新日プロによる「選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直し」宣言は実行されたのか? G1日程検証
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昨年の8月20日に、このような宣言が新日本プロレスから発信されていた。
・ ファンの声に向き合う新日本! 7万人G1来場への御礼とともに、選手のコンディションのための日程・開催地見直しを宣言 プロレス-格闘技 カクトウログ
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(前半略)一方で、ファンの皆様からは、長期間に渡る日程と試合数、また連日の移動などによる、選手のコンディションへのご心配も頂いておりました。
今後の『G1 CLIMAX』シリーズにつきましては、選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直しを図り、開催する所存です。
新日本プロレスリング株式会社
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史上最長28日間、史上最多19大会で行われた2015年は、真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス」25回目という記念すべき年。多くのファンが全国各地で楽しんだ一方で、選手の怪我も目立ったシリーズではあった。
新日プロによる“見直し”宣言で日程はどのように変わったのか、比較してみよう。赤字は連日かつある程度の距離を移動する大会となってしまうところ。
『G1 CLIMAX 25』(2015年度日程)
■7月
7月20日(月)15:00開始:北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
7月23日(木)18:30開始:静岡・ツインメッセ静岡
7月24日(金)18:30開始:京都・京都市武道センター
7月25日(土)18:00開始:香川・高松市総合体育館(第一競技場)
7月26日(日)18:00開始:広島・広島グリーンアリーナ
7月28日(火)18:30開始:大分・別府ビーコンプラザ
7月29日(水)18:30開始:福岡・福岡国際センター
■8月
8月01日(土)17:00開始:大阪・大阪府立体育会館
8月02日(日)16:00開始:愛知・愛知県体育館
8月04日(火)18:30開始:宮城・仙台サンプラザホール
8月05日(水)18:30開始:岩手・岩手産業文化センターアピオ
8月07日(金)18:30開始:静岡・アクトシティ浜松
8月08日(土)18:30開始:神奈川・横浜文化体育館
8月09日(日)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月11日(火)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月12日(水)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月14日(金)18:30開始:東京・両国国技館
8月15日(土)18:30開始:東京・両国国技館
8月16日(日)15:00開始:東京・両国国技館<優勝決定戦>
『G1 CLIMAX 26』(2016年度日程)
■7月
7月18日(月)15:00~ 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
7月22日(金)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月23日(土)18:30~ 東京・町田市立総合体育館
7月24日(日)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月25日(月)18:30~ 福島・ビッグパレットふくしま
7月27日(水)18:30~ 長野・ビッグハット
7月28日(木)18:30~ 埼玉・所沢市民体育館
7月30日(土)18:00~ 愛知・愛知県体育館
7月31日(日)16:00~ 岐阜・岐阜産業会館
■8月
8月01日(月)19:00~ 香川・高松市総合体育館
8月03日(水)18:30~ 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月04日(木)18:30~ 福岡・福岡市民体育館
8月06日(土)17:00~ 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月07日(日)16:00~ 静岡・アクトシティ浜松
8月08日(月)18:30~ 神奈川・横浜文化体育館
8月10日(水)18:30~ 山形・山形市総合スポーツセンター
8月12日(金)18:30~ 東京・両国国技館
8月13日(土)18:30~ 東京・両国国技館
8月14日(日)15:00~ 東京・両国国技館 <優勝決定戦>
昨年の「史上最長28日間、史上最多19大会」という枠組みは今年も全く同じ。
また、できれば避けたい“長距離移動してそのまま試合”というパターンが、2015年よりも増えている。2016年の大会序盤(第2~4戦)の都内実施はペースをつかみやすいとも言えるが、終盤については昨年の“最終7日間が首都圏”に比べてハードになっている。
加えて、前後に中1日ずつ空いているとはいえ、2016年の首都圏開催日程に挟まれた8月10日(水)の山形大会が唐突で厳しい。どうしてこんな日程を組んでしまったのだろう。
ここまでの情報でみる限り、「選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直し」は行われていない。非常に残念なことであるが、全カードが発表されたわけではない(公式戦以外は未発表である)から、これから何がしかの工夫はされる可能性もある。
<新日プロに実施してほしい点>
・ 2014年以前に設けられていた、選手全員どこかの(公式戦が組まれていない日の)1大会が休みになる編成の復活(各大会全カードの発表も早めに)。
・ 大都市間移動は(選手バスではなく)新幹線での移動とすること。
<ファイト面で選手に気をつけてほしい点>
・ G1シリーズ終盤のダメージ蓄積時はもちろん気を付けるべきだが、実は、シリーズ直前や序盤はハッスルしすぎて怪我をしがち。くれぐれも注意を。
昨年の怪我の状況。
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柴田→右腕(G1開幕前の2大会を欠場)
石井→G1前(7・5大阪城)に左肩鎖関節脱臼
棚橋→首の古傷再発(開幕戦で再発)
中邑→左ヒジ負傷(2大会目で左ヒジにすり傷。ここから細菌感染して4大会目後の深夜に激しい痛み。白血球の数値が異常となった期間、3大会欠場)
矢野→右目を腫らす(5大会目に負傷)
天山→右まぶた(5大会目に負傷)
AJ→右ヒザ外側靱帯損傷か(6大会目のタッグマッチ)
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プロレス自体が過酷である上に、どのエントリー選手にとってもシングルマッチが日程の半分を占めるG1クライマックスは間違いなくハードとなる。選手もファンもテンションが上がってきているところではあるが、前提としての選手コンディションにかかわる工夫はくれぐれもお願いしたいです。
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