G1で上昇気流に乗った柴田勝頼、ノアで猛威を振るう鈴木みのる~天龍プロジェクト メイン対決写真集
11月に引退する天龍源一郎。カウントダウンが進む中で、週刊プロレスでの対談記事をきっかけの一つとして柴田勝頼が天龍プロジェクトのリングに2日、参戦を果たした。
・ 11.15両国国技館での天龍源一郎引退試合がオカダ・カズチカとのシングルマッチ60分1分勝負に決定(バトルニュース)
・ 後楽園での最後の天龍プロジェクトで柴田と組み、鈴木軍と激しくやり合った天龍 11.15引退試合のオカダ戦に向けて「あの野郎をぶっ潰してやります!」北原が復帰!(バトルニュース)
サムライTVでの中継もあり、平日興行だったが、後楽園ホールは満員。各媒体で天龍中心の報道がなされているため、ここでは柴田・みのるの対決という点でのアプローチをしておきたい。とは言っても写真での振り返りだけになりますが。
■天龍源一郎 引退 Revolution FINAL TOUR in KORAKUEN
9月2日(水)19:00 東京・後楽園ホール 観衆1648人(超満員)
<メインイベント 60分1本勝負>
天龍源一郎 ○柴田勝頼
(20分26秒 PK→片エビ固め)
鈴木みのる ●飯塚高史
天龍プロジェクト最後の後楽園大会。天龍に対してのみならず、柴田に立ちはだかったのはGHC王者・鈴木みのる。
ガウンの天龍、ノーコスチュームの柴田。最初で最後のタッグ結成、リングイン後に握手をかわす。
トドメをささんとみのるが天龍に対戦を迫る。柴田が間に入り、先発は柴田とみのる。
序盤から見ごたえのあるグラウンド攻防、スタンドでの主導権争いを繰り広げた両者。レフェリーは和田京平氏。
攻め込まれる場面が多かった柴田だが、うっぷんを晴らせとばかりに串刺し式のドロップキック。
しかし、鈴木軍は攻め手をやわらげず。みのる得意のエプロンぶら下がり式腕十字。柴田は苦悶。
柴田が新日本に帰って来てからビックリしたという飯塚の変貌。タッチロープで柴田の首を絞める。
守勢だった柴田だが、反撃に転じようと自らを鼓舞するようにみのるとの打ち合いで前へ進む。
打ち合いとなると、みのるも望むところ。この表情で立ちはだかってきた。
会場には「Takeover」の垂れ幕も(訂正:当初「懐かしい」と書いてしまいましたが、現在もときどき登場しているとのこと。もちろんテーマ曲タイトルでもあるし、適切ではなかったです。失礼しました)。
おまけ。柴田とは大阪城ホールでの“対決”以来の同大会参戦となったカシン。柴田は挨拶できたかなぁ?
柴田が新日本を去る前にみのるとのG1対決はあれど、柴田新日リターン後の両者シングルはなし。みのるのノア参戦により一時的に遠のいた感もあるが、天龍という縁でタッグ対決。しかも両者の絡みは長めかつ濃厚だった。
G1クライマックスにおける好勝負連発で上昇気流に乗った柴田、ノア制圧で猛威を振るうみのる。その勢いのまま極上の…と言いたいところだが、柴田は押されている場面が多かった。だけれども、桜庭和志との抗争で磨きがかかった“受けっぷり”がとことん炸裂したとも言えた。最後は風車の理論とばかりに、逆転勝利。
主役は天龍なれど、柴田・みのる両者の闘いが“メイン”を締める。いやはや後楽園は夢空間でした。続きはもちろん…見たい!
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