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2017.05.06

天龍源一郎「機嫌よく帰った日? IWGP獲った日と鶴田に勝った日かと」~ドキュメンタリー映画都内凱旋上映で家族と登壇

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 GW中にアクアシティお台場「ユナイテッド・シネマ」でドキュメンタリー映画『LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-』都内凱旋上映が行われた。天龍のみならず日替わりでゲストが登壇してのトーク付きで7日間行われ、ファイナルは5日の嶋田まき代さん(天龍夫人)、嶋田紋奈さん(愛娘)との家族での顔合わせとなった。

 こちら足を運んできました。元東スポの柴田惣一氏が司会。

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 引退発表から引退試合までの激動の1年間を収めた映画は家族にとって涙あり笑いあり。この日は観客と一緒に鑑賞をしてからのトークとなったが、紋奈さんは「化粧が全部とれちゃいました」と、涙なしでは見られなかったことを切り出した。

天龍「プロレス界が右肩下がりだったときに引き込んじゃって。今でもプロレスに娘の青春を割かせちゃったという思いはあります」

紋奈さん「お手伝いをしようと思っていただけだったのに、いつの間にか…(天龍プロジェクトの)代表をしようとは思ってなかったんで」

まき代さん「まっすぐな性格じゃ誰か(天龍のこと)がありませんでしたから(笑)。ただ、ひたむきさをとってしまうと天龍じゃなくなる」

天龍「ボクの方が右か左しか言わない、極端にしか言わないからね」

紋奈さん「仕事は(天龍が)私に愚痴ることはありますけど、私は業務について母に愚痴るという。すべてを受け止める母は大変だったと思います」

まき代さん「(その日の試合に)勝ったら機嫌がいいとは限らなくて、勝とうが負けようが納得すると機嫌がいい。家族としては無事でいてもらえるといいんですけどね」

天龍「勝ち負けじゃなくて、有力な選手たちと顔を合わせているわけなんで、力を発揮してもらえると満足というのはあった。そして試合後は銀座で気持ちを落ち着けてから帰ってました」

機嫌よく帰ってきた日というのは?

天龍「IWGP獲った日とジャンボ鶴田に勝った日かと」

まき代さん「ベルトを獲っても通常は会社が預かるものなんですけど、IWGPのベルトだけは持って帰ってきました。UNのときもそうだったかな? でも、(熱い時代の真っ只中だった)新日本さんのベルトを獲ったのはよほど嬉しかったんじゃないかと」

※1999.12.10大阪府立体育会館、武藤敬司戦で奪取。

紋奈さん「プロレスを始めた頃なんかはタイガージェットシンだの上田馬之助だの(の反則攻撃を食らって)怪我をして帰ってきては休まないので心配で心配で」

まき代さん「抜糸は全て母でした」

紋奈さん「ときどきナース。無免許です」

天龍「紋奈は中学の時に先生の許可とって、(レッドシューズ)海野が運転手、石井(智宏)とコイツがトラックの後ろに乗ってっていう。そういうところからやってて偉いんですよ」

引退については家族で話し合った?

天龍「彼女(まき代さん)が乳癌とか胆石になって自分が家にいなきゃと思ったから。それにプロレスも盛り返してきたから、もう辞めるよと。『悔いはないの?』とはさんざん聞かれたけど。いろんな人と闘えて、腹一杯の人生ですよ」

まき代さん「家族ですから。何があっても一番の理解者であるのが家族」

紋奈さん「家族は終わらないので」

天龍「レスラーの人は敏感。お客さんの求めることはわかっている。だから(今のレスラーたちにプロレス界は)まかせておけば大丈夫ですよ」

ここで川野浩司監督も登壇。なくなくカットしたところもある、等のコメントを出した。

天龍「小鹿さんがロビンソンのパートナーに推してくれたところから始まった。馬場さんには『天龍のようなへそ曲がりは使えない』と言われたらしいけど」

 参考。
・ 天龍に頼まれプロレス復帰…グレート小鹿<5> ライフ 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
##
 実は、天龍がプロレスラーとして大成するきっかけは、俺が作ったと思っているんだ。81年にディック・スレーターが日本に来れなくなってビル・ロビンソンのタッグパートナーがいなくなったとき、俺は馬場さんに「天龍にやらせてくださいよ」って言ったんだ。
 アメリカでデビューして日本に帰って来てから、彼はふてくされている感じだった。思うように試合ができず、客も評価してくれない。練習にも身が入らなくて、引退するかどうかの瀬戸際だったと思うんだよ。でも、俺はチャンスをあげるべきだと思ったんだ。
 馬場さんは最初、「天龍に務まるかよ」と言ってたけど、2、3日したら「やっぱり使うことにしたよ。たまにはお前もいいこと言うな」って言ってきた。別の外国人呼んで金払うより、天龍を使った方が安上がりだからね。天龍はと言うと、大いにはりきってチャンスをものにして、それからプロレス界の看板にまで出世していったんだ。

##

天龍「これね、馬場さんとのゴルフを小鹿さんが重ねて、馬場さんにピンそば40センチのものを『これもうOKですよ』って(オマケして)やってきた、その積み重ねですよ(笑)」

紋奈さん「急にここ2年で(小鹿さんが)その話をするようになりました」

監督「映画が完成してから、そんなことを喋っていると知ったんで」

紋奈さん「これは、DVD特典映像は小鹿さん(インタビュー)で(笑)」

みなさんにとっての家族とは?

天龍「ボクが相撲に入ったとき先輩に言われたのは、まとまるかまとまらないかのときにウンというのが男の役割だと。家族のために飲み込むんだと。家族は気休めにもなるし、力になる。この年になって家族がいるのがいちばんの気休め。家族がいたから(選手だったときも)飲みに行けたりネエちゃんにちょっかい出せた。すべては帰るところがあったから」

まき代さん「言い訳が長い!」

紋奈さん「理解する方がムリ!」

天龍「みなさんに今日はいいことを教えますよ。お金は入った以上に使わなければ大丈夫!」

紋奈さん「…できなかった人の言葉ですから!」

あなたにとって天龍とは?

監督「もしかしたら今後の監督人生を変える人。ドラマとかもぜひ出てください」

まき代さん「難しいですけど『運命の人』かと。この夫婦以外には考えられない。(他の人では)難しいと思います。3回は離婚してるだろうと」

天龍「プロレスラーは思ったほど稼いでない。結婚した後に彼女が実家のお店を手伝ってて、なんでと思ったけど、生活の足しにしてくれていて。後で知って恥ずかしかった」

紋奈さん「(天龍は)私が頑張るときの矢印です」

天龍「現役30年過ぎたときに(まき代さんに)『私も30年』って言われたことがあって、なぜ30年だろうと思ったけど、30年待ってくれてたんだなと。後になって『私も30年』の意味に気づいた。奥さんはそういう存在。みなさんも大事にしてください」

天龍「それにしても、長州には眼帯つけてるいちばん悪いときに(映画にコメントで出てくれて)申し訳ない。でも長州はいまだにWAR(ダブルエーアール)を『ワー』って呼んでるんだよね」

紋奈さん「対抗戦したのに!」



 途中で「ユナイテッド・シネマいい度胸してるよ」と天龍がコメントしたが、「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」は、4月29日より営業開始となったユナイテッド・シネマのオープニングプログラムの1本として上映された。お台場には披露宴とか特別なことがないと足を運ばない方だが、なかかな近辺はイベント盛りだくさん。それでいて開放感もあり、お出かけ&映画というのもあり。

 みなさん、ユナイテッド・シネマのご利用を!
・ ユナイテッド・シネマ お台場 お台場 映画館

 当日券もけっこう出たのでしょう。劇場はほぼ満員。

 ドキュメンタリー映画。試合は部分部分が挿入される程度で、控え室や会見といった舞台裏から試合の背景が描かれていた。されど、一転して引退試合のオカダ戦は長めに試合で尺がとられる。オカダの華麗かつ厳しい攻め、耐える天龍。不思議なもので、これを見せられると今度は“背景がにじみ出た”ように感じた。

 途中では2015年9月後楽園での天龍&柴田勝頼vs.鈴木みのる&飯塚高史戦も挿入される。天龍はこの4人を“自分で今の立場をつかんだ選手たち”とのニュアンスで評した。試合後には昭和プロレス継承を口にした柴田だったが、今は別の“闘い”に臨まざるを得ない状況なのもなんとも言えない気持ちになる。

 プロレスとは伝承文化。命のやりとりまでも伴う文化の伝承。

 あらゆる団体に龍魂を注入しての引退ロードはIWGP王者も巻き込んでの奇跡だった。天龍と周りのプロレスへの強い思いに何度も涙する。上映あるいはDVDを手にして、一人でも多くのプロレスファンにこの映画に接してほしいです。

               * * *

 天龍のテレビ出演情報。

▼テレビ 12日(金) くりぃむナンチャラ 天龍源一郎が出演
■5/12(金)26:20~26:50
■くりぃむナンチャラ
テレビ朝日(地上波)ジャンル:バラエティ - トークバラエティ

【くりぃむナンチャラ】2017年5月12日(金)放送 予告動画

5月12日(金)
★プロレスマニア王決定戦
【出演者】くりぃむしちゅー
【解答者ゲスト】博多大吉 長州小力
【天の声】天龍源一郎
お笑い界でトップレベルにプロレスに詳しいくりぃむしちゅー
そこで!今回、マニアックなプロレス知識を競い合う
『プロレスマニア王決定戦』を開催!
プロレスマニアであるゲスト博多大吉・長州小力をむかえて、
様々な角度のマニアックな問題を出題!
前回、行った「天龍クイズ」も復活
芸人界ナンバーワンのプロレスマニア王を決めよう!


↓最新情報はこちらから

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>> 映画 LIVE FOR TODAY -天龍源一郎- 2017年2月4日(土)より全国順次ロードショー!
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