柴田勝頼、意識しっかりで会話も可能、良好な経過/選手のためにできることとは? 新日本が今年のG1日程・開催地を改善
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新日本プロレス4・9両国国技館大会後に救急搬送された柴田勝頼。搬送直後には「硬膜下血腫」による緊急手術が行われていたこと、命に別条がなく、体の麻痺の回復傾向があることが10日に発表されていた。
・ IWGP戦後の退場途中で倒れ救急搬送された柴田勝頼、硬膜下血腫が見つかり5時間超の緊急手術を受けていた プロレス-格闘技 カクトウログ
続報。11日になって、東スポ記事に「意識もしっかりしており会話も可能」「右半身のまひも回復の傾向」「試合の記憶もはっきり」「良好な経過」などの言葉が並んでいる。
・ 「硬膜下血腫」で緊急手術の柴田勝頼 迫られる判断 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース
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搬送先の病院で硬膜下血腫と診断され同日未明から約5時間にも及ぶ手術が行われた。関係者によると手術は無事に成功し、10日現在で術後の意識もしっかりしており会話も可能な状態。試合直後に見られた右半身のまひも回復の傾向にあり、試合の記憶もはっきりしているという。
急性の硬膜下血腫は頭部外傷でも重傷とされ、これまでのマット界でもたびたび死亡事故が起きた。柴田の場合は早急かつ適切な処置があり、血腫の量も少なかったことから、良好な経過につながっていると見られる。とはいえ、今後についてはかなり慎重な判断が迫られることになる。
柴田は次期シリーズ(22日、後楽園ホールで開幕)の全休が発表され、団体も術後の経過を見守る方針。新日プロの医事委員会に名を連ねる国際医療福祉大学三田病院の朝本俊司医師(脳神経外科、脊椎脊髄外科)は「医学的エビデンス(根拠)はないんですが、再発しやすいとも言われています。プロレスラーとしての今後となれば、厳密な検討が必要になるでしょう。決して楽観はできない」と話した。
だがその一方で、エールも続々と届いている。
(中略)
柴田とは三重・桑名工業高校時代の同級生で、盟友かつライバル関係にある後藤洋央紀(37)も本紙の取材に対し「回復を祈ってます。柴田といつかIWGP戦を戦うというのは、今でも俺の夢なんです。何よりも柴田の強さを信じています」と胸中を明かした。
突然、トップレスラーを襲ったアクシデントは業界全体にとっても大きな衝撃。今は柴田の「男の根性」を信じ、ただ復活を祈るしかない。
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記事にあるように楽観はできないし、回復には時間がかかる。そして、回復が即復帰であるわけでも全然ない。プロレスにおける硬膜下血腫は生死に直結するのであって、柴田を生かしてくれた運命には感謝したい。これからも日々を生き抜くことが何よりも大切なこと。
・ 意識障害のケースも/硬膜下血腫とは - プロレス 日刊スポーツ
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◆硬膜下血腫 硬膜と脳の間に血腫が形成された状態のこと。急性の場合、原因のほとんどが頭部外傷によるもので、脳挫傷を伴うことが多い。受傷直後に意識障害となるケースもあるという。
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両国国技館では万雷のシバタコールが発生したが、ボクらで引き続き魂のシバタコールを送り続けようではないか!
12日発売の週刊プロレス誌は、レインメーカーを仁王立ちで受ける柴田が表紙。
・ オカダと柴田がIWGP王座を懸けて40分近い大激闘!4.9両国大会を大特集!! 今週の『週刊プロレス』は4月12日(水)発売!
関東地区15日深夜テレ朝『ワールドプロレスリング』はオカダ・カズチカvs.柴田勝頼IWGP戦を放映。
■4/15(土)26:00~26:30
■ワールドプロレスリング
テレビ朝日(地上波)ジャンル:スポーツ - 相撲・格闘技
様々な格闘技団体が乱立する昨今、最強伝説はいつも新日本プロレスの青いマットの上で誕生してきた。ワールドプロレスリングは真の強さを追い求める闘いを見せます。
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闘いであり試合であるプロレスには、当然のように危険が伴う。選手たちはファンの夢を背負い、覚悟をもって闘っている。選手のコンディション維持と収益の両立は団体にとって非常に難しい問題だ。柴田の場合は急性で硬膜下血腫になったという見方が一般的だが、特に昨年からのシングル戦連発によるダメージが蓄積していたことも間違いない。改めて選手のコンディション維持のために何ができるのかと考えることも必要だろう。
1年で最も過酷な日程とされるG1クライマックスの日程が両国大会中に発表された。
昨年の以下記事に今年分を追加して比較。赤字は連日かつある程度の距離を移動する大会となってしまうところ。
・ 新日プロによる「選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直し」宣言は実行されたのか? G1日程検証 プロレス-格闘技 カクトウログ
『G1 CLIMAX 25』(2015年度日程)
■7月
7月20日(月)15:00開始:北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
7月23日(木)18:30開始:静岡・ツインメッセ静岡
7月24日(金)18:30開始:京都・京都市武道センター
7月25日(土)18:00開始:香川・高松市総合体育館(第一競技場)
7月26日(日)18:00開始:広島・広島グリーンアリーナ
7月28日(火)18:30開始:大分・別府ビーコンプラザ
7月29日(水)18:30開始:福岡・福岡国際センター
■8月
8月01日(土)17:00開始:大阪・大阪府立体育会館
8月02日(日)16:00開始:愛知・愛知県体育館
8月04日(火)18:30開始:宮城・仙台サンプラザホール
8月05日(水)18:30開始:岩手・岩手産業文化センターアピオ
8月07日(金)18:30開始:静岡・アクトシティ浜松
8月08日(土)18:30開始:神奈川・横浜文化体育館
8月09日(日)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月11日(火)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月12日(水)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月14日(金)18:30開始:東京・両国国技館
8月15日(土)18:30開始:東京・両国国技館
8月16日(日)15:00開始:東京・両国国技館<優勝決定戦>
『G1 CLIMAX 26』(2016年度日程)
■7月
7月18日(月)15:00~ 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
7月22日(金)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月23日(土)18:30~ 東京・町田市立総合体育館
7月24日(日)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月25日(月)18:30~ 福島・ビッグパレットふくしま
7月27日(水)18:30~ 長野・ビッグハット
7月28日(木)18:30~ 埼玉・所沢市民体育館
7月30日(土)18:00~ 愛知・愛知県体育館
7月31日(日)16:00~ 岐阜・岐阜産業会館
■8月
8月01日(月)19:00~ 香川・高松市総合体育館
8月03日(水)18:30~ 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月04日(木)18:30~ 福岡・福岡市民体育館
8月06日(土)17:00~ 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月07日(日)16:00~ 静岡・アクトシティ浜松
8月08日(月)18:30~ 神奈川・横浜文化体育館
8月10日(水)18:30~ 山形・山形市総合スポーツセンター
8月12日(金)18:30~ 東京・両国国技館
8月13日(土)18:30~ 東京・両国国技館
8月14日(日)15:00~ 東京・両国国技館 <優勝決定戦>
『G1 CLIMAX 27』(2017年度日程)
■7月
7月17日(月・祝) 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
7月20日(木) 東京・後楽園ホール
7月21日(金) 東京・後楽園ホール
7月22日(土) 東京・後楽園ホール
7月23日(日) 東京・町田市立総合体育館
7月25日(火) 福島・ビックパレットふくしま
7月26日(水) 宮城・仙台サンプラザホール
7月27日(木) 新潟・アオーレ長岡
7月29日(土) 愛知・愛知県体育館
7月30日(日) 岐阜・岐阜産業会館
■8月
8月01日(火) 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月02日(水) 福岡・福岡市民体育館
8月04日(金) 愛媛・アイテムえひめ
8月05日(土) 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月06日(日) 静岡・アクトシティ浜松
8月08日(火) 神奈川・横浜文化体育館
8月11日(金・祝) 東京・両国国技館
8月12日(土) 東京・両国国技館
8月13日(日) 東京・両国国技館 <優勝決定戦>
28日間・全19戦という枠組みは変わらない。ただ、2年ぶりに後楽園ホール3連戦が復活したこと、昨年の山形のような唐突な日程がないことで、一昨年並みにまで日程・開催地が改善した。ハードである前提はそのままだが、ギリギリ改善したところにもっていく取り組みは評価したい。
選手のコンディション維持のためには様々な面での改善・サポートが行えるはずであり、新日本には少しでもプレイヤーズファーストに近づけてほしいと思う。
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