天龍源一郎引退を地上波テレ朝『ワールドプロレスリング』が伝え切る/柴田勝頼がニコ生でコメント
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28日(土)深夜の地上波テレビ朝日『ワールドプロレスリング』が天龍源一郎11・15両国国技館大会でのメイン、天龍vsオカダ・カズチカを放映した。
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■11/28(土27:15~27:45
■ワールドプロレスリング
テレビ朝日(地上波)ジャンル:スポーツ - 相撲・格闘技
革命終焉!天龍源一郎引退スペシャル!!53年の格闘技人生、最後の相手に指名したのは、プロレス界新時代の象徴オカダ・カズチカ!天龍は最後に何を見せ、何を伝えるのか…
◇番組内容
11月15日 両国国技館
▽天龍源一郎引退試合 天龍源一郎vsオカダ・カズチカ ※番組の都合により放送試合変更の場合アリ
◇出演者
ゲスト解説
外道、石井智宏(共に、新日本プロレス)
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引退試合のほぼ全編を伝え、愛娘の天龍プロジェクト代表・紋奈さんからのマイク、テンカウントゴングも収録。所属選手のオカダを少しはフューチャーするかとも思ったが、ここは新日本にも一定時期参戦した偉大なレジェンド天龍特集で番組を貫いた。
名シーン映像や全日本プロレス時代の写真も挿入される。加えて、引退試合数日後に行われた天龍インタビューも流される力の入れよう。
インタビューでは改めてオカダを「気骨があるレスラー。オカダを選んでよかった」と評し、引退試合を振り返る。プロレスラー人生において挑戦し続けた理由を聞かれると、天龍は噛みしめるように語った。
「これ(挑戦の継続)がいちばん自分が生き延びる手っ取り早い方法ですよ。挑戦してゼロからスタートして、学んで一歩前進した自分を褒めて、またもう一歩進む。どこの人生でも同じだと思いますね」
これからのプロレス界に望むこととは?
「ああだこうだいうつもりはありませんけど、ただひとこと、先人たちがいろんなことがありながらも乗り越えてきて、創り上げてここまできたプロレスを継続していってほしいっていうのが俺の希望ですよね。もっと今のままのスタンスで広く、大衆娯楽の頂点にいってほしいと思ってます」
団体を背負い、ジャンルを背負い、激しい試合を牽引し続けた天龍の言葉だからこそしっかり響く。
相対的にみれば、今はプロレスへのファンのかかわり方も“昭和”にくらべて多様になった。かつてはレスラーもファンも“ジャンルを背負う”意識が強かったのだ。オールドファンの姿勢には、今のファンからすると引いてしまうものもあるかもしれない。
まったく気にせず自由にプロレスを楽しんでもらえることがジャンルの繁栄につながるし、今のファンはいまのファンなりのハマりかたがあっていい(実際に、いろんなハマり方をしている新しいファンの姿をみることはホクは嬉しいです)。ただ、ここまでの道のりの途中にはガンコ者たちがいたのだということ。
番組は「ミスタープロレス 革命の魂は次の世代へ」と締めくくられた。これからのプロレス番組もしっかりつくっていくぞという決意を込めながらスタッフは構成したことだろう。ありがとうテレ朝、ありがとう天龍源一郎。
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26日のニコニコ生放送では、柴田勝頼が天龍引退にコメントしている。タイムシフト視聴は12/3(木)23:59まで。
・ 柴田勝頼選手電話出演(予定) ニコプロ生放送 KAMINOGE&ニコプロ連動番組「NICONOGE」(11月26日号) - 2015-11-26 2200開始 - ニコニコ生放送
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(天龍引退興行を観戦)ああやって新日本以外の大会を何の気もつかわずに見れる、ファン目線で(というのは貴重な時間だった)。ワクワクしながら見てましたね。(観たのは)休憩明けからですね。すごかったですね、いい空間でしたね。
(天龍引退興行は)セミ(諏訪魔VS藤田タッグ対決)がああなってメインはどうなんだろうと思ったんですが、よかったですねぇ。みなさんオカダがよくやったという評価をしてると思うんですけど、でもオレ、オカダのああいう表情を初めて見たんで、それはさすが天龍さんだなと。どういう形であれ引き出してんだなと思いました。
オカダもドームに向けての(2年連続ドームで同一カードという)「リマッチ、リマッチ」になってたところありましたけど、あの試合(天龍戦)があっての棚橋-オカダっていうのは面白味が一層増したんじゃないかと。かたやDDTでの(棚橋の)パワポがあって(笑)。すごいなと。プロレス界全体を取り込んでの。
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天龍プロジェクト最後の後楽園ホール大会では天龍のタッグパートナーを務めた柴田。昭和プロレスに根付いた意地をくみとる目、プロレス界全体の流れを俯瞰する目、どちらも持ち合わせつつコメントした。
天龍引退から東京ドームへ。昨今は新日本プロレスの独走が目立つプロレス界だが、天龍引退という巨大すぎるトピックが「プロレスはワンチーム」であるという面を感じさせてくれたりもしたのだった。
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