実にNEVERタイトル年間11戦を闘った柴田勝頼、2011年の棚橋弘至IWGP11戦に並ぶ/柴田が誕生日37歳に
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肩や胸椎、ヒザに負傷を抱えながらも、過酷なシングル王座戦を量産した2016年の柴田勝頼。
この1週間ではNEVER無差別級のみならず、英国でのタイトル戦線にも絡んで新たなベルトを奪取。NEVER奪還とあわせて2冠王となった。
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×11・5大阪 EVIL戦(NEVER防衛に失敗)
○11・10英国 ザック戦(ブリティッシュ王座奪取)
○11・11英国 ヒーロー戦(ブリティッシュ王座防衛)
○11・15シンガポール EVIL戦(NEVER奪取)
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新日本プロレス認定の王座NEVERタイトル戦に絞ると、柴田のタイトル戦は年間11試合を記録した。
・ NEVER OPEN WEIGHT CLASS – 新日本プロレスリング
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▼2016年 NEVER無差別級
柴田勝頼
○1・4ドーム 石井戦(奪取)
○2・11大阪 石井戦(防衛)
○3・19愛知 小島戦(防衛)
○4・10両国 天山戦(防衛)
×5・3福岡 永田戦(防衛に失敗)
○6・19大阪城 永田戦(奪取)
○7・3岩手 本間戦(防衛)
○9・17大田区 フィッシュ戦(防衛)
○10・10両国 オライリー戦(防衛)
×11・5大阪 EVIL戦(防衛に失敗)
○11・15シンガポール EVIL戦(奪取)
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棚橋弘至が2011年1月4日に第56代IWGPヘビー級王者となってから同年間だけで10度の連続防衛を果たしたことがある。この新日認定タイトル戦での年間試合数記録(11試合)に、柴田が並んだ。
それでいて、10・23ノア潮崎豪戦をノンタイトル戦で闘っていたりもするから、記録を狙ったわけでもない。プロレスに取り憑かれて、負傷をものともせず闘い続けたら数字カウントもこうなったということ。2016年は柴田のプロレスが躍進した年として、ボクらの記憶に残っていく。
最新のコメントに心の耳を傾けてみよう。自身のプロレスを他の国にも伝えた年だった。
・ WRESTLING WORLD 2016 IN SINGAPORE – シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズ(サンズ・エクスポ&コンベンションセンター ホールB) – 新日本プロレスリング
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柴田「(※NEVER無差別級のベルトと、RPWブリティッシュ・ヘビー級のベルトを床の置き、自身もその場にあぐらをかく)一つ、思ったのは、アイツが言う通り、もしかしたら、(NEVER無差別級のベルトに手を置き)このベルトは呪われてるかもしれない。ただ、俺としては、あんなヤツに負けたままなら、呪われた方が、まだマシだよ。そういう気持ちです。なんか、1本ベルトが増えちゃったんですけど。この短い期間の間に、何回もタイトルマッチをやったと思うんですよ。もしかしたら、これが2つあるってことは、この比重が2倍になるかもしれない。確実になるでしょうね。とりあえず、体と魂がもつ間は、しっかりと踏ん張るじゃないけど、変わらず闘っていきたいと思います、自分のプロレスを。今日だって、一昨日だって、その前だって、自分のプロレスを、他の国の人間に知ってもらういいチャンスだったと思います。そう考えると、そのチャンスが2倍になったと思って、やっていきたいと思います。なんか、よくわかんないです。とにかく、とっとと日本に帰って、タッグリーグの準備します。以上!ありがとうございました!ありがとう、シンガポール」
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今年を象徴するコメントは、潮崎戦直前のこちらだったように思う。
・ 【10.23横浜vs潮崎戦を前に柴田が心境激白!】「申し訳なくやってるならフリーでやれ」「それなりの覚悟背負って来い、テメェの団体なんだから」 潮崎戦へ辛らつメッセージ連発 柴田勝頼インタビュー
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柴田 それを望むんであれば、それはそれでいい。ベルトが懸かってようが、どこのリングだろうが、やることは一緒なんで。俺としては。どこに行っても、誰と試合しても、俺は俺でいられる…柴田勝頼でいられる自信があるんで。だから、ベルトじゃなくて(潮崎の)俺と勝負したいって気持ちには、しっかり応えるつもり。できれば新日本のリングでやりたかったけど
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闘いを求める過程で新日プロを飛び出し、新日プロに喧嘩を売ることでリターン。フリーのスタンスそのままに、新日所属となった。こういう言い方をすると本人の本意ではないかもしれないが、ファンは柴田の数々の試合に魅せられながら、柴田の進路の節目節目で「闘うということは一体何なのか」を、柴田と一緒に試行錯誤してきたように思う。
現在の到達点が「どこに行っても、誰と試合しても、俺は俺でいられる…柴田勝頼でいられる自信があるんで」という言葉に集約されているのではないだろうか。
柴田は、きょう11月17日に誕生日を迎えて37歳に。2冠王になったばかりのタイミング、おめでとうございます!
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