柴田勝頼「今年に入ってからサヨナラが多すぎる。俺はここで闘う約束をしたい」11年ぶりに新日本プロレス所属に
新日本プロレス3・3大田区総合体育館大会の試合前に、フリー参戦中だった柴田勝頼が新日本プロレスとの1年契約に応じた。
(新日本プロレスワールドより)
・ 03-03(木) 19:00 東京・大田区総合体育館|NEW JAPAN CUP 2016|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング
・ 柴田が新日本所属へ公開契約!新日本選手も出るタイガーマスクアニメ化決定!棚橋がNJC一回戦敗退!
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木谷オーナー「それからもう一人、今までフリーで参戦していた選手、是非とも今日正式に契約したいと思いまして、今日お呼びしております。どうぞ」
(柴田勝頼がリングに登場)
木谷オーナー「柴田選手、ここに契約書があるですけど、サインしていただけますか?」
柴田「えー、今までと、何も、スタンスは変わらないと思います。今年に入ってから、サヨナラが多すぎる。お別れを言いに来てるんじゃないと思う。だから、俺は、ここで、闘う約束をしたいと思います(木谷会長が持つ契約書にサイン)」
(バックステージ 木谷オーナーコメント)
――柴田選手に関してなんですけど、再入団という形になると思うが所属選手として再び闘って欲しいと思った理由は改めて
「まあやっぱりいい試合してますよね。非常に僕思うんですけど、ワールドのおかげでもあると思うんですけどやっぱり色んな試合見れるようになったじゃないですか生だけじゃなくてワールドで。やっぱ平均点が非常に高いですね柴田選手」
――所属になって何か変化はあるんですか?
「リング上の変化はそんなにはないと思う。今までもすごい一生懸命やっていただいたんで、かなり一生懸命やっていたので、まあ、柴田選手アミューズの評価も非常に高いんで、その辺のやっぱり展開もやらしていただきたいというのも当然あります」
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2005年1月に退団していた柴田。所属は11年ぶり。
“フリーを続ける”というのが従来の柴田のスタンスだったが、今年に入って中邑真輔退団などまわりの変化もあった。ファンに対しての意思表明をここですることに意味を見出したのではないかと想像する。
本人、木谷高明オーナーが触れているように、特にリング上の風景は変わらないだろう。ただ、ファンに対する対応に何がしかの規制がかかるのかもしれないし、メディアへの出演も団体を通す必要が出てくるのだろう。新日本でのバス移動と独自の電車移動&宿泊手配を組み合わせていた柴田の巡業風景にも変化が出てくる可能性がある。
だけれども、それをひっくるめての『決められた枠』に柴田は向き合っていく。昨年の柴田インタビューより。
▼Sports Graphic Number 2015年 7/30 号 [雑誌]
2015年7月16日発売!スポーツグラフィック誌「Number」が14年ぶりプロレス特集。2015年の棚橋弘至 中邑真輔「オンリーワンを作った3つの“転機”」 オカダ・カズチカ「世界よ、俺を見ろ」 飯伏幸太「狂気のプロレス伝道師の野望」 真壁刀義「今の新日本は、ホンモノだよ」 柴田勝頼「戻って知ったプロレスの強さ」 AJスタイルズ「新日本にはすべてがある」
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・ (以前に所属したときとは大きく変化した新日本プロレスに戻ってきて)1年ぐらいは『こんな場所にいていいんだろうか』と悩みながらリングに上がっていたけど、ある先輩に『決められた枠の中で、自分の色をどう出せるか。プロはそこが問われるんだ』と言われて、はたと気づいた。はみ出すのは簡単だけど、新日本という枠の中にとどまっていかにして個性を出すか。そこを考えるようになったら、プロレスがどんどん楽しくなってきた。止まっていた時計の針が、ものすごいスピードでまわりだしたんです。
・ 今の新日本にはプロレス用の人格をつくっているレスラーが多い気がする。それはそれでプロとして素晴らしいんだけど、不器用なオレには真似できないし、ハダカでとりつくろってもしょうがないでしょう。ドラマチックなプロレスがあってもいいけど、ナマの感情はごまかせない。
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柴田のナマでナチュラルな闘いは変わらない。いや、いっそう磨かれることを期待したい。
以前の退団を振り返った際に「“新日本”であるために辞めるしかなかった」との見解を出したこともある柴田。新日本プロレスかくあるべしという見方は人一倍持っているだろうし、中にいようと外にいようとこれまでも新日本を背負うつもりで闘ってきたに違いない。
柴田の“新日本プロレス”が改めてスタートする。
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なお、大会では「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦が行われ、勝者が本日3・4後楽園大会に駒を進めている。
・ 03-04(金) 18:30 東京・後楽園ホール|NEW JAPAN CUP 2016|Match Information|新日本プロレスリング
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