情報が世界を駆け巡って1週間経ち、新日本が中邑退団を正式発表「ファンの皆様には、ご心配をお掛けしました」
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海外情報筋から出た中邑真輔の新日本プロレス退団、WWE入り。1・4東京ドーム大会後の5日以降に大きく広がったが、ついに12日になって新日本から「退団」が正式に発表された。
・ 中邑真輔選手、退団のお知らせ
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この度、弊社所属の中邑真輔選手は、2016年1月31日を持って、新日本プロレスリングとの選手契約を解除、退団することが決定いたしましたので、ここにお知らせさせて頂きます。
中邑選手が新日本プロレスリングに出場する試合は、次期シリーズ『NJPW presents CMLL FANTASTICA MANIA 2016』の全大会、次々期シリーズ『Road to THE NEW BEGINING』の1月29日(金)埼玉・所沢市民体育館サブアリーナ大会、1月30日(土)東京・後楽園ホール大会までとなります。
なお、中邑真輔選手が第12代王者として保持していたIWGPインターコンチネンタル王座は返上となり、2月14日(日)新潟・アオーレ長岡大会にて、新王者決定戦「Xvsケニー・オメガ」が行われる予定です。
また、今回の退団に関する、中邑選手本人からのコメント等に関しましては、次期シリーズ『NJPW presents CMLL FANTASTICA MANIA 2016』終了後、1月25日に記者会見を予定しております。
今回の件に関しまして、ファンの皆様には、ご心配をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。
どうか今後も、中邑真輔選手並びに新日本プロレスリングへの、変わらぬご声援の程をよろしくお願い致します。
新日本プロレスリング株式会社
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「ファンの皆様には、ご心配をお掛けして誠に申し訳ありませんでした」という言葉からは、波紋が大きくなったことへの新日本による対処が感じられる。
以前の東スポ報道に「基本的に1月末までの契約が切れるまでは他団体との交渉は認められない」ともあったため、月内は中邑も新日本も「WWE」という言葉は出さないと思われる。現時点では「退団」のみの発表となった。
WWE入りが情報として出ながら「4月の両国国技館大会」まで出場したプリンス・デヴィットの例があったのが2014年。中邑もしばらくはフリー参戦する可能性もあるのかとも期待したが、契約期間通りに新日本を去ることになった。
ラストマッチは盟友たちとの6人タッグマッチ。
・ 【次期S、対戦カード決定!】中邑“ラストマッチ”は1.30後楽園、中邑&オカダ&石井vs棚橋&後藤&柴田! 各地でオカダvs後藤、柴田vs石井が激突!
2・11大阪府立は“中邑のいないビッグマッチ”となり、中邑が返上したインターコンチ王座は新潟で新王者決定戦が行われる。
・ 【2月11日(木・祝)大阪大会、主要カード決定!】オカダvs後藤! 柴田vs石井! IWGPジュニアタッグ戦、NEVER6人タッグ戦も実現!
・ 【2月14日(日)新潟大会の主要カード決定!】ケニーvs“X”がIC新王者決定戦! 真壁&本間がタッグ王座防衛戦! KUSHIDAvsBUSHIも実現!
月内の円満な送り出しはファンへのプレゼントでもある。盟友たちとの中邑ラストロードには目頭が熱くなりそうだ。
もし新日本プロレスが上場会社であったなら、株価は大暴落といったところだろう。ここにきて一部選手の複数年契約に手を付けたようだが、デヴィットの例が生かせなかったとも言える。
WWEを応援する日本ファンも多いだろうが、ボクなんかは日本発のプロレスへのコダワリが大きい。中邑うんぬんのみならず、中邑とAJスタイルズ(契約更新せずWWE入り濃厚)が抜けることでのスケールダウンはショッキングだ。
その一方で、新日本での棚橋・中邑という2本柱が、日本とWWEを股にかけた2大レスラーになっていく夢も見てみたい。新日本の残った選手からどんな選手が飛び出してくるのか、誰が仕掛けてくるのかという楽しみもある。出ていった中邑が「新日本ここにあり」をAJやデヴィットらとともに証明してくれるかもしれない。
ショックを受けるのも、夢を応援するのも、プロレスなんだと思う。
日本目線でプロレスをみた場合に、これからどういうジャンルに発展していくかが興味深い。ファンは新日本プロレスワールドとWWEネットワークの両方を併用視聴していくのか。それともWWEに浸食されるだけなのか。WWEの出方によっては、日本プロレスファンのこれまでにはない割合がゴソッと流れる可能性さえ秘めている。そのときまわりは、ボクはどこを中心に観戦してるんだろうか。
日本のプロレスの魅力とは何だろうって考える。日本人が闘いの中心にいて、日本語を喋る。選手の意志をより深く理解でき、共感できる。古くは力道山vs木村政彦に始まり藤波vs長州に燃えた。日本人同士ならではのつばぜり合いは特有の魅力がある。プロレスは国境を超えると言われるけれども、国内だからこその魅力もあるだろう。
ジャンルを揺さぶる転換期かも。この節目にプロレスファンでいることを喜びとして、プロレスを追いかけようではないですか。
その他新日本関連。
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