柴田勝頼「おやじの影響で、何となく自分もレスラーになるんだろうと思っていました」東京新聞インタビュー
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5日、柴田勝頼のインタビューが東京新聞に掲載された。
・ 東京新聞<家族のこと話そう>おやじが技でエール プロレスラー・柴田勝頼さん暮らし(TOKYO Web)
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プロレスラーだったおやじ(故・柴田勝久さん)は、現役引退後にレフェリーに転身。現役のころにはタッグを組んだ時期もあるアントニオ猪木さんらの名勝負を裁いた。そんなおやじの影響で、何となく自分もレスラーになるんだろうと思っていました。
正月に、長州力さんからお年玉をもらったことがありました。そのとき、長州さんはなぜか米俵を担いで試合会場を歩いていたんですが、体が分厚くてすごい迫力だったのをよく覚えています。
高校ではレスリング部に入り、卒業後の一九九八年に新日本プロレスに入団。おやじはうれしそうだった。早くリングに上がり、おやじに試合を裁いてもらうのが目標の一つでしたが、入団した翌年、おやじはレフェリーを引退。自分のデビューは間に合わず、悔しかった。
東京の後楽園ホールで開かれたおやじのレフェリー引退記念興行で、花束を渡しにリングに上がると、不意におやじに抱え上げられて「ボディースラム」で背中から床に投げつけられた。ずっと前にレスラーをやめ、レフェリーとしても引退するおやじに、まだこんな力が残っているのかと驚きました。「俺はいなくなるけど、ここで頑張れよ」。力を振り絞って、そんなエールを自分に送ってくれたんだと思います。
二〇一〇年の冬、おやじは心筋梗塞で急に亡くなりました。三重県の母親から「倒れた」と電話があり新幹線に飛び乗った。車内で「ダメだったー」というメールがきた。通路に移動して、泣き崩れました。おやじから前日に「元気だよ」ってメールがきたばかりだったのに。
おやじに最後に会ったのは、亡くなる三カ月ぐらい前かな。もっと、親子の時間を大切にすればよかった。お互い酒好きなのに、ほとんど一緒に飲んだことがなかった。メールや電話が多く、じっくり話したことがあまりありませんでした。
おやじが亡くなってから、実家には前より頻繁に帰るようになりました。今、母親は一人暮らし。プロレスの話はあまりしないけれど、いつも心配してくれているんだと思います。落ち込んでいる時に「無理だったら帰っておいで」と手紙をくれたこともあります。レスラーの妻だけあって強い母親だけど、やはり自分が守っていかないと、と思っています。
自分は新日本を一度退団し、総合格闘技や他団体を経験し、また新日本に戻った。悪く思う人もいるでしょうが、人からの評価はそれぞれでいい。強さを追い求めたら、おやじが旗揚げに加わった新日本に戻っていた。どこのリングであろうが自分にしかできない表現や発信、生き方をしたい。自分の信じる道を突き進みます。
聞き手・細川暁子/写真・五十嵐文人
<しばた・かつより> 1979年生まれ。三重県桑名市出身。98年に新日本プロレスに入団し、2005年に退団。他団体、総合格闘技で活躍後、今年3月に新日本に再入団。高校時代からの盟友・後藤洋央紀選手と「同級生 魂のプロレス青春録」(辰巳出版)を共著。
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柴田の父・柴田勝久はプロレスラーであり、引退後にはレフェリーも務めた。そんな父親との思いでいろいろ。
柴田自身が考える「強さ」を追い求めたら、新日本プロレスに戻っていた。柴田よ、“自分にしかできない表現や発信、生き方”を貫く強さを見せ続けてくれ!
ちなみにこのシリーズ、昨年10月には後藤洋央紀が登場している。
・ 東京新聞<家族のこと話そう>両親のおかげで今の俺 プロレスラー・後藤洋央紀さん 暮らし(TOKYO Web)
大阪城ホール大会では、柴田は永田裕志に挑戦。
・ 06-19(日) 16:00 大阪・大阪城ホール|DOMINION 6.19 in OSAKA-JO HALL|Match Information|新日本プロレスリング
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☆6/19(日)大阪城ホール『DOMINION 619 in OSAKA-JO HALL』16:00開始
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]
柴田勝頼
(1/60)
永田裕志
[第11代王者]
※永田初防衛戦
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合 ラダー・マッチ
[挑戦者]
未定
(1/60)
ケニー・オメガ
[第13代王者]
※オメガ2度目の防衛戦
※リング上に吊るされたIWGPインターコンチネンタルベルトを獲得した選手を勝者とする
▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者]
オカダ・カズチカ
(1/60)
内藤哲也
[第64代王者]
※内藤2度目の防衛戦
※全8~10試合予定
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