ケニーが外国人史上初のG1制覇、柴田とノア大乱闘で開戦濃厚、11・5大阪府立サプライズ予告/G1優勝決定戦まとめ
14日、新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は最終日。両国国技館は超満員札止め。
ケニーは授与された優勝旗をマット上に放置、バレットクラブの旗をなびかせた!
・ 08-14(日) 15:00 東京・両国国技館 <優勝決定戦>|バディファイト Presents G1 CLIMAX 26|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング
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■バディファイト Presents G1 CLIMAX 26
2016/08/14(日) 15:00 東京・両国国技館 観衆10,204人(超満員札止め)
[1]○タイガーマスク&獣神サンダー・ライガー(05分15秒 雪崩式ダブルアームスープレックス→片エビ固め)●デビッド・フィンレー&田口隆祐
[2]●キャプテン・ニュージャパン&ヨシタツ(05分39秒 クロス・フェイス・オブJADO)○邪道&外道
[3]●本間朋晃&真壁刀義(09分10秒 カルマ→片エビ固め)○YOSHI-HASHI&石井 智宏
[4]●中西学&永田裕志&天山広吉&柴田勝頼(10分54秒 バーティカル・スパイク→片エビ固め)マサ北宮&マイバッハ谷口&潮崎豪&○中嶋勝彦
【柴田が中嶋、潮崎と大乱闘!永田、天山も怒り爆発!】
▼IWGPタッグ選手権試合
[5][第71代王者組]○マーク・ブリスコ&ジェイ・ブリスコ(15分21秒 ドゥームズデイ・デバイス→片エビ固め)●ハングマン・ページ&高橋裕二郎[挑戦者組]
※ブリスコ兄弟が初防衛に成功。
【2017年1月4日(水)東京ドーム大会の開催が決定!】
▼ROH世界選手権試合
[6][挑戦者]●小島聡(10分46秒 リーサルインジェクション→エビ固め)○ジェイ・リーサル[王者]
※ジェイ・リーサルが王座防衛に成功。
【試合直前に「TIME BOMB(時限爆弾)は1992時間後に爆発」と11・5大阪府立でのサプライズが予告される】
[7]KUSHIDA&●ジュース・ロビンソン&棚橋弘至&マイケル・エルガン(11分32秒 EVIL→片エビ固め)BUSHI&○EVIL&SANADA&内藤哲也
[8]丸藤正道&矢野通&○オカダ・カズチカ(09分10秒 レインメーカー→片エビ固め)●タンガ・ロア&タマ・トンガ&バッドラック・ファレ
【オカダがファレとの決着戦要求!さらに丸藤ともタイトル戦を熱望!】
▼「G1 CLIMAX 26」優勝決定戦
[9]●後藤洋央紀(26分49秒 片翼の天使→エビ固め)○ケニー・オメガ
※ケニー・オメガが「G1」初出場・初優勝。
【ケニー・オメガが史上初の外国人「G1」覇者に!なんと日本語も解禁!オカダのIWGP王座への挑戦も示唆】
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主だったトピックスは試合結果に挿入して記した通り。
ケニー・オメガの試合後マイク。
・ ケニー・オメガが史上初の外国人「G1」覇者に!なんと日本語も解禁!
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■オメガのマイクアピール
「(前半略)オカダ、お前はIWGPヘビー級チャンピオンだ。俺は、お前を倒したことがない。俺らは、(シングルで)闘ったこともない。でも、今度闘う時は、お前を倒すであろう。だが、俺はわかっている。お前たちは意味がわからないんだろう。
(※以降、日本語で)わからないんだろう(※場内笑)。だから、いまからですね、今回(※場内騒然)・・・今回だけ! ・・・俺が、日本語を話す(※大歓声)。ビックリしてるんだろう!?(ニヤリ) 悪いんですが、いまのところまで、俺がただ日本語を話したくなった。俺はヒール(悪)だからさ(ニヤリ)。(※大歓声に対し)黙れ。ヒールなのに、日本語話せるなのに、お前らの好きな選手が大嫌いですよね。だから、俺が許せない! だから、みんながケニー・オメガ、私のことを応援してくれないと・・・嫌いですね~!(※大拍手&『ケニー』コール)でも、嫌いかどうか、どっちにしても、日本は俺のホーム。新日本は俺のホーム。だから、“そっち”行かない(※大歓声)。グッバイ!! &グッドナイト(※ピストルポーズ)」
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ケニーのバックステージコメントはリンク先で。
・ 第9試合|08-14(日) 15:00 東京・両国国技館 <優勝決定戦>|バディファイト Presents G1 CLIMAX 26|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング
前夜に内藤哲也を撃破した勢いそのままに、ケニーがG1を制覇した。初出場初優勝であり、外国人覇者が初めて誕生となった。盟友・飯伏幸太の技のみならず、旧バレットクラブリーダーズの技が次々と繰り出される。人生の大勝負とはこういうことを言うのだろう。前夜から完全にケニーに流れが来ていたため、会場はケニーコールが圧倒。後藤も表裏の昇天を繰り出したが、3カウントは奪えなかった。
G1シリーズの主役は内藤だったが、最後の最後で“WWE転出組がいなくなった上半期新日本”を内藤とともに支えてきたケニーが輝く。日本語マイクでの「日本は俺のホーム。だから、“そっち”行かない」にはグッと来た。
ケニーとともに現有勢力で歩んでいく新日本の覚悟とオーバーラップもした。G1満員連発という順風を経て、新日本はいよいよ年度後半戦へ。
大会途中には、来年1・4東京ドーム大会が発表され、「TIME BOMB(時限爆弾)は1992時間後に爆発」と11・5大阪府立でのサプライズ予告も。
前半のタッグ戦に登場した柴田勝頼は、試合後に中嶋勝彦、潮崎豪らノア勢と大乱闘。放ったヘッドバットで額から流血するアクシデントもあり、会場は騒然となった。抗争開戦濃厚。
お互いに突っかかる中嶋と柴田。柴田はこのあと潮崎にも突っかかる。バックステージで「ハハハ。冷静な永田裕志がいて良かったね」と永田はコメントしたが、ここでは少し笑みを浮かべる。
かつての東京ドーム大会での乱闘時にコーナーに腰かけた小川直也の姿(1999年1・4新日プロ東京ドーム 小川直也vs橋本真也の通称「1・4事変」)がかぶる。柴田がコーナーに座り、額の血を手で拭う生々しい場面。
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