「新日本にはすべてがある」
ナンバーでは、新日本プロレスにリターンしてからの戸惑いと気づきの振り返り。柴田を変えた先輩レスラーの言葉とは? 柴田のプロレス観がしっかり出ており、「ドラマチックなプロレスがあってもいいけど、ナマの感情はごまかせない」とも。
この週末は、各誌を書店でお買い求めのうえ、柴田の言葉に酔いしれてください!
* * *
おまけ。いろいろ。
・ InoueTakahiroさん(@kaminogeboy) • Instagram写真と動画
自身のオリジナルTシャツに仏頂面。なんですか、これ(笑)。
以前に「サプリメントSOCKが柴田勝頼とスポンサー契約~WWEイタミ・ヒデオと共にSOCKを長く愛用中」との紹介をしましたが、、、
・ 渦中の柴田勝頼が生出演! 本日16日22時KAMINOGE&ニコプロ連動番組「NICONOGE」 ※追記:電話出演に変更 プロレス-格闘技 カクトウログ
ホームページでヒデオ・イタミと並んで紹介されている。
・ アスリートサポート - SOCK
柴田参戦中のG1クライマックス日程。
・ いよいよ開幕! G1クライマックスは史上最長28日間、史上最多19大会~改めて公式戦日程&中継情報まとめ プロレス-格闘技 カクトウログ
>> プロレス・格闘技人気ブログランキング
>> 新日本プロレス公式サイト
>> 週刊 柴田勝頼
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